子規の影響下で作られた数々の写生句の中で、「漕ぎ入れん初汐寄する龍が窟」が江の島の岩屋を詠ったものであることを明かす。湯河原句を通して未完の大作『明暗』の解明も示唆。
平清盛誕生から源頼朝死去までを扱う。ユニプラン年表帖シリーズ第5弾!豊富な項目で平安末期がよく分かり、より楽しめます。
小田原北条家の尖兵、玉縄北条家の当主・氏舜は一門を率いて関東の戦場を駆けめぐっていたが、心中では仏門への憧憬を捨て切れず、己の生きる道に思い悩んでいた。里見家より人質として送られて来た気高く美しい尼僧・青蓮尼を一目見たときから、その苦悩は一層深まる。理念と情念の相剋を描いた胸に沁みる物語。
日本でいちばん予約のとれない料理サロン「boa mesa(ボアメーザ)」。6年間のレッスンから、四季折々の15コース全94レシピを大公開!
自意識過剰で独りよがり。刑事になったのは警察小説を書くためー難ありの言動が災いし、窓際部署「よろず係」に飛ばされた真々田幸介は、高級老人ホームから失踪した寺尾いづみの捜索を命じられる。愚痴りながらも駆け回るうち、探り当てたのは、戦後の闇を生きたいづみの過去と贖罪、連綿と続く卑劣な犯罪の構図だった…。人間の深い業と情を抉り出す、渾身の警察小説。
-鎌倉に響いた豊穣の歌声と歓喜の拍手
今年3月に開催した13年ぶりのソロライブが待望の映像作品化!!
原 由子キャリア史上初となるLIVE Blu-ray&DVDリリース決定!
◆昨年ソロとして31年ぶりのソロ・オリジナルアルバム『婦人の肖像 (Portrait of a Lady)』をリリースし、高い作品性が
各メディアで大きな話題となり、現在に至るまでロングヒットを記録している。
その渾身のアルバムを携えて、今年3月6日(月)と7日(火)にワンマンライブが2日間開催された。
会場キャパシティの10倍以上の応募が殺到し、チケットは即日完売。
会場で観ることが出来なかった多くのファンの要望に応える形で2日目は急遽ライブビューイングも行われるなど、
開催前から大きく注目を集めていた。舞台は幽玄の地“鎌倉”。
ソロミュージシャンとして、そしてサザンオールスターズとしても「鎌倉」にまつわる楽曲を数多く届けてきた原 由子にとって、縁深くゆかりある場所。
そんな特別な地で13年ぶりに行われたソロライブは、まさに“スペシャルライブ”と謳うにふさわしく、
44年の音楽人生を経て実ったミュージシャン原 由子の豊穣の歌声が会場を包み込み、割れんばかりの歓声と拍手が轟いた。
◆サザンオールスターズメンバーのライブとしてはコロナ禍以降初めて、マスク着用での声出しも可能となった記念すべきライブでもあり、会場には格別の熱が充満した。
誰もがあの感動をもう一度味わいたいと思う中、事前に映像作品化の予定はなかったが、圧倒的な感動と興奮の渦に巻き込まれるかの如く作品化の話が進行。
公演を観ることが出来なかった多くのファンの要望に応えつつ、今この時代に残すべき映像として、ソロキャリア初となるライブ映像作品のリリースが決定!
◆本作はスペシャルライブの模様を完全収録!ライブタイトルにもなったアルバム『婦人の肖像 (Portrait of a Lady)』の
全楽曲に加えて、ソロの代表曲である「花咲く旅路」、「京都物語」はもちろん、「恋は、ご多忙申し上げます」、
「あじさいのうた」などソロデビュー初期の曲、「ハートせつなく」「じんじん」などの人気ナンバー、
さらにはサザンオールスターズ名義のリードボーカル曲「鎌倉物語」「私はピアノ」など、数々の楽曲を披露した模様が収められている。
さらにアンコールの最後にはサプライズで桑田佳祐も登場!「いつでも夢を」をデュエットで披露している。
デビュー当時から変わらない唯一無二の声質でうたわれる歌は瑞々しく、かつ44年の音楽キャリアを経て増した円熟味は、まさに今だからこそ出せる味わいだと言って間違いない。
また、キーボードのみならず、アコースティックギター、ハンドマイクで演奏している模様は、
既存の原 由子像をアップデートする新鮮さに溢れている。
これまでの原 由子の音楽人生を、“鎌倉”という所縁の地で辿っていくような、全音楽ファン必携の映像作品!
本巻にて初めて「運慶作」とする一六体を加え、「運慶仏四七体」を完全掲載。また運慶と同時代に活躍した快慶の作品では、二〇一三年に国宝となった騎獅文殊菩薩坐像をはじめ、三七体を紹介。二人の師弟らの代表作品も時代に沿って追うことで、慶派の歴史が書き換えられる衝撃を味わえる。
「平和ボケ国家」ニッポンの源流。暴走する「カミカゼ信仰」に楔を打ち込む。
世界を旅して感じた想いを、日本で自分の仕事に活かしたい。遠くに何かを求めるのではなく、近くにあるものを再発見する生き方。そして浮かんだゲストハウスを開くアイデア。出会いが出会いを呼び、鎌倉で新しい旅が始まった。海と山に囲まれた街で、ゆったりとした時を過ごして大切なものを思い出そう。そんな願いを込めて「亀時間」はのんびりと歩き出した。地元で自分の仕事をつくるには?旅人が、鎌倉で見つけた、新しい生き方。
鎌倉〜南北朝期の美術史を、視覚の在り方=「まなざし」の力学から考察し深化させる。絵巻物や肖像画を軸とした院政期美術を再検討、未解明の14世紀美術史を体系的に把握。研究の最前線を切り開く、新たな中世美術論。
学界へのしがらみがない在野の研究者が素直な視点で史料を解き明かし、実朝暗殺事件の真相に迫る。これまで見過ごされてきた史料についても論究。