出てくる霊も体験者も曲者ぞろい。俄かには信じがたい異常現象と歪で底冷えのする恐怖たち。一筋縄ではいかない怪異ばかりを集めた強烈な実話怪談集。スベリヒユが群生するプレハブ小屋。中では女装の少年がある霊的な作業を…「スベリヒユ」。激辛カレーを食べる謎の老女。食事中、老女の袂から何かが…「蝉と蛇とカレーライス」、玄関に立つデリヘル嬢の霊。勢いよく殴った時だけ手応えが…「殴打のテオリア」、福岡のとある会社社長一族が行う秘密儀式を手伝うことになった男。山奥の薄野原で井戸と対峙した怪奇な5日間…「可哀相な井戸」他、満を持して世に放つ著者9年ぶりの単著!
なぜ怖いのか。人気作家陣の最新ホラー×ホラーカンパニーによる魅力解説。ホラー好きも、ホラー初心者も楽しめる今までになかった最恐アンソロジー。
地味ながら穏やかに暮らすアンナの家にある日突然、見知らぬ大富豪ウォードが現れ、一方的に言いがかりをつけてきた。彼の弟から大金をだまし取ったと責められても、まるで身に覚えがない。だが、百獣の王のような圧倒的存在感を放つウォードは、彼女に反論の余地も与えぬまま、憤然と立ち去った。ばかね、私。彼に怒るべきなのに、魅力を感じてしまうなんて…。その後、アンナは庭仕事中に頭を怪我して気を失うが、たまたま戻ってきたウォードに発見され、病院へ運ばれた。目覚めると彼女は、記憶を失っていたーそして、ウォードに言った。「あなたとは特別なものを感じる。私たちは、恋人同士なんでしょう?」
エリザは家を飛び出し、土砂降りの中、あてどなく彷徨っていた。借金のかたに年寄り貴族に嫁がされそうになっていた彼女を救い、結婚してくれた幼なじみの夫から、同性の想い人がいると告白されたのだ。私は一生夫婦の喜びを経験できないし、子供も持てないんだわ…。すると、そこを通りかかった馬上のたくましき青年ネイトに拾われ、ずぶ濡れのエリザは雨宿りをするうち、彼に身の上を吐露していた。そして、せめてこの瞬間だけはと夢のような一夜を過ごし、互いに名前しか知らぬまま、翌朝、それぞれ元の人生へ戻っていった。7年後、事故で夫を失ったエリザは、ロンドンで思わぬ再会を果たすーあの雨夜に授かった愛娘の父親、今や侯爵となったネイトと!
あらゆる場面のこなれた英語と振る舞いが1冊で身につく!
底辺でも自分らしく生きられる。30歳までどん底ニートだった私が、異国の地で駐在員になって生きづらさから解放された話。在米10年目のアラフォー駐在員US生活&旅行。
1938年に一冊の本でパリの文壇の話題をさらい、剽窃のかどで消えてしまったセネガル人作家T・C・エリマン。彼は一体何者だったのか?現代のくすぶる若手小説家ジェガーヌがその軌跡を追い求めるうちに、エリマンを巡る物語は語り手を変え、時を超え、パリ、アムステルダム、ブエノスアイレス、ダカール、セネガルの名もなき村へと舞台を変貌させていく…。文学へのあくなき欲望の迷宮を恐ろしいほどの気迫で綴る、衝撃の傑作小説。
韓国で生まれた“最新の韓国語テキスト”を使って“生きた韓国語”をを学ぼう。基礎の積み上げをしながら、“使える韓国語”がどんどん身につく。TOPIKに沿ったレベル・内容だから、“TOPIK受験”にも最適。
民主的な決定とは何か。利害の異なる多種多様なメンバーからなる国家において集合的決定がなされる仕方について、憲法がどのように定めているのか、定めるべきか。利益集団と立法・権力保持者の自己利益・憲法の改正手続の角度から、主にアメリカ合衆国の経験を手がかりに探究する。
ドラマ『岸辺露伴は動かない』&大ヒット上映中の映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』の劇伴がついに初音源化!
2枚組・完全生産限定で発売決定!
『ジョジョの奇妙な冒険』(集英社ジャンプ コミックス刊)からスピンオフした荒木飛呂彦の同名傑作漫画の実写化作品『岸辺露伴は動かない』『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』のサウンドトラックが9月13日に発売することが決定した。
ドラマ放送開始時から音楽も注目され、サウンドトラックの発売を待たれる声が集まっている中、今回、ドラマ版に加えて大ヒット上映中の映画版をカップリングし、ファン待望の2枚組コンプリート・サウンドトラックとしてリリースする。さらに未公開写真を含むフォトブック付きの完全生産限定盤となる。
2020年に主演に高橋一生を迎え、『岸辺露伴は動かない』としてNHKにてドラマ化。第1〜3期まで放送され、完成度の高さから原作ファンだけでなく、ドラマファンからも絶賛され話題となり、ギャラクシー賞テレビ部門2021年1月度月間賞を受賞。2022年12月からはAmazon Prime Videoでも配信がスタートした。
その人気ドラマシリーズ『岸辺露伴は動かない』のキャストとスタッフが再集結し、劇場長編映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(製作:『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』製作委員会、 配給:アスミック・エース)が5月26日に公開。6月18日(日)までの公開 24 日間で、興行収入 10 億円、動員 72 万人を突破、大ヒットを記録している。
その「岸辺露伴」シリーズの音楽を共に担当しているのは、音楽家、文筆家として才能を発揮している菊地成孔と、菊地の私塾である「ペンギン音楽大学」の生徒のなかで、特に優れたセンスや技術を備えたメンバーによるギルド的なクリエイター集団“新音楽制作工房”。