77年発表の代表作。ジャズとボサノヴァの間を穏やかに揺れ動く都会派AOR。ストリングスを含む生楽器編成に電気ピアノをプラスした粋なスタイルで、H・ウィリアムズの(1)、S・ビショップの(4)、ラスカルズの(6)、G・ハリソンの(7)等をジェントルに歌う。
グローバリゼーションの進展によって途上国のファミリービジネスを取り巻く環境は激変した。厳しい環境のもとでファミリービジネスはどのような対応をし、また自らを変えようとしているのか?本書は近年の変化の中でも、ファミリービジネスの成長を制約する要因として特に重要と考えられている経営を担う人材の問題に焦点を絞り、実証的な考察を行なったものである。アジアとラテンアメリカの大規模なファミリービジネスの実態を、豊富な資料を駆使した分析によって明らかにする。
ブリテンの自作に対するイメージがわかると同時に、諸先輩の作品にも深い理解と尊敬の念を抱いていたことを認識させる弦楽作品集だ。各楽想の雰囲気や性格を重視し、言わんとすることが十全に伝わるような明解な彩色を心がけている指揮ぶりが目に浮かぶ。
東アジアの視野の下、日本の「万葉集」を始めとする文学、歴史、韓国の文学や習俗にも深く目配りし、女流詩人蘭雪軒へも論及。「二南」の問題、「遊女」や「小星」についての考察に長年の研鑽の成果が表されている。
諸井誠のライフワーク「ベートーヴェンピアノ・ソナタ研究」第一弾登場。ピアノ・ソナタ全32曲をソナタ形式になぞらえ、独自の視点から各ソナタを詳細に分析した渾身のベートーベン論。
地域が変わる、地域を創造する。「連(つながり)」をキーワードに地域創生学「吉備学」のスタートが今、ここから。連塾を始めて1年半の活動を踏まえてまとめた活動報告書。
本書は、2003年度から2005年度にかけて行なわれた法政大学現代法研究所のプロジェクト研究「社会国家と中間団体論比較研究」の成果を取りまとめたものである。
本書は2002年12月に琵琶湖畔で開催された種生物学シンポジウム「新参者の種生物学:帰化植物、抵抗性雑草、組換え作物を材料として」における講演をもとに、その後の研究発展や、関連の深い解説をできるだけ加えて編集したものである。
平凡に暮らすことが夢である南部匡平の元に、突然全裸の美少女が現れた!匡平は、「王女パミルの身代わりアンドロイド」を自称するその少女の面倒を見るハメになる。一つ屋根の下で同居し、妹として一緒に学校に通ううちに、平凡な人生は超音速で遠ざかってゆくのだった…。ノベルジャパン誌の人気連載が、新規書き下ろしを加えて待望の文庫化。