「このままでいいのか、いけないのか、それが問題だ」(ハムレット)、「人生は歩きまわる影法師、あわれな役者だ」(マクベス)など、シェイクスピアの言葉は、世界中の人びとに愛誦されています。これらの名言を豊富に紹介し、エピソードをまじえてやさしく解説。どこからでも気軽に読めて、英語の勉強にも役立ちます。
弁護士社会といわれるほどロイヤーの活動の場と機会が多いアメリカで、ロイヤーはいかにして生れるのか。本書は1981年当時、ロー・スクールのJ・D・プログラムに進む日本人が極めて少なかった頃、正規の3年間のコースを修めるために留学した一企業人の奮戦記である。ジョージタウンという名門ロー・スクールでの厳しい学問修業を卒え、無事司法試験に合格するまでを描いて、アメリカ社会の一断面を鮮やかに浮び上らせる。
はる、かえるのおかあさんが、999このたまごをうみました。あるひ、998このたまごからおたまじゃくしがうまれました。でも、ひとつだけたまごのままでのこっているのは…。幼児〜低学年向き。
普遍性があって便利で快適なものを生み出すのが文明であるとすれば、いまの地球上にはアメリカ以外にそういうモノやコト、もしくは思想を生みつづける地域はないのではないか。-初めてこの地を旅した著者が、普遍的で合理的な「文明」と、むしろ不合理な、特定の集団(たとえば民族)でのみ通用する「文化」を見分ける独自の透徹した視点から、巨大な人工国家の全体像に迫る。
有史以前、数万年にわたってアジアから渡来したインディアンの先祖たちは多様な風土にそれぞれの文化をいとなみ、文字をもたぬまま口伝えによる物語をつむぎつづけてきた。自然への畏敬と信仰につらぬかれた豊穣な神話世界への誘い。北米原住民神話の全景。
一郎たちとおなじアパートに住む雨森さん。いつも無口で、人づきあいもまるでなし。でも、雨森さんってほんとうは魔法つかいなのかもしれない。だって、ふしぎな話がどんどん出てくるんです。サンケイ児童出版文化賞受賞。
フロンティア精神。はずむ夢と冒険のアメリカ。
合衆国総人口の約十二パーセント、三千万人以上を占める黒人たち。人間としての、市民としての平等を求める彼らの闘いは、どのようなものであったのか。合衆国独立前から南北戦争を経て公民権運動へ、さらに真の解放を目指す現在までの長い苦闘の歩みを歴史的発展とともにたどる。旧版以後二十七年の変化を見据え、大幅に書き改めた。
マーティン・ルーサー・キングが暗殺者の弾丸にたおれた、1968年4月4日、世界中は大きな悲しみにつつまれた。1950〜60年代にかけて、キング牧師は、アメリカの黒人差別に対してたたかう公民権運動の中心として活躍。今では、アメリカの黒人差別問題は、かなり改善されたが、南アフリカなど多くの国では、まだ人種差別が解決されないままだ。黒人だけでなく、あらゆる人のための正義・平和・自由をもとめた、非暴力主義のキング牧師のメッセージが、今ほど大切なときはない。