2000年から2009年まで、10年の空白を埋める10のコラムとカタログ。暴力と再生の10年を検証。「ゼロ年代アメリカ映画」の作品や作家を取り上げる。
鳥をうったり、碁をうったり、面白いことばかりにうち興じて古稀の手前、伊藤先生は自転車を始めた。病みおとろえた細腕・細脚に筋金を入れ、街中の危険をよぎり、田舎の急坂であえぎ、世の荒波を乗り越えて、ついにはお仲間引き連れ北海道自転車旅行に!-自転車文学シーンを一新した傑作エッセイの待望のライブラリー化。
往年の名曲をスーパープライスで!
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世界恐慌に苦しむ1938年、マスコミをもっともにぎわせたのはルーズヴェルト大統領でも、ヒトラーでも、ムッソリーニでもなかった。ルー・ゲーリッグでもクラーク・ゲイブルでもない。その年、新聞がもっとも大きく紙面を割いたのは、脚の曲がった小さな競走馬だった。馬主は自転車修理工から身を起こした西部の自動車王、チャールズ・ハワード。謎めいた野生馬馴らしの過去を持つ寡黙な調教師、トム・スミス。片目が不自由な赤毛の騎手、レッド・ポラード。馬の名は、シービスケット。これは、悲運の名馬と男たちの奇跡の物語である。
幕末維新の動乱まっただ中の慶応三年。夏目漱石、宮武外骨、南方熊楠、幸田露伴、正岡子規、尾崎紅葉、斎藤緑雨ら七人は皆、この年に生を受けた。若くして成功する紅葉と露伴、悩める漱石と子規の友情、不敬罪で投獄される外骨、早熟な緑雨の恋愛観、海外に飛び出した熊楠ー膨大な文献を手がかりに、七人の瑞々しい青春と明治初期という時代の姿を鮮やかに浮かび上がらせる力作評論。第17回講談社エッセイ賞受賞作。
盆地が暑くなる要因であるフェーン現象の正体や、やませやからっ風、六甲おろしが吹くしくみなどの「地元の常識」と、「金沢市の年間降水日数は178.1日」「8月の大阪市の平均気温28.4℃は那覇市よりも高い」といった驚きの数字を網羅。さらに、北海道陸別町で見られるオーロラ、徳島県牟岐大島の千年サンゴ、八代海の不知火など自然の妙なる特殊現象も紹介する。地理と気候の基礎知識を楽しむ、文理融合の一冊。
作品を貫く世界観や言葉づかいの秘密を、自然観察者・賢治の視点から鮮やかに読み解く。37年の短い生涯の舞台・岩手を撮り続ける写真家の名ショットを満載。「秘められた恋」の真実も、新証言によってついに明らかに!現地特別取材:重松清氏による鎮魂のサハリン紀行エッセイ収録。
雨に濡れた場末の路上に横たわる女は、無残にも喉を切り裂かれていた。彼女の名前はシシリー・タワーズ。高名な検事だった。なぜ彼女は深夜にこんな物騒な地域を訪れたのだろう?ニューヨーク市警の女警部補イヴはそういぶかった。だが、やがて同様の手口でひとりの女優が殺害され、イヴの疑問は苦悩へと変わった。ふたりの被害者の共通点は、世間に名が知れていることと、大富豪ロークと付き合いがあることだけだったのだ…。『この悪夢が消えるまで』につづく傑作ロマンティック・サスペンス第2弾。
何者であろうと私に仕えるのよ、オホホ。日記を書くことにより、嫁からの苦難を乗り越えられるような気がした。上ばかり見るのもいいですが、たまには下の下を見てあげてください。きっと、奥さんが素敵に見えて仕方がないでしょう。嫁に面と向かって文句を言えない、器量の小さな男の心の哀しい叫び…。読んであげてください…。第1回アメーバブログ総合ランキング第1位。
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武家を捨て、町人として生きる決意をした清七郎改め清七。与一郎や小平次らと切り絵図制作を始めるが、絵双紙本屋・紀の字屋を託してくれた藤兵衛から、世話をしているおゆりの行動を探ってくれと頼まれる。男と会って金を渡しているおゆりを見て動揺する清七だったが。江戸の風景を活写する人気書き下ろし時代小説第二弾。
チェルノブイリ被災児童の保養活動から学んだ、子どもたちを守るためのからだとこころのケア。
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