本書は、今日では多岐の分野にわたり学際的ともいわれる音響学の中で、波動としての側面から音響学をながめ、特に伝搬媒質の非線形特性に起因して生ずる波形変化に焦点を絞りながらまとめたものである。したがって、どちらかといえば非線形波動の研究分野としての色彩が強い。
東国の武士たちが集った歴史の舞台、伝統と町の暮らしと豊かな自然が溶け合った町、鎌倉ー鶴岡八幡宮の裏手に住む著者が語る、鎌倉暮らしのすべて。一人歩いた浄智寺、駆込寺法を教えていただいた東慶寺、花見に集まる大仏の高徳院、家族で出かける江ノ島神社…どこか優しげな鎌倉の社寺。門付けにこられる僧や御用聞きの思い出、孫たちが集まる夏のにぎわい、やぶさめや薪能、花を見に来る友人たち、祭りで活躍する見知った顔…四季の暮らしの中に見る鎌倉。谷戸と切通しと海にしっかりと守られながら、気取りのない古都の暮らし。鎌倉ゆかりの文士たちとの思い出や、歴史の栄華や悲劇を拾いつつ、鎌倉のありのままの姿を綴り、沢田重隆の絵が古都の趣きと山から海へと連なる風景を見事に捉える。生活者の目から、これまでにない姿を描き出した、暮らしの中の鎌倉論。
コンピューターソフト会社社長の緒方洋一郎は、村野と名のる男から、中学生の娘・葵が援助交際という売春をしていると、証拠写真を渡される。緒方は葵の同級生で援助交際をしているといわれる永井美果に会って話を聞こうとする。美果は何も語らなかったが、緒方と別れた後に川に突き落とされて死亡する。その後、村野から五千万円を要求する脅迫電話が入り、緒方は現金を渡しに行った鎌倉釈迦堂切通しで刺殺される。連続殺人の捜査にのり出した宮之原警部は、裏に暴力団の影と社長一族の隠された事情があるのを知るー。
モダン&クラシック神奈川。歴史ある老舗から流行のお店まで厳選95店。異国情緒と潮風をスパイスにおいしい神奈川を満喫。
街を散策しながら、日本の歴史と魅力を体験しませんか。
地球共生の時代に贈る!気鋭の植物学者が各地の森林の現状を分析し、その特性を踏まえながら日本の森のあるべき姿を問う。
本書は鎌倉のお寺などに咲く、四季折々の花を歩いて訪ねようとする人のためのガイドブックです。どのような道順で歩いたらいいかー点々と咲く花々の見どころをいわば“線”につないで古都鎌倉をご案内します。
鎌倉時代を彩った人びと-義経・奥州藤原氏・源家将軍、政子・時政・義時・泰時・時頼ら北条一門、及び元寇に活躍した武士たち-の哀歓を物語る。
「文化都市・鎌倉」の開発をめぐる西武の企業戦略。膨大な資料から読む現在と過去。もうひとつの歴史に迫る。