カンヌ映画祭で最優秀男優賞に輝いた柳楽優弥を中心に、ヒット映画『誰も知らない』の制作現場を追ったドキュメント。オーディションからカンヌのステージまで、2年間の貴重な記録だ。
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レコード会社の枠を越えたベスト盤。デビュー・シングル「NG」から東芝EMI移籍第1弾シングル「優しい歌が歌えない」まで、すべてのシングル31曲を完全網羅した永久保存盤だ。
“イカ天”に端を発したバンド・ブームの象徴ともいえるジッタリン・ジンのベストは、デビュー曲(1)をはじめ、今聴くと懐かしい曲ばかり。ただ、彼らが人気を博したのはギタリスト&コンポーザーの破矢ジンタの類まれなセンスがあればこそである。
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松山千春で一番印象に残っていることは、倉本聰の手によるドキュメント番組『青春』(と言ったと思う)のバック・ミュージックである。北海道のテレビ局が制作したこの番組、受験か就職かで揺れ動く高校3年生の男女を四季折々の風景を織りまぜて出会いから別れまで一年がかりで撮影されたものだ。全篇にアコースティック・ギターをフィーチャーした千春の歌声が流れ、それが青春をテーマにしたこの番組を一層盛り上げていた。今、改めてこうして聴くと、千春の曲には時代を超えた歌の力があることを強く感じる。何気ない日常の出来事をテーマにした千春の曲には生きるってこういうことなんだなと感じさせるものがあると思う。
演歌界のスーパー・アイドル、氷川きよしの1stアルバム。大ヒット曲「箱根八里の半次郎」「大井追っかけ音次郎」ほか、三波春夫、村田英雄、小林旭らの曲にも挑戦。
歌謡曲の黄金時代を振り返る《しんぐるこれくしょんシリーズ》。第6弾は、ちあきなおみがコロムビアに残したシングル集。69年デビュー曲「雨に濡れた慕情」以下、発売順の収録が親切だ。
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2004年3月に発売され人気となっているゲームのサウンドトラック。塊を転がして様々なものを巻き込んでいくゲームのように、キリンジ、野宮真貴、新沼謙治とヴァラエティにとんだアーティストが参加。
阿久悠(あく・ゆう、本名・深田公之=ふかだ・ひろゆき)さんが2007年8月1日午前5時29分、尿管がんのため東京都港区の慈恵会医大病院で死去されました。ご冥福をお祈りいたします
悪友をもじったペンネームで数々の作品を送り出した。名曲は、昭和という時代を彩り、人々の心を温めてきた。手掛けた作品は5000曲。6800万枚を超える総売上枚数を誇り、オリコンランクインシングルは511作を数え、オリコン作詞家ランキングの頂点に立っていた阿久悠さんが天へと旅立たれました。
作詞家、阿久悠の40年に及ぶ輝かしい歩みをCD5枚組で括った力作アンソロジー。単に時代を追うだけの安易な編集は避け、ディスクごとにテーマを分けて構成。とりわけ興味深いのは、特典盤扱いの[5]。ヒットしなかったが愛着のある曲を中心にまとめられた一枚だ。これらの埋もれた名曲群には、阿久が時代に対して放った“くさび”が突き刺さったまま。そこに時代を超えた生々しさがある。北沢夏音氏によるロング・インタビューと収録曲全曲解説を掲載した分厚いブックレットも素晴らしい仕事だ。
オルタナティヴ系のアーティストたちがトリビュート盤を作った(これにはビックリしましたが)カーペンターズのベスト。69年のデビュー曲(8)から最後のヒット曲(20)まで、ファンにはほとんどがおなじみだろう。無理やりにでも女性版ビートルズと言いたい。
林原めぐみや堀江由衣などへの楽曲提供でも知られる岡崎律子の1年半ぶりのアルバム。PCゲーム『シンフォニック=レイン』へ書き下ろした楽曲を本人歌唱のオリジナル・ヴァージョンとして新録音。⇒親子で楽しめるCD・DVD・ブルーレイはこちらをチェック!
フジテレビ系ドラマ『白い巨塔』の主題歌。透明感あふれる歌声の持ち主は、ニュージーランド出身の16歳、ヘイリー。美しいだけでなく力強さも感じる非凡なヴォーカリストだ。ビートルズのプロデューサーとして知られるジョージ・マーティンがアレンジしたことでも話題。
2003年10月より放送の月9ドラマ『ビギナー』のメイン・テーマ「トップ・オブ・ザ・ワールド」をはじめ、「青春の輝き」「シング」などTVでお馴染みのナンバーを集めたヒット曲ばかりのコンピ盤。
人気コンピ・シリーズ『青春歌年鑑』『僕たちの洋楽ヒット』の年代別総集編ベスト・アルバム。島倉千代子や竜鉄也、芦屋雁之助といった80年代の演歌、歌謡曲ヒットが勢ぞろい。
ジャズの語法をクラシックに取り入れ、あるいはその逆を行ない、アメリカ音楽のひとつのスタイルを築き上げたガーシュウィンの、クラシックからポピュラー曲までを収録。シャハムらのソングブック集が楽しい。
81年の大ヒット曲「ルビーの指輪」や、小粋なフランス映画のサントラを思わせる「SHADOW CITY」がメインの2枚組ベスト盤。寺尾のソフトで鼻歌のようなヴォーカルが、最近のやたらとテンションの高い歌を聴いている耳に優しく新鮮に響く。
ユーミンが荒井由実だった頃のオリジナル・アルバムとコンピレーション版をリマスタリングした作品。
デビュー・アルバム『ひこうき雲』はディープな世界を表現し、音楽シーンに衝撃を与えた。