過疎の村に起こった医療情報漏えい、保険金不払い訴訟は、国際的情報収集集団SPRとつながっていた。村の医師と保健婦の熱い恋の力が、真相を解き明かしてゆく。医療現場から生まれた本格推理小説。
戦後六十一年。敗戦の焼け野原から、世界もうらやむ経済復興を遂げたかに見える日本。しかし一方でこの国はニート、いじめ、格差社会…と実に様々な問題を抱えています。繁栄の裏で置き去りにされたものとは?漠然とした不安が広がる現代、私たちは何を感じ、何を思い、どう生きていくべきなのでしょうか。本書では、日本人のルーツや生活、歴史をたどりながら、現代の諸問題を仏教の観点で掘り下げていきます。
古事記・神代篇の冒頭を感訳。
東京・丸の内のロンドン通りの偉容をはじめ、ビジネス街表通りのさり気ないスナップ、シルエット、さらには上空から見た東京の景観と、多彩なシーンの数々。富岡畦草氏独自の“定点撮影”(時を超えて、同じ場所を、同じアングルで写す撮影方法)で40年間にわたって撮り続けた10万点を超す作品群から、厳選された70点余の“東京の街角”を収録。