治承四年(1180)八月、伊豆で目代屋敷を襲い、平家への反撃の狼煙を上げた頼朝は、源氏ゆかりの者や坂東武者を束ね、鎌倉で京の清盛を伐つ準備を着々と整えていた。その頼朝の蜂起を鈍らせていたのは、弟・義経が身を寄せていた奥州の支配者・藤原秀衡の動向。秀衡は頼朝にとって、後方でじっと見つめている羆だった。その間隙をつくように、木曾で義仲が挙兵、入洛!決戦の火蓋が切られた!血で血を洗う源平の戦い!源氏の棟梁の座をめぐる骨肉の争いに、ついに奥州の眠れる羆・秀衡が動きだした…。
回路解析において重要で、しかも基本的な事柄を理解しやすいように有機的にまとめた絶好の入門書である。まず1章から3章では、身近で理解が容易な直流を対象とした回路解析を記述する。そのなかでも、以降の章の内容を把握するために重要なオームの法則とキルヒホッフの法則について、その意味と応用を詳細に取り扱う。4章から10章は、交流に対する回路解析である。特に正弦波交流では、回路学の鍵となる複素記号法を確実に習得することに力点をおいて詳述する。11章から13章では、回路設計の点から有用な過渡現象の解析法を述べる。最後の14章では、近年信号の高周波数化により、通信分野で重要な課題となっている分布定数回路の基礎を平易にまとめてある。
そこはちがう空気選ばれた光ー建築の可能性をひろげる斎藤裕の軌跡。最新作をふくむ15作品。スケッチ・詳細図面多数。
本書では寺社に咲く花を主とし、「草花」と「花木」に大別して収録してあります。これを季節別「冬・春・夏・秋」に分け、原則として花の咲く順に配列しました。さらに、野路山路などで出会える「野性の花」も紹介してあります。
最新アルバム「海のYeah!!」+シングル「LOVE AFFAIR〜秘密のデート」と「PARADISE」を収録。
古都の風情ある鎌倉と、異国情緒漂う横浜。歴史ある町並みを“食べ歩き”散歩。古都・鎌倉と、港町・横浜は、すぐ近くなのに、全く異なった「色」を持つ個性的な町。そんな2つの町の今と昔を訪ねながら、おいしいものを食べ歩くお散歩コースをセレクト。歩行距離、所要時間がすぐ分かるモデルコースを提案します。
ハイセンスの暮らしにふさわしい美食器はどこの店で手にはいるのでしょうか?東京と鎌倉の名店を訪ねれば、間違いはありません。本書は、東京と鎌倉にあるお店のベスト100を選んでみました。
日本人は漢字とどう付き合ってきたか。漢字・片仮名・平仮名を駆使して文章を書く、この、現代人にとっては当たり前の行為の源は?漢字とはじめて出会った私たちの祖先の創意と工夫の跡をたどり、いま、日本の漢字文化を考える。貴重な文字資料の写真・図版、多数収録。
古代から現代へと、滔々と流れる“ことばの大河”を、「中世ことば」を舵とりに下りながら、岸々に展開する人々の生活をながめてゆく。
武家政権の誕生から、戦国の世の幕開けまで-武士が貴族にとってかわった、この300年間は、それまでの「日本の常識」がすべてくつがえった時代だった!この混乱の時代に、勝ち残った者は誰か、そして、その勝因はどこにあったのか-日本史の転換期を彩ったさまざまな人物像を通して「武士の時代」を描く。
当初、大仏は木で造られていた。弘長2年の謎、執権北条氏の策略。これまで知られることのなかった歴史を大仏を通して描く注目の書。