日本と海外の住まい手による、自由でわがままで魅力的な暮らしを紹介する特集「居住空間学」。2024年は「自分に似合う部屋」というテーマのもと、愛情たっぷりに手が加えられた空間の数々をご紹介します。古い民家を改修し続けるガラス作家の家、都市部マンションの快適なリノベーション、名作集合住宅内のお引っ越しなど……暮らしのカタチはさまざまなれど、今年も情熱を注がれた居住空間がたくさん集まりました。海外編は「建築家に託した夢の家」。アメリカ在住の現代美術家・蔡國強の自邸も訪ねます。居住空間はますます自由です!
特集
居住空間学2024 自分に似合う部屋。
自分好みを抽出して組み合わせた、サンプリングハウス。
松島大介〈PADDLERS COFFEE〉代表
ヴィンテージマンションの中に設(しつら)えた、豊かな余白。
新保慶太 アートディレクター/新保美沙子 アートディレクター
フレンチヴィンテージと日本家屋が出会った、鎌倉の静かな暮らし。
Thierry Lamoine〈Galerie One〉オーナー
それでも住んでみたいと思わせる、機能に勝る意匠がある。
鈴木恵太 デザイナー/北畑裕未 デザイナー
長く使い続けた北欧家具をまっさらな空間で。
池田講平〈調理室池田〉オーナー/池田宏実 料理人
祖父母の暮らしと家族の記憶を引き継いだ、もう一つの場所。
小野寺匠吾 建築家/有田千幸 国際薬膳師
好きなものに囲まれてのんびり過ごすセカンドリビング。
江藤公昭〈パピエラボ〉ディレクター/増崎真帆 マネージャー
ピーターさん家(ち)。
ピーター・アイビー ガラス作家
Dream House 建築家に託した夢の家。
安らぎ、そして創造のみなもと。フランク・ゲーリー設計のわが家。
蔡 國強 現代美術家
C(シャルロット)・ペリアンの英知が詰め込まれた山の家。
河村勇樹 映画監督、フォトグラファー
住み手の遊び心を形にしたダイナミックな家。
Birgit Lyngbye Pedersen デザイン史家
住み継ぐ。 衣笠山の家
好きなものが自分らしさをつくる。
御成敗式目は一二三二年、鎌倉幕府三代執権の北条泰時により制定された。源頼朝以来の先例や武士社会の道理(慣習や道徳)に基づくとされ、初の武家法として名高い。主たる対象は御家人だったが、その影響力はやがて全国規模に拡大する。画期的と評されるこの法はどのように生まれ、なぜ広く知れ渡ったのか。主要な条文を詳しく解説し、受容の実態や後世への影響を視野に、「最も有名な法」の知られざる実像を明かす。
“時のイシ”を求め、源義経一行と行動するタイムドリフター。難所続きの彼らの運命をコナンがみちびく!全編オールカラー、ふりがな付き。低学年からでも読みやすい歴史エンターテインメント!!
この本は、マンガと解説が融合した最強の入門書です。教科書ではそっけなく書かれている哲学者・宗教家が実際はどんな人物だったのか、マンガで紹介。偉大な思想家たちを身近に感じられるとともに、ビジュアルでイメージできます。さらに、大手予備校の実力派講師が、詳しく丁寧に解説。対立する哲学や同じ系譜の思想なども、体系的に理解できます。つまり、マンガで楽しく、フルカラーで見やすく、本格解説でしっかり学習できます。スラスラ読めて、記憶に残る!入試の基礎固めだけでなく、日常学習にも最適。
古ぼけた時計店の地下にある「鎌倉うずまき案内所」。そこには、双子のおじいさんとなぜかアンモナイトが待っていて…。会社を辞めたい20代男子。ユーチューバーを目指す息子を改心させたい母親。結婚に悩む女性司書。孤立したくない中学生。40歳を過ぎた売れない脚本家。ひっそりと暮らす古書店の店主。平成を6年ごとにさかのぼりながら、悩める人びとが「気づくこと」でやさしく強くなるー。ほんの少しの奇跡の物語。
「呑んだ、食べた、うまかった!」と仲間で騒いだ若い頃の居酒屋巡りももちろん結構。しかし、歳を重ねた身には一人旅こそ快適。あるのは誰気兼ねなく好きに過ごせる時間だけ。口開けまで、と気になった美術館を巡り、名所の碑文・銘文をじっくり眺め、常連ばかりの喫茶店で一休み。そうして土地をより深く知ったのち、これと決めた名店でやる一杯の美味さよー孤高の居酒屋評論家がたどり着いた居酒屋旅がここに。
年齢を重ねると「いつかはひとり」の不安を感じることが多くなります。大切な家族や親しい友人が亡くなったとき、あるいは日常のふとした瞬間に、言葉にできない「孤独」を感じることはありませんか?
たとえ「ひとり」でも、自分の時間を充実させ楽しむことができれば、人生は違ったものになるかもしれません。「誰かと一緒」に縛られているのはあなた自身、「ひとりでも大丈夫」と思うのもあなた自身。「ひとり」への意識を変えるのは自分自身です。そこで今月の『ゆうゆう』では、すべての読者の方が「ひとり上手」になるためのヒントを集めました。
女優の川上麻衣子さん他、ひとり時間を楽しんでいる方のインタビュー、心地いい「ひとり暮らし」のお宅拝見、そして「ひとり」不安や悩みに答える「ひとりの相談室」。今、家族と暮らしている方にも、ひとりで暮らしている方にもお役立ちの内容です。「ひとりでも大丈夫」と思えれば、これからの人生やりたいことはまだまだあります! 可能性がぐんと広がります!
『ゆうゆう』4月号その他のおすすめ企画は
【旅】
穏やかな陽気に誘われて、出かけてみませんか?
春の鎌倉散歩
【学び】
脳を鍛えて心をうるおす
趣味と学びで自分磨き
橋 幸夫さん
【料理】
体にやさしく、おいしい
毎日食べたい米粉レシピ
【ファッション】
おしゃれ度アップのメガネ探し
【暮らし】
すっきり心地よく
大人暮らしの「無印良品」
シニア向け住宅選びのポイント
【健康】
自律神経を整えて健康寿命を延ばす
「ゆうゆう」はこれからのあなたの人生を前向きに変えます
栗原はるみ77歳、私の「人生を決めた料理」を選びました
ささやかでも自分の好きなものに囲まれた生活は、
それだけで明るく、幸せな気持ちになる。
今年3月に77歳になった栗原はるみが、
改めて向かい合ったのは、「私が好きなもの77」。
そしてメイン特集は「人生を決めた料理」。
2万以上あるレシピのなかから選び抜いた、
料理家としてのキャリアを代表する料理とは?
別冊付録はたっぷり野菜を食べたいときにぴったりな、
「サラダとドレッシング」のレシピをまとめました。
他にも鎌倉旅の特集など、盛りだくさんです。
●特集『人生を決めた料理』
これまでも、そしてこれからもずっと作り続けたい、
料理家として大切に作ってきた料理、自分が大好きな料理、
家族との思い出のある料理。厳選して63レシピ紹介します。
・私が好きなレシピ、ベスト3
・変わらず好きなのは、根菜
・たくさん食べてもらいたくて、いつもの料理で人を呼ぶ
・揚げ物がを食べると、元気が出る
・簡単に、焼きたてのパンを食べたくて
・母から引き継いだ味、夫との思い出の味
・相手を思って作る、とっておきのお菓子
・いつも、冷蔵庫にあるもの
・めんどうなことが、おいしくなる
・暑いときも寒いときも、いつもあんかけ
・ないと心配になる、鶏肉、えび、そして豆腐
●特集『日々の暮らしを支えてくれるもの』
インテリア、おやつ、文房具、人生を変えた習い事……。
毎日を笑顔で機嫌よくすごすために、
好きなものに囲まれた暮らしを。
●料理特集『チャーハンって、すごい!! 』
知っておくと、絶対に便利!
残り物でできる簡単なものからごちそうになるものまで、
家で作るからこそおいしいチャーハンのレシピ集。
●旅特集 『鎌倉へ、小旅行。』
都心から日帰りでも充分に楽しめる鎌倉旅。
名店から地元の人が通う店まで、
栗原はるみが見つけたお気に入りの場所とは。
●別冊付録『自由に、サラダ&ドレッシング。』
パリッとフレッシュな野菜をたっぷり食べたい。
そんなときにぴったりなサラダとドレッシングのレシピを
はじめて小冊子にまとめました。
サラダをおいしく食べるための基本的なコツもお伝えします。
この見方で、日本史の奥行きが広がる。「鎌倉仏教とは近代が生み出した幻想である」。宗教学者の島田裕巳は言う。日本中世史学者の本郷和人は、その主張に驚き、「宗派の枠を外して考える」ことに興奮する。やがて対談は白熱、定説や常識が次々と覆されていく。法然は『選択本願念仏集』を書いていない!?『歎異抄』は親鸞の言葉ではない!?踊念仏は興行!?栄西は「ヨウサイ」と読む!?葬式を発明したのは曹洞宗!?日蓮の予言・奇跡はどこまで真実か!?などなど。日本史の画期である鎌倉時代、その時代に生まれた鎌倉仏教を、これまでとは異なる視点で読み解くことで、日本史がより広がりをもって迫ってくる。