鎌倉の花めぐり歴40年の著者が書き下ろした決定版!名所・旧跡100ヵ所の花見頃を完全網羅。詳細な月別の花歩き地図つき。
本書は江戸時代注記に編纂・刊行された、代表的な鎌倉の地誌です。延宝二年(一六七四)に、徳川光圀が鎌倉の名所や史跡を巡り、まとめたものが『鎌倉日記』で、本書はそれをもとに編纂されたものと考えられています。豊富な参考文献を利用して、きちんと考証する執筆態度でありますので、現在でも学術的に信用できる図書といわれています。収録された沢山の絵図には、廃寺や旧跡も書き込まれ、非常に便利な本です。
鎌倉の文士・芸術家たちが活躍した現場の示唆に富む貴重な思い出。
55歳でTBSを退職し、禅の道を進んだ宗泉老僧が、鎌倉の春夏秋冬を人の一生にたとえて語る人生訓話。
僧・忍性とその弟子たちは、鎌倉の釈迦堂を拠点に貧者救済活動を行なっていた。一点の曇りもないはずの日常生活ーしかし実際には、徒労感・挫折感との戦いだった。人間愛の大切さは誰もが認めるところなのに、愛が人の命や仕合せを奪うこともあるのである。恵むこと、奉仕すること、それを享受することの難しさ…。宗教の存在意義や慈善行為の問題点に鋭く迫った、珠玉の時代小説短編集。
家庭料理は精進料理。忘れられた「智慧」を現代の食卓に。
本書は、鎌倉時代(文治元年(一一八五)-元弘三年(正慶二年、一三三三))彫刻作品のうち、作品またはこれと一具をなす光背・台座・天蓋等に、銘記・納入品等を有し、製作時期を特定できるものの資料集成である。
承平・天慶の乱から北条政子の政治までの本格的通史!謀本人の子として伊豆に流されていた源頼朝が、平氏の専制政治を打倒する日本史上まれにみる激変をリアルに描く。
武家の都「鎌倉」の歴史的古層を掘り起こす。時代をさかのぼりながら、史蹟からのメッセージを読み解く。歴史は「鎌倉」になにを見つけ、残し、そして創ったのか。
あなたも使いますか?「私だけだろうか」「ていたらくぶり」…。「モーニング娘。」の「。」は何を意味するか。食品の名前の意外なおもしろさを発見する。「魑魅魍魎」「雷電霹靂」…おそろいの部首が続くことばを集める。男女のことばの差は本当になくなってきているかなど、巷ではやる表現やことばを楽しく分析。