ファンによるリクエスト・アルバム。元気の湧いてくるミディアム・テンポの曲が多い。純粋で、汚れていないがゆえに傷つきやすい心を描く詞は、聴く者の曇りがちな心のガラスを透明にしてくれる。各曲のコメント、せめて発売年月日が入ると嬉しかった。
沖縄を代表する作曲家、普久原恒勇のレーベルを超えた作品集。61年の処女作から99年に作られた未発表曲まで、氏の長期にわたる活動を綴った内容で、典型的な沖縄調だけでなく、時代に即した新しさを加味した作品も含まれる。心の旋律集とでも言える。
キンキ・キッズの8thシングル、「to Heart」は堂本剛主演のTBS系ドラマ“to Heart-恋して死にたい”主題歌。両A面のマキシ・シングルです。
91年発表のソロ・アルバム第2弾で、全曲の作詞作曲を本人が手掛けた。大ヒット・シングル「はじまりはいつも雨」の澤近泰輔ほか4人のアレンジャーを起用した、映画音楽的な仕上がり。
92年に録音されたT-スクェアの作品。美しいメロディ・ラインが多彩なリズムと溶け合って、全編が楽しく聴ける一枚だ。曲の良さとグループが示すサウンドのバラエティに当時のT-スクェアは魅力があった。それがDSDマスタリングで華麗に甦る。
大好評の“DREAM PRICE シリーズ”オリジナル・ヒット6曲入りベスト。瑞々しい感性と共に現れ、スクリーンを通じて多くのファンを魅了した原田知世の名曲集。フレッシュな歌声は永遠だ。
“ゴスペルの女王”、マヘリア・ジャクソンの代表的な名演を網羅した2枚組ベスト。ブルースにインスパイアされ、きれいに歌うことよりも、よりディープな情感表現を込めて歌う独自のスタイルを確立した彼女の歌声は、今も変わらぬ深い感動を呼び起こす。★
クラシックの世界から力を借り、多くの聴衆に届かせようとする志とパワーが伝わる歌。自作詞を含む日本語も、実にいい。しかし何てことだ。闘病に入る直前に録音していたという(6)と、DVDの映像が、発売からわずか20日余りで白鳥の歌となってしまうとは……魂よ安かれ!
唱歌から童謡まで、日本の代表的な名歌を110曲収録した5枚組アルバム。郷愁を誘う懐かしいメロディの数々がしみじみと胸を打つ。詳細な解説書付き。
70年代を中心に、フォーク、ニューミュージックの名曲を収録したコンピレーション・アルバム。今だからこそ、心に染みるフレーズがきっとあるはず。じっくりと耳を傾けたい。
懐かしい女性ものの昭和歌謡曲だけを集めたシリーズ。70〜80年代を中心とした女性ヴォーカルの名曲を収録。華麗な歌姫たちの競演に青春の1ページがよみがえる。
伝説のスターとしていまだに根強いファンを持つちあきなおみ。レコード大賞受賞曲「喝采」、「紅とんぼ」やTV-CMで話題になった「黄昏のビギン」など実力派と言われた彼女の魅力あふれる1枚。
300万枚を越える売上を記録した大ヒット・ベスト『青春の輝き』発売10周年を記念したスペシャル・エディション盤。オリジナルの『青春の輝き』に加え、現在入手困難な『オリジナル・マスター・カラオケ』に、アルバム初収録の「シング」のインストが楽しめる。
86年8月“4 SUMMER NITES”と題された日比谷野外音楽堂での4daysライヴを収録。初期の名ナンバー「ヒッピーに捧ぐ」「スローバラード」を含む、オールタイム・ベスト・ライヴ的内容。
航空機“JET STREEM”をイメージしたイージーリスニングのコンピレーション。日本航空の協力によって誕生した企画で、ジェット・ストリーム・オーケストラによる優雅な演奏が楽しめる。城達也によるナレーション入り。
平成2年7月に惜しくもこの世を去った美人演歌歌手、村上幸子のメモリアル・アルバム。昭和63年リリースの「不如帰」のヒットで演歌ファンの心に生き続ける彼女の代表作17曲にボーナス1曲を追加。