日本固有の建築ーそれはどのように構築され、また発展を遂げてきたのだろうか。伊勢神宮・法隆寺・桂離宮・金閣寺・銀閣寺など、名建築を時代を追ってつぶさに見ていくことで、外来の様式の影響を受けつつ築きあげられてきた、この国独自のかたちの系譜が浮かびあがってくる。中世の仏教建築は大陸から何を採り入れたか、日本の住宅の室内意匠はどうして装飾の少ないシンプルなものになったのか。日本建築史の泰斗が、時代の経済状況・社会制度から人々の生活・考え方までを考慮しつつ、歴史的建築を論じた、生き生きとした日本文化論。写真・図版多数収録。
教科書には載っていないけれど、必ず出題される難関中学入試頻出事項も完全網羅!まんがと解説コラムで、面白いほど歴史知識が頭に入る!
成果至上主義に疲れ切っている社会人、仕事にやりがいを見つけられない公務員、将来が不安でたまらない学生が急激に増えている。なぜこういう状態になっているかを、わかりやすく解き明かす。師弟対談が読み解く『資本論』。
人は果たして利口になれるのか?虫採り博士が現代人と自然の関係を“解剖”する。
法然、栄西、親鸞、道元、日蓮、一遍ー彼らを開祖として鎌倉時代に相次いで勃興した新たな宗教運動は、日本思想史上の頂点をなすと広くみなされている。「鎌倉(新)仏教」と呼ばれるこの潮流は、民衆を救済対象に据えたという点において、とりわけ高く評価されてきた。だが、新仏教の意義は、はたしてこの民衆的性格に言い尽くされるのか?本書では、旧仏教との異同を深く掘り下げて考察することで、鎌倉仏教の宗教的特質の核心をあざやかに浮き彫りにする。思想家である前につねに実践の人であった偉大な宗教者たちの苦悩と思索の足跡をたどり、中世仏教の生きた姿をとらえた好著。
被災者の心の回復のために「本」を届ける移動図書館プロジェクトが東日本大震災直後に立ち上げられた。本のチカラを信じて行われたボランティア活動の誕生から現在までを綴る。
江戸幕府を開いた徳川家康の墓所、日光東照宮がある日光、源頼朝が開いた鎌倉幕府のあった鎌倉を旅するときの道案内。日光東照宮、二荒山神社、足尾銅山、鶴岡八幡宮など。
上杉禅秀の乱、永享の乱、結城合戦、享徳の大乱と打ち続く戦乱に翻弄される武模武士たち。激動の時代をしたたかに生き抜いた彼らの動向を、地域の視点から掘り起こす。
神社仏閣から海が見える古都は日本中で鎌倉だけ!北鎌倉・鶴岡八幡宮・金沢街道・長谷などエリアでまとめてあるから使いやすい!分かりやすい!おでかけ前に読んでおきたい、散歩の参考書!
往年の名曲をスーパープライスで!
フィンランド・ラップランド地方につたわる伝承をもとにしたオーロラときつねとねこがおりなす物語。ねこの目はオーロラ色?神秘的なあの輝きはどこからきているの?そんな疑問には、こんなおはなしがあります。サンタ・プロジェクト協力の絵本。
エレベーターで男が死んだ。被害者には心臓疾患があり死因は急性心不全。事件性は薄いとみる所轄署に“彼ら”は解剖をするように進言する。結果、殺人の疑いが…(「死霊のエレベーター」)。“彼ら”とは、霊が絡む事件を捜査する特別捜査班、“R特捜班”。死んでいった者の哀しみに目を向け、事件の真相に迫る心優しき刑事たち。思わず落涙する「人魚姫」など、著者の技がいかんなく発揮された連作警察小説。