武家政権の誕生から、戦国の世の幕開けまで-武士が貴族にとってかわった、この300年間は、それまでの「日本の常識」がすべてくつがえった時代だった!この混乱の時代に、勝ち残った者は誰か、そして、その勝因はどこにあったのか-日本史の転換期を彩ったさまざまな人物像を通して「武士の時代」を描く。
当初、大仏は木で造られていた。弘長2年の謎、執権北条氏の策略。これまで知られることのなかった歴史を大仏を通して描く注目の書。
蒼生子はタイムスリップすることができる女子高生。時を超えた恋人・信澄と対立してしまい、もう戦国時代には行かないと心に決めていた。そうして今回飛んだのが鎌倉時代。蒼生子が助けた公暁という男の子は何者かに命を狙われているようだ。公暁と仲の良い叔父・実朝は、呑気に昼間から酒を飲んでばかりいるのだが、実は鎌倉幕府の三代将軍!実朝は蒼生子を気に入っているようだが…。
19世紀の末、3人の市民によって始められたイギリスのナショナル・トラストは、自然と歴史的環境を守る住民運動のひとつの典型を創った。危機に直面した環境を、住民の寄金・寄贈によって保存するナショナル・トラスト運動の歴史と理念、知床、天神崎をはじめ、わが国各地でひろがりつつある活動のすべてを紹介。
本書は題名にもある如く日本における先哲医人の肖像を蒐録したもの。
「とっておきの鎌倉」をあなただけにお知らせします。本書は、鎌倉を何度か訪れ、既に主な見どころは見てしまったという方、誰でも行くような通りいっぺんの観光名所にははじめから興味がないという方に、これまでのガイドブックとは一味違う、鎌倉の知られざる魅力、隠れた名所・名店を知っていただこうというものである。
本書は、日本の歴史を学ぶ人々に、とくに重要と思われる資料を提供するとともに、「語り合い」のきっかけをたくさんもってもらおうとして編集・執筆したものである。
不良債権をかかえているのは銀行、ゼネコンだけではない。自治体が土地開発公社を使ってかかえこんだ不良資産発生のしくみと現状を10年にわたる調査で刻明に描く。自治体を財政破綻に導く土地問題を正面から捉えた初の書。
鎌倉府君足利基氏の懇請を受け京都天龍寺より鎌倉円覚寺に入籍した周信時に35歳。56歳で将軍足利義満の懇請により再び京へ帰洛するまでの武門禅門いずれ劣らぬ下克上騒乱20年の中に生きた、人間義堂周信の心の懊悩。
この記念論文集は、関口先生の停年ご退官を機として、横浜国立大学、東京大学、文化財修理現場等で直接指導を受けた研究者、文化財修理技術者等の門下生が相諮り、各々の研究成果を献ずることにより、関口先生の学恩に報いるものとして企画したものである。
本書は、多摩地区を東西南北に走る鎌倉街道や川崎街道、陣馬街道、町田街道、五日市街道、檜原街道などを紹介したガイドブックです。街道沿いに佇んで旅人の安全を見守ってくれた石塔や石仏、宿場跡の風情、街道周辺の寺社や史跡、名勝、公園、観光施設などを取り上げています。また、世田谷通りのように、多摩地区に隣近する道も加えてあります。
大航海時代といわれる16世紀、コロンブスやマゼランなどヨーロッパの探検家たちはアジアをめざしました。一方、中国で創られた陶磁器はヨーロッパにまで輸出され、チャイナとよばれるようになりました。中国(元や明)は日本にも進出、博多や坊津などは国際貿易港としてさかえます。琉球は明と特別なかかわりをもち、東南アジア各国とも活発な貿易活動を展開していました。そして、ポルトガル人から鉄砲が伝えられ、スペインからはキリシタンがやってくるのです。