カラヤンしかり、オーマンディしかり。やはり並の指揮者ではこうした曲を楽しませられない。少しもイヤ味にならずにツボを心得た表現は、強烈な個性には欠けるものの、オケがとびきり上等なこともあって、ゴージャスな喜びを与えてくれる。名匠の技だ。
女性を中心にブームを巻き起こした傑作映画。周りの誰かをちょっと幸せにすることに、人生の意義を見出した女の子アメリ。次々に幸せの悪戯をしかける彼女が、青年ニノと出会い恋に落ちて……。
80年代シティ・ポップの旗手、安部恭弘のベスト盤。デビュー・シングル「We Got It!」や「トパーズ色の月」など、ヒット曲・タイアップ曲が満載。AOR歌手の神髄に触れられる。
現在もなお個性的な音楽活動を続ける原田知世のCBSソニー時代のベスト。「時をかける少女」「ダンデライオン」「守ってあげたい」ほか懐かしいヒット曲を満載!
NHKテレビ毎週日曜朝の人気番組『小さな旅』。過去に発売された3枚のサウンドトラック集から厳選された作品を収めたベスト盤。音楽は大野雄二が担当。心安らぐ音楽の旅。
まさに円熟という言葉がぴったりのジャパニーズ・ブルージィ・アーティスト、柳ジョージのベスト・アルバム。シングルやカップリング曲、CM使用曲、ライヴ、未発表曲などで構成。
シティ・ポップスの第一人者としての地位をユーミンが確立したアルバム。歌を聞いて情景が浮かんでくる「中央フリーウェイ」は、しっかりとロケハンまでしてつくった曲。見事に70年代の青春している(!?)アルバム。
70年代初めに活躍した女性デュオ、シモンズの全シングルを揃えたコレクション。あの透き通るような爽やかなハーモニーと軽快なギターのピッキング・サウンドは、いま聴いても新鮮。また妹尾一三、ヨモ・ヨシロー、加藤和彦・ミカなどの珍しい楽曲も収録。
90年のデビューから、自作曲を中心にセレクトした10年間のベスト・アルバム。初めの[1]-(2)を聴いた時にはあまりの恥ずかしさに赤面してしまったが、良くも悪くも、この恥ずかしさが彼の個性なんだろう。継続は力なり。
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東芝EMIとSMEの合同企画によるベスト盤。69年にフォーク・ユニットとして結成、日本を代表するロック・バンドに上り詰めた彼らのヒット曲集。72年「僕の好きな先生」ほか名曲ぞろい。
本当に聴きたい曲に的を絞って制作された、全シングルAB面コンプリート・コレクション・シリーズ。日本のブルース、ロック・シーンに燦然と輝くレイニーウッドの魅力が凝縮された感涙のベスト。
素朴なフォーク・ソングから都会的なシティ・ポップスまで、70〜80年代の音楽シーンの変遷を体感できる3枚組コンピ。オリジナル・アルバム未収録ヴァージョンが収録されているなど、その選曲の妙にも注目したい。
アダルシャン王弟・アレクシードは、幼な妻のユティと離宮で穏やかに暮らしている。しかし故郷カストリアに近いせいか、ユティは昔を懐かしんでいるようで、アレクはちょっと複雑だ。そんなある日、王都から衝撃的な報が届く。そこにはユティの兄・皇太子ルシウスの名が。やがて離宮の二人に魔の手が伸びて!?アレクはユティを守れるか!?二人を想う人々も登場で波乱の予感!!アダルシャン・シリーズ、ドラマティックに急展開。
スナネズミがやってきた!パソコンのパーツを買いにいった夫が、代わりにモンゴル産のスナネズミを買ってきた。なんでネズミを…と呆れたが、その愛らしい生態に魅了されー都市生活者と小動物の類いまれな共生の記録。
J-POPなラブ・ソング(7)にも覗くダンスホール・レゲエ・スタイルを、ハードに、またほのぼのと展開。歯切れよくて気持ちいいヴォーカルに自然体のかっこよさが感じられる。詞・曲に加えてトラック作りもし歌うーー2006年春メジャー・デビューした才媛の初フル・アルバム。
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デビュー35周年を記念した3部構成のベスト盤。ディスク1は「青春〜生きる(エネルギー)」、ディスク2は「愛〜優しさ」、ディスク3は日常生活の中で「ふと忘れがちな大切なもの(心)」がテーマ。
アメリカに関する情報は大量に流通しているものの、私たちのアメリカ理解は今日なお、一面的、表層的、さらには因習的でさえある。アメリカではごく普通であったり、激しい議論の焦点になっている事柄でも、日本では話題に上らないものも多い。「九・一一」同時多発テロ以降、アメリカ社会におこった深刻な変化を視野に入れ、超大国の現状を最新の情報と明快な分析で提示する。二一世紀の世界を考えるための小事典。
「加速する金融再編の方向」と「競争優位に立つための条件」を徹底分析。キーワードは「消える金融」と「創る金融」。