人の心の動きを香りとして感じとる力を持つ、高校二年生の香乃は祖母が営む香り専門店『花月香房』に暮らしている。香乃のよき理解者、大学生の雪弥さんと共に『花月香房』は今日もゆるり営業中。そんなある日、店を訪れた老婦人の“消えた手紙”を一緒に探すことになって!?鎌倉を舞台に、あの日の匂いと、想いも…よみがえる。ほっこり、あったか香りミステリー。
信頼と「つながり」によって、お金、投資、経済のあり方を変えてきたプロフェッショナルが目指すものとは。予測はしない。投資先企業をすべて明かす。赤字、非上場でも長期投資ーありえない運用を支える手法と哲学のすべて。数兆円を運用する外資系金融の職を辞し、社会性と経済性を両立する金融ベンチャー「鎌倉投信」を立ち上げた稀代のファンドマネージャー、初の著書。
古代の宮殿の内部は?平安の貴族たちの暮らしは?「方丈記」の室内、金閣はどう飾られていたのか?日本らしい和風室内意匠誕生の時期は?洋風インテリアの登場で何が変わったのか?古代から近代まで、日本のインテリアの歴史をたどる画期的な1冊!!復元図・貴重図版多数!
戦乱の時代、城は戦いのためにつくられた軍事施設でした。いかに守りやすく、攻めにくい城をつくるかが問われ、技術の粋が集められ、やがて難攻不落と呼ばれる城が登場しました。本書は、要塞としての城の構造が攻城戦によっていかに改良されてきたかを、時代を追いかけながら解説しています。城の違いを知るだけで、わが国の歴史の一部にふれることができ、ますます城が好きになります!
『枕草子』『源氏物語』などのかな文学や国風文化がはなやかだったころ、朝廷では院政が始まり、地方には「武士」が現れます。やがて平清盛が太政大臣にまでのぼりつめ、平氏の繁栄がつづくのですが…
政治の実権が朝廷から幕府に移った鎌倉時代。二度にわたる元の襲来(元寇)を撃退した後、次第に鎌倉幕府は力を失っていきます。そして、京都と吉野にふたりの天皇が並び立つ南北朝時代が始まります。
家宰として関東管領山内上杉氏を補佐した実力者。太田道真とともに「関東不双の案者」と称された景仲の動向をたどり、永享の乱から享徳の乱へといたる激動の時代を活写する。
受講生のべ1万人以上の料理研究家と、女性税理士がタッグを組んで書いた、サロネーゼの『起業』『記帳』『税金』etc.日本一わかりやすい本。領収書の書き方や公的書類の提出の仕方、開業時に用意しておくと便利な書類など「これが知りたかった!!」という情報がいっぱい。
全盛をほこった平清盛も、その権力は長くは続きませんでした。以仁王のよびかけによって、平氏に反発する源氏などの諸国の武士団が挙兵したのです。平氏をほろぼした源頼朝は鎌倉に幕府を置き、日本史上初めての武家政権を創始します。頼朝の死後、執権の北条氏が権力をにぎり政治を行います。北条時宗は、元寇にも諸国の武士団を指揮してたえぬきました。本巻では、源平合戦から元寇までの時代をあつかいます。
人の心の動きを香りとして感じる力を持つ香乃。ある晩、祖母の笑顔と張り詰めた香りとが、ばらばらなことに気づいたけれど…!?夏の夜をたゆたうのは、甘い香りか、あの日への想いか…。今は亡き祖父から、祖母の三春へ贈られた世界でたったひとつの香りとは!?あの日の恋を蘇らせる。ほっこり、あったか香りミステリー。大好評シリーズに、待望の続編が登場!!