鎌倉仏教は世界に何を提言し得るか。道元・親鸞・日蓮のもつ世界性と今日性を、西洋思想の根幹と対比しつつ人間学的視野から広く深く分析する。後半は日蓮と現代に的を絞り、キリスト者内村鑑三の日蓮観、文学者宮沢賢治、軍事科学者石原莞爾の信仰の内面深く立入り、本質を分析する現代人必読の書。
本書は、鎌倉時代の相論に対する鎌倉幕府の裁決状である関東裁許状330通・六波羅探題裁許状77通・鎮西探題裁許状226通合計633通を蒐集し、関東・六波羅・鎮西に類別し、編年順に収録したものである。本巻「関東裁許状篇」には、関東裁許状のほか、将軍家政所・侍所・問注所・雑人奉行等鎌倉幕府諸機関による裁許状等、及び北条氏執権の家領に対する裁許状をも併せ収録した。
本書は、鎌倉時代の相論に対する鎌倉幕府の裁決状である関東裁許状330通・六波羅探題裁許状77通・鎮西探題裁許状226通合計633通を蒐集し、関東・六波羅・鎮西に類別し、編年順に収録したものである。本巻「六波羅・鎮西裁許状篇」には、六波羅探題裁許状及び鎮西探題裁許状を収録した。
学校時代のよい思い出に、知らない町をたずねてみよう!生きた社会科の副読本。体験学的に役立つ。
源氏が亡び、北条氏が滅び、あとにささやかな寺が残った。その寺に草木が芽ぶき、花を咲かせる。鎌倉の人びとが花を育てる気持には格別なものがあるように見受けられる。とくに古寺の境内で。比較的小さな寺の、素朴ないろどりに心がひかれる。枯れた葉が地面にはりついている冬、それを押しのけるようにして花の芽が地上に出る早春、それはすばらしいいのちの輝き、そんな思いをこの小冊子にこめてみたいと思ったのである。
外圧によって発展して来た日本の姿を回顧し、これからの多難な時代を乗り切る基本的戦略を考え、21世紀を展望する。
この本は、日本の歴史の中のだいじなできごとが、いつおこったかがすぐわかるように、年表式にまとめてあります。一つのできごとを、2ページでえがいてあるので、とてもまとまりがよく、理解しやすくなっています。また、まんがでえがいてあるので、楽しく読みながら、歴史の移りかわりを学ぶことができます。
本書の特色は、「味」を中心に、「味」と「歴史」を一度にご満足いただけるよう編集に工夫を凝らした点です。
幕末のシルクロード-幻の道。鎌倉〜秩父〜藤岡を経て、信州へ続く、渓谷美あふれる古道。
日本の伝統的市街住宅である町屋の形成過程を解明した、画期的労作。『年中行事絵巻』や『一偏上人絵伝』などの建物描写から、町屋・桟敷屋・附属屋・門屋などの構造的特徴を読み取る技、一片の土地家屋売券から建築物の構造や家地形態を復元する作業。-建築史学と文献史学の見事な総合の一典型。
本巻は、元応2年(1320)8月より、元亨3年(1323)4月に至るまでの文書を収めた。元応は3年2月25日に元亨と改元され、元亨2年には閏5月であるので,月数で言えば、22ヶ月即ち1年10ヶ月である。