アメリカン・スクールの見学に訪れた日本人英語教師たちの不条理で滑稽な体験を通して、終戦後の日米関係を鋭利に諷刺する、芥川賞受賞の表題作のほか、若き兵士の揺れ動く心情を鮮烈に抉り取った文壇デビュー作『小銃』や、ユーモアと不安が共存する執拗なドタバタ劇『汽車の中』など全八編を収録。一見無造作な文体から底知れぬ闇を感じさせる、特異な魅力を放つ鬼才の初期作品集。
原作コミック連載スタート29周年を記念したベスト・アルバム。TVシリーズはもちろんのこと劇場版までの全作品の主題歌19曲がコンプリートされているほか、初期の主要正義超人のテーマも収録されている。
往年の名曲をスーパープライスで!
現場で実際に使われている生の英語にこだわったビジネス英会話です。つまり『日本人のための英語ではなく、ビジネス場面でネイティブ同士が実際に使っている生きた英語』なのです。職場で、会議で、プレゼンテーションで、商談でと、想定できるビジネス場面を取り上げリアルに再現しています。59のダイアローグがネイティブの自然なスピードで収録されています。CDを繰り返し聞いて、ナチュラルな発音とアクセント、そしてスピードを体験してください。CDは、暗記するぐらい聞きこみましょう。
新憲法の制定、婦人参政権、教育の民主化、農地改革、財閥解体など一連の戦後改革は、占領政策によるものとされてきたが、本当にそうなのだろうか。改革の原点は占領政策ではなく、総力戦時代の社会から継承したものの中にあった。占領開始から五五年体制成立までの戦後一〇年を斬新な視点で描きだす。
貧困層は最貧困層へ、中流の人々も尋常ならざるペースで貧困層へと転落していく。急激に進む社会の二極化の足元で何が起きているのか。追いやられる人々の肉声を通して、その現状を報告する。弱者を食いものにし一部の富者が潤ってゆくという世界構造の中で、それでもあきらめず、この流れに抵抗しようとする人々の「新しい戦略」とは何か。
人気アニメ『ARIA』シリーズより、ピアノ・ソロ曲のみを収録した、ピアノ・コレクションの第2弾。名手・妹尾武の弾くBGMや、窪田ミナの奏でるオープニング・テーマ「スピラーレ」など、主題歌4曲を含む話題曲が満載だ。
77年12月発表作品の30年周年リマスター盤で、81年リミックス版も収録。ポップス史のパロディ・ネタから自虐ネタも含む古典的なカレンダー構成作だ。なかでも2月と8月、11月の曲を聴けば、81年発表の『A LONG VACATION』へのつながりを実感できるはずだ。
90年代に活躍した米国のダンス・ミュージック系の女性三人組コーラス・グループ、A.S.A.P.。彼女たちによる荒井由実・松任谷由実ナンバーの英語カヴァーをまとめたベスト。いかにユーミンの日本語歌詞と歌声の表情を聴いていたかを再確認させるカヴァーだ。
第一巻(一八三五年)でアメリカのデモクラシーの形成過程とその政治制度の運用について精緻な分析を行ったトクヴィルは、五年後に刊行した第二巻では、デモクラシーが人々の知的運動、感情、道徳などに及ぼした影響について考察する。
ラブ・ソングを集めた、DVD付きのベスト盤であり、新たにヴォーカルを録音し直したり、リミックスしたりした改訂盤である。心の底から響くソウルフルな表現が既発表曲に別の光と影を投じており、ここでもリアリティのあるストーリーテラーぶりがわかる。
「司法権の独立」と鋭い緊張関係に立つ「裁判官への民主的統制」。公正な裁判を実現するためこの2つの要請をどう両立させるべきか。アメリカの判例・法理の史的展開を丹念に検証した意欲作。
世界に衝撃をあたえ、近代市民社会のゆく手を切りひらいた二つの革命は、どのように完遂されたのか。思想の推移、社会の激変、ゆれ動く民衆の姿を克明に描写し、神話化された栄光と理想だけでなく、現実との矛盾や葛藤も明らかにする。
東海テレビ開局50周年記念昼ドラマ『花衣夢衣』のオリジナル・サウンドトラック。双子姉妹による壮大な物語を盛り上げる、和楽器と現代音楽を重ねた、たおやかなサウンドが収められている。