電気自動車(EV)、スマートグリッドの時代に飛躍的に需要が伸びると予想される高性能「リチウムイオン電池」は日本のオリジナル技術である。日本はこれまで圧倒的な世界シェアを誇ってきたが、とうとう2011年、韓国に世界シェア1位を奪われた。特許出願件数でも中国の台頭が著しく、国際標準化の競争でも出遅れた感が強いー。長年、電池問題を取材してきた著者は、リチウムイオン電池の発明者である吉野彰(旭化成フェロー)、蓄電池製造ベンチャー企業エリーパワー社長の吉田博一、次世代電池開発の国家プロジェクトの責任者、小久見善八・京大特任教授らへの取材を通じて、日本の電池技術の将来を熱く論じる。
エコ・デバイスとは限られたエネルギー資源を上手に使うための素子のこと。あらゆる分野に使われて無駄なエネルギーを削減し、より良い生活が営まれるような社会生活を実現します。エコ・デバイス、パワーデバイス、照明用LED/有機EL、液晶テレビ用バックライト光源、節電センサ、太陽電池、知りたいことがよくわかる。
再生可能エネルギーの利用で立ち遅れてきた日本だが、ようやく活用への機運が高まりつつある。本書では、水力、風力、太陽光、地熱などにくわえ、潮力、波力、海洋温度差や熱電、圧電、燃料電池など、新しいエネルギー技術の最前線を紹介。大容量集中型発電と自然エネルギーなどを組み合わせたエネルギーの分散化とベストミックスの基礎知識。
緊急用やアウトドア、ちょっとした居室の電気を賄う太陽光発電システムなら、パネルやバッテリー、その他付属システムを合わせても、いまや5万円程度でも製作できる。そんな、できるだけ自分で組み立てて「自分の電気生活」を実現してみたいという人に基本を教える。-さらに、もっとエコな発電や模型工作で使える太陽電池そのものを作ってみたいという人に、究極の自然派電池「色素増感太陽電池」の作り方まで伝授する。
紙おむつ原料で世界トップシェア。「技術立社」の激闘70年。
リチウムイオン電池とその使用法、回路設計について解説した入門書。