1年10ヵ月ぶりのアルバムは、リード・シングル「ヒロイン」を含む全12曲、“大人のバラード”をコンセプトにしっとりと歌い上げた。「根付けの鈴」「柘植の櫛」など古き良き日本語を大事にした歌詞と、和服姿のジャケット写真で、これまでより一段“大人”の高級感を表現。
実話怪談で傑作、大作という言葉を使うことが適切かどうかはわからない。だが本書の最後、約70ページをさいて収録された「蛇の杙」は著者渾身の一作であるとともに、実話怪談というジャンルにおいて恐らく今後も名を残す逸話であろうと思う。現役看護師である著者が真摯な眼差しである因縁を背負った家族に纒わる怪奇事件を追い、静謐な筆致でありのままを記録した内容は、深い衝撃と忘れがたい恐怖を我々の心に刻みつける。ひょっとして触れてはいけない話だったのかもしれないという一抹の居心地の悪さとともに…体験者の方に対しても、怪異や霊魂そのものに対しても、ある種畏怖と畏敬の念を抱かざるを得ない話である。実話怪談を愛する読者諸氏にはぜひご一読をお勧めしたい。
デビュー40周年を記念した、かぐや姫時代からの楽曲を収録するベスト・アルバム。ファン投票によりレーベルの枠を超えて選曲された、彼の活動の軌跡をたどることができる密度の濃い内容だ。
超人気読者モデルのハッピー&ラブDAYS。ココだけで答えた、101コの質問、プライベート写真も満載。
オバマでも変えがたいもの。それはアメリカ政界にはびこる金権体質だ。カネの亡者と化したロビイスト、資金集めに血眼の政治家、利得追求が第一の献金者。ワシントンでは、カネこそがものを言う。「われらの政治を見習え」。世界の範を自認する、この国の内実とは?民主主義を蝕むマネー政治の実態を、丹念な現場取材により報告する。
あの時、なんで追いかけたりしたんだろう?あやまらなきゃって、ずっと思ってた。今なら、素直にいえそうな、そんな気がしたから…。三人の少女のかけがえのない季節をつづるアンソロジー。
1776年、アメリカ合衆国独立。国王のいない国、世界最初の成文憲法を持つ国家が誕生した。フロンティアは西へ進み、領土は拡大した。南北戦争の危機を乗り越え、リンカンが人民のための政治を高らかにうたった。一方、東洋では偉大な帝王が国家を統べていた。清の乾隆帝は最盛期を築きあげた。しかし、アジアの黄昏は眼前だった。イギリスに植民地支配されていたインドでは、シパーヒーの乱が起きる。
80〜90年代のヒット曲を収録するコンピレーション・シリーズ、“クライマックス”の80年代版。THE ALFEEの「星空のディスタンス」や佐野元春の「YOUNG BLOODS」など、青春をテーマにした甘酸っぱい楽曲が詰まった2枚組。
アメリカ人青年ピーターは、鳥や植物を愛す、ちょっと内気な19歳。パリ留学を前に母とふたり、ニューイングランドの小さな町を訪れる。4年前、母と暮らしたその地は、アメリカのよき伝統が残る、緑あふれる土地だった。しかし4年の間に自然は失われ、町はすっかり観光地化していた。母は怒り狂い、よきアメリカを取り戻すべくひとり闘う。そんな母と、アナキストだった父に育てられたピーターは、敬愛するカントの哲学に従い、「人を手段として利用してはならない」を行動原理として異国に旅立ってゆく。時代は北爆開始にはじまるベトナム戦争の拡大期。パリやローマで、ピーターは自身の反米主義に思い悩み、またイタリア系ユダヤ人を父にもつ自分のユダヤ性に常にこだわりながら、母国とヨーロッパの狭間で精神の成長を遂げてゆく。ベストセラー『グループ』をしのぐ名著、待望の新訳決定版。
政教分離制を国是とするアメリカ合衆国。多様に存在する諸宗教諸派は、この原則と現実にはどう関係しているのか。ユーチューブ動画を駆使し、アメリカの宗教事情を具体的に記述しながら、知られざるその全体像を俯瞰する初の試み。アメリカ人は宗教コンシャス!-宗教を知れば、アメリカがわかる。
18世紀の英国。伯爵の長女ジョージナの前に現れたのは、謎めいた土地差配人ハリー。彼女が相続した領地からの知らせを届けにきたのだ。ジョージナは彼と共に急遽ヨークシャーに向かうが、途上で雨に見舞われて馬車が横転。ハリーが身を挺して守ってくれたため怪我こそなかったものの、迎えを待つ間ふたりきりで夜明かしするはめに。しかし、こんな状況でも冷静で、常に紳士的なハリーに彼女は心を動かされる。やっとのことで領地にたどり着いたジョージナを待っていたのは、思いも寄らぬ事件だった。しかも、ハリーがその犯人であると疑いをかけられているという。真実を探ろうとするうちに、ジョージナは彼の秘密を知り…デビュー作『あなたという仮面の下は』が話題騒然!全米ベストセラー作家の心ふるえるヒストリカル・ロマンス。
アメリカと中国「G2」時代へ。台頭する中国、抗う米国。日本はどう立ち回るのか!?
雨水利用、太陽光発電、緑のカーテン、エコ建材…17坪の小さな敷地でここまでできる。初めての設計、導入から長もちさせるメンテナンスまで満載。
首相暗殺犯に仕立てられた男の逃亡劇を描いた堺雅人主演映画のサントラで、斉藤和義が音楽を担当。作品名でもあるビートルズのカヴァー「Golden Slumbers」に始まり、重厚な曲からスリリングなジャム・ナンバー、アコースティカルな曲まで、斉藤の豊かな音楽性とプレイヤーとしての腕前が堪能できる。
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韓国の男性俳優、ユン・サンヒョンの日本デビュー・シングル。母国でヒットした中西保志「最後の雨」の日本語カヴァーや、自身が主演を務めた韓国ドラマ『僕の妻はスーパーウーマン』で歌った「Never Ending Story」などを収録している。
京都に出奔した弱小武家茶道「坂東巴流」家元Jr.の友衛遊馬。お茶が嫌いなはずだったのに、宗家巴流の先生・志乃の家に寄宿し、お茶菓子作りが趣味の坊主・不穏や公家装束を着こなす高校教師・今出川幸麿など、怪しげな茶人たちとの交流は増すばかり。そうこうするうち、宗家巴流の後継問題に、あれよあれよと巻き込まれ…。大好評青春娯楽小説、感涙の大団円へ。