古寺社・名刹の歴史や由来を霊場ごとに詳しく紹介。御朱印をいただきながら、心を癒す巡拝の道行きへ。
愛は、ひとひらの雪にも似て、儚いものなのか?著名な建築家、伊織祥一郎は、妻子とは別居中。秘書の笙子と不倫関係にありながら学生時代の友人の妹、霞にも惹かれていく。一方、霞には年の離れた夫がいる。複雑に絡み合う愛の行方。結婚とは?愛の持続とは?深く考えさせられる1冊。
大型クレーンのない時代、高さ四八メートルもあったとされる出雲大社本殿は、どのようにして建てられたのか?東寺の五重塔は、なぜ焼けることはあっても倒れることはないのか?私たちが観光先などで何気なく目にする建造物には、知られざる先人たちの知恵と技術が注ぎ込まれていたー。日本が誇る歴史的名建築を著者自身が取材。理系学者ならではの知見と視点で、その構造の巧みさ、自然に対する強さ、そして美しさの秘密に迫る一冊。
雪弥が花月香房と香乃の前から姿を消した。バイトも辞め、連絡も取れなくなってしまったのだ。真意を知りたい香乃だが、積極的に動くこともできず落ち込んでいた。友人たちによると、雪弥は顔色も悪く、思い詰めている様子だという。それを知り、戻ってきてもらうために行動しようと決意した香乃は、原因は雪弥が過去に起こした事件によるものだと知って…?
環濠集落から近世城郭へと、時代と共にいかなる変遷を遂げたのか。「軍事」と「日常」の二つの視点から実態を探り、都市空間論まで踏み込んで解明。北日本や琉球、アジアの視野も踏まえて検証した新たな“城”の通史。
まっしろなゆきのなかに、かまくらがひとつ、ぽつんとたっています。ここは、おばあさんのかまくらレストラン。ゆきのふるふゆのあいだだけ、あいています。おしるこたべたら、ぽっかぽか。3歳から。
歌の意味やその歌にこめられた想いを、一首ずつすべて、まんがで楽しく紹介。和歌が詠まれた時代の人びとの暮らしや習慣、恋愛事情などもまんがで紹介。切り取ってかるた遊びができる、美しくてかわいいオリジナルの百人一首かるた付き。
大正末期から昭和初期、大々的な琉球芸術調査を行い、貴重かつ膨大な資料を残した研究者・鎌倉芳太郎。稀代の記録者の仕事を紹介する本邦初の評伝であるとともに、彼に琉球文化の扉を開いた人々の姿、そしてそれが現代に繋がるまでの熱きドラマを描く。第二回河合隼雄学芸賞、第十四回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞をダブル受賞。
敗者の歴史を知ることで歴史が分かる!おもしろくなる!朝日小学生新聞の人気連載が待望の書籍化。8人の生きざまからひもとく日本の歴史!あの出来事がなぜ起きたのかが、わかりやすく理解できるよ!
由比ヶ浜で、意識不明の重体で発見された女子高生・辻曲摩季の姿が病院から消失。直後の地震で、鶴岡八幡宮の鳥居が倒壊し、さらに、源氏ゆかりの地・修善寺でも異変が発生。尋常ならざる者の影を感じた摩季の兄姉と友人の陽一は、鎌倉の殺戮史を調べはじめる。果たして、事件と怨霊の関係は?新シリーズ開幕!
日本語の通史を総合的に描く初めての新書。日本語の変遷を古代(前期・後期)/中世(前期・後期)/近世/近代という時代ごとに、総説・文字・音韻・語彙・文法の五つに分けて整理していく。日本語は世界の言語の中でも比較的、古代からの変遷が少ない。であればこそ、現代語との関わりのなかで、日本語史を記述していくことが可能となるのだ。日本語の変遷の全体像がわかるだけでなく、現代の慣用表現や方言などに残る過去の日本語の痕跡をたどる謎解きとしても楽しめる一冊。
大切なのは、広さより心地よさ。ライフスタイルの違う14組が教えてくれる気取らず、無理なく、身の丈に合ったオンリーワンの家と暮らし。
仏像イラストレーターの田中ひろみが案内する、東京近郊83体の仏像に出会う旅。仏像の基礎知識付き。
顕密体制論とは結局何か?顕密体制論は何を提起し、どのような達成があり、何が課題として残されているのかー。顕密体制論の立場から、鎌倉仏教と専修念仏の歴史を読み解く。