ウクレレを携えた女性シンガー・ソングライター、つじあやのの2枚組初ベスト盤。こうして聴いてみると、いかにCF曲やタイアップ曲が多いかに気づかされるが、これもやはり彼女が生み出すキャッチーで親しみやすいメロディと感性のなせる業と納得!
今日は雨降り。それでもぞうくんはごきげん。かばくんと一緒にお池の中を散歩します。ところがお池は深くなって、泳げないぞうくんは…。小学校初級向き絵本。
札幌出身のギター・ロック・トリオのメジャー移籍第3弾となる6曲入りミニ。豪快な直球ロックンロールとシャウト・ヴォーカルからサンボマスターやエレカシと比較されることも多い彼らだが、エネルギッシュななかにも心の機微を捉えた歌が高揚感を煽る演奏は爽快だ。
グレープの解散30周年を記念した、グレープとさだまさしがワーナーに残した音源を30曲収録した2枚組ベスト。グレープ時代を含むさだまさしのベスト盤は今回が初となるだけに、入門用としても最適だ。
昭和歌謡史を彩った楽曲を3枚組にまとめた全集の下巻。当時を知る世代には懐かしく、若い世代には新鮮に響くであろう名曲がぎっしり。「川の流れのように」「高校三年生」ほか、全50曲を収録している。
原田信二のバックのクライシスやVIZIONのメンバーとして活躍し、87年に山下達郎のバック・アップでソロ・デビュー、後に作曲家、プロデューサーとして活躍している有賀啓雄の80年代の名盤から選曲されたベスト盤。現在入手困難な楽曲が楽しめる。
32歳でデビューし、37歳でこの世を去ったシンガー・ソングライター大塚博堂。5年という短い活動期間ながら、オリジナリティあふれる独特の世界を展開していた彼の没後25周年企画盤。未発表曲や初CD化曲を収録したベストに、最後のツアー時のライヴ音源も収録。
雨漏り事例をもとに説くトラブルのない家づくり。ベテラン技術者のノウハウ。
智慧の花園ソネット、アントニーの情念の仇討ち、断固決断するハムレット…。「読む者は誰でも自分の分身に出会える」というシェイクスピアの劇と詩の精髄を伝える名句名言を選び抜き、原文と訳と解説を配した画期的一冊が登場。
ビクター以下、各社混在型のフォーク〜ニューミュージック・コレクション。タイトルと裏腹に実は“まざあ・こんぷれっくす”“ばっくすばにい”といったバンド名が象徴するニューミュージック黎明期の“いい感じ”を収集することがテーマと見た。侮れません。
高い音楽性と心の琴線に触れるメロディで、日本でも確かな人気を獲得しているジェイ・チョウ。クラシック音楽のテイストを活かしたコンセプトが話題だった前作とは一味違った仕上がりとなっている。
映画『ゲド戦記』に楽曲を提供するなど活躍の目立つ彼女の1年7ヵ月ぶりになるオリジナル・アルバム。静粛と情熱の混ざり合う独自の世界観はさすがの一言で、今回はモンティ・パイソンの楽曲をカヴァーしたり、セルフ・カヴァーもありで、バラエティに富んでいる。
デビュー35周年を記念した3部構成のベスト盤。ディスク1は「青春〜生きる(エネルギー)」、ディスク2は「愛〜優しさ」、ディスク3は日常生活の中で「ふと忘れがちな大切なもの(心)」がテーマ。
巷に跋扈する異界の者たちを呼び寄せる深い闇の世界を、卓越した筆致をもって描ききった秋成の本格怪異小説の数々。崇徳院が眠る白峯の御陵を訪ねた西行法師の前に現れたその人は…(白峯)。男同士の真の友情は互いの危機において試された(菊花の約)。戦乱の世に7年もの間、家を留守にした男が故郷に帰って見たものは…(浅茅が宿)。男が出会った世にも美しい女の正体は蛇であった(蛇性の婬)など、珠玉の全九編。