レコード会社間の権利問題を乗り越えて、今までの発表作品すべての中からセレクトされた、20周年記念2枚組ベスト。『ヒストリー』というタイトルも納得。“元気もの”と“優しいもの”に分けた作りで、シンプルに年代順に収録されているのもかえって親切。
沢田聖子の25周年記念スペシャル・ベスト・アルバムで、CD+DVDの豪華2枚組仕様。DVDには、25周年記念全国コンサート・ツアーのオフ・ショットを含む貴重なライヴ映像を収録。
60年生まれなので子供の頃に聴いた曲ばかりなのだが、レコードも持ってないのに歌えてしまうのは名曲だからか、それともインプリンティングか!? 大人の歌だなぁと思った(1)、意味のなさが最高の(6)、やたらと気持ちのいい(10)などなど、いい曲はいいと実感。
昭和13年の全国ノド自慢コンクールに優勝しデビュー。以来、歌手生活60周年を迎え、昭和44年にミノルフォンより発売された名盤3枚組の完全復刻の記念作。若々しい歌声とともに、全曲に興味深いエピソードが掲載され、歌謡史の生きた記録としても貴重。
同名アニメ映画のサントラ盤。音楽担当が久石譲だけあってスケールの大きな、それでいて隅々まで神経が配られた音づくりがされている。日本の映画音楽もつねにこれくらいのレベルでいてほしいとあらためて思う。主題歌「世界の約束」は倍賞千恵子が唄う。
久々に音楽活動を再開した近藤真彦の25周年記念ベスト。ヒット曲10曲と本人選曲の名曲7曲の構成。「あの曲が入ってない」という部分もあるが、「こんないい曲もあったんだ」という新しい発見もできる一枚。フォーク調の(3)からメタルな(6)まで広い音楽性に驚く。
ソニー時代の代表曲、全16曲を収めたベスト盤。「黒く塗りつぶせ」「ゴールドラッシュ」などのR&Rから、「時間よ止まれ」や「長い旅」といったバラードまで、ヤバクてカッコイイ、永ちゃん流ロックに浸れる1枚。
モデルから女優に転身するも、マニア向きでしかなかった小林麻美が一躍脚光を浴びたのは、向こうの曲をユーミンの日本語詞でカヴァーした(1)の大ヒットからだ。その後は今ひとつパッとしなかったが、全体に漂うアンニュイな雰囲気は彼女ならでは。
往年の名曲をスーパープライスで!
2006年1月にデビュー30周年を迎える松山千春。本盤は、ポニーキャニオン在籍時の全シングル楽曲に、NEWS時代の大ヒット「長い夜」「人生(たび)の空から」の2曲を加えた究極のベスト・コレクション。
演歌のリキんで、コブシを回すうたい方を軽くしていくと鈴木一平のヴォーカル・スタイルになる。鈴木一平のこのベストは、'70年代のフォーク・ソングが若者たち向けの演歌だったことを教えてくれる。アレンジは大きく違っても、演歌は歌手が決め手!。
90年のデビューから、自作曲を中心にセレクトした10年間のベスト・アルバム。初めの[1]-(2)を聴いた時にはあまりの恥ずかしさに赤面してしまったが、良くも悪くも、この恥ずかしさが彼の個性なんだろう。継続は力なり。
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14作目となるオリジナル・アルバム。失恋の心の傷が大きくならないように、微妙に距離をおいた淡い関係、そんな恋愛を想像させる乙女の思いが、乾いた情感のように感じられる。そのヴォーカルが徐々にキーの低いユーミンのように思えてくるから不思議。
1969年にシングル「長崎は今日も雨だった」でデビューした内山田洋とクールファイブのRCA時代のベスト・アルバム。前川清在籍時代の「噂の女」「東京砂漠」など、大ヒット曲が楽しめる。
長渕自身による選曲のベスト・アルバムで、デビュー作から最新作『空/SORA』までの中より27曲を収録している。36ページにわたる写真集付きで、順を追って聴いていくと、ルックス、歌の内容ともに、大幅に変わってきたことが実感できる。
『あぶない刑事』や『パパ!かっこつかないぜ』など、自身が主演したドラマ、映画の主題歌、挿入歌を収録した柴田恭兵のベスト・アルバム。ヒット曲「RUNNING SHOT」も収録。
多種多様なアニメの主題歌を集めた作品集の2作目。前作はオープニングだけだったが、今回はエンディングテーマもいくつか収録されている。多くのユーザーの意見を取り入れようとする、作り手の姿勢は好感が持てる。続編が楽しみなシリーズだ。
盗賊によって永き眠りより覚めた人造人間ハカイダーは、彼を生み、そして葬った支配者グルジェフへの復讐に燃えていた……。『人造人間キカイダー』でその宿敵として登場した人造人間ハカイダーを、和製SFXの雄・雨宮慶太監督がリニューアルしたヒーロー物語。