鎌倉彫を習う方は必ずと言って良い程、手鏡を彫ることでしょう。手鏡は彫るのにちょうどよい大きさで、華やかさもあり、物をのせる器と違い、自由な表現ができるのも魅力です。今回の手鏡文様集は、私の最近作から選んで文様53点と全点の彫りを原寸収録してあります。
古都鎌倉の社寺を彩る花の歳時記。緑濃い丘陵の山裾にたたずむ社寺や路傍には四季美しい花々が咲き乱れ、人々の目を和ませてくれます。本書は花木、庭の花、野草の写真を月毎にまとめ、地図、花巡りコースなどの資料を満載した“鎌倉の花”の決定版です。
平将門の乱から源平の争乱、モンゴル襲来まで、うち続く戦乱を通して、自立的なイエの支配者としての武士が、なにゆえ鎌倉幕府へ結集したのか、中世武士とはなにかを問う。
本書は、実際に各団体・教室で鎌倉彫の実技指導にたずさわるベテラン講師陣が協力し、それぞれの充分に研究したテーマで、鎌倉彫の意匠から完成までの技法を指導した初めての集大成です。
引田芳子はバイオリンのケースを左脇にかかえ、鎌倉の駅に降り立った。この鎌倉に新居を構えた友人の天地夫妻に、K大学の同窓生4人とともに招待されていたからであったー。天地邸はいかにも鎌倉らしく背後の山と緑が、ひとつの借景となった洒落たつくりだった。中庭には特殊ガラスで囲んだ温水プールまである。しかし、その夜、夫の天地悟郎が6人の女性に囲まれていながら殺害されてしまった!
鎌倉仏教は世界に何を提言し得るか。道元・親鸞・日蓮のもつ世界性と今日性を、西洋思想の根幹と対比しつつ人間学的視野から広く深く分析する。後半は日蓮と現代に的を絞り、キリスト者内村鑑三の日蓮観、文学者宮沢賢治、軍事科学者石原莞爾の信仰の内面深く立入り、本質を分析する現代人必読の書。
本書は、鎌倉時代の相論に対する鎌倉幕府の裁決状である関東裁許状330通・六波羅探題裁許状77通・鎮西探題裁許状226通合計633通を蒐集し、関東・六波羅・鎮西に類別し、編年順に収録したものである。本巻「関東裁許状篇」には、関東裁許状のほか、将軍家政所・侍所・問注所・雑人奉行等鎌倉幕府諸機関による裁許状等、及び北条氏執権の家領に対する裁許状をも併せ収録した。
本書は、鎌倉時代の相論に対する鎌倉幕府の裁決状である関東裁許状330通・六波羅探題裁許状77通・鎮西探題裁許状226通合計633通を蒐集し、関東・六波羅・鎮西に類別し、編年順に収録したものである。本巻「六波羅・鎮西裁許状篇」には、六波羅探題裁許状及び鎮西探題裁許状を収録した。
学校時代のよい思い出に、知らない町をたずねてみよう!生きた社会科の副読本。体験学的に役立つ。