「主イエス・キリストの恵みに生きること、それは、何よりも教会に生きることです」教会生活のありようを問い直すことの中から生まれた287の問答。教会の制度・礼拝・説教・聖餐・洗礼・結婚・葬儀・諸集会・教会学校など、どのように考え、どのように行ったらよいか、鎌倉雪ノ下教会の実例に則し、具体的に分かり易く解説。『雪ノ下カテキズム』姉妹篇。
文献・考古・地名・絵巻・伝説・歌謡などの資料を駆使し、日本列島を豊かに包み込む海とそこを舞台に、アジア大陸まで奔放に活動した中世人の生活と心を風景として描き出す。
鎌倉仏教を論理や体系でなく“生きた宗教”として捉えた気鋭の一書。
あくまでも歴史の流れにこだわりながら、年表、地図、時刻表を手にして訪れる歴史紀行、平安鎌倉史篇。「古代史紀行」につづく“日本通史の旅”第二弾。
鎌倉は文士の町。その湘南・鎌倉に住む著者が、編集者として25年、里見〓@4CEE@、永井龍男、小林秀雄、堀口大学など仕事を通して知遇を得た文人たちとのこぼれ話から、湘南の暮らしぶり、身辺雑記までエピソード豊富に描く。文士のプロフィールが編集者の目で巧みにとらえられている。
病むのが人間なら脈を取り、心音を聞いて下さるお医者さまもまた人間なのだ。金田先生は、この出会いと別れの流れの中に佇んで、人間である自分が医師であることにじっと耐えて、最善を尽くすべく努力していらっしゃる。現代版赤ひげ先生診療日記。
四季の折々に鎌倉を訪ねるための見どころと、味どころ、器などおみやげの店を紹介します。
壮大な武家屋敷の跡が、小学校の敷地の下から現れた。軒を連ねる浜辺の倉、華やかな寺院、町屋の庶民生活…。「中世考古学」は古都のイメージをつぎつぎと塗りかえる。盛んな交易で中国にまでつながり、あらゆる物資を貪欲に呑みこんだ東国最大の都市。発掘の最前線に立つ学者が「もののふの栄華」を明らかにする。
今小路西遺跡(御成小学校内)発掘調査報告書1990。