本シリーズは、小学校高学年から大学生の幅広い学生の方々にも楽しく読み進めることができ、そして容易に実験・工作ができるように、わかりやすい図解や多くの写真を使いながら解説しています。同時にエレクトロニクスの基本やデバイスとその応用方法を学んでいけるようになっています。
政策の節度を保つためーつまりは費用対効果を保つため、温暖化対策基本法には「コスト抑制条項」を提案、再生可能エネルギー全量買い取り制度には「便益積算による買い取り価格設定」を提案する。
化学電池は、材料化学の知識と材料集積化の技術を発揮するのに適した対象である。本書は、金属・材料系の学生・技術者に対し、化学電池に関する基礎的知識と電池構成材料に関する専門的知識を提供することを目的に書かれた。化学電池の歴史的変遷、電池の構造と構成材料の果たす役割、電池機能の理解に必要な電気化学理論などをまとめている。深刻化する地球環境問題の重要な解決策として高性能化学電池の開発が急がれる今、電池の現状把握と将来への開発指針を得るためには、最適の一書である。
太陽電池はその名のとおり、太陽の光がもつエネルギーを電気エネルギーに変換する装置です。エネルギー源が太陽なのでほかに燃料はいらず、廃棄物もでません。まさに環境にやさしい供給源なのですが、まだまだ価格が高く、導入を迷っている方も多いことでしょう。本書では、発電のしくみから導入価格がどこまで下がるかまで、幅広く紹介していきます。
水素と酸素から高い効率で電気をつくる。脱石油燃料の旗手となるのか?家庭用エコシステムの次は燃料電池自動車が登場する。
資源の枯渇問題からCO2の排出問題まで、さまざまな難問をかかえるエネルギー。私たちが毎日利用している身近なエネルギーが、実際にどのような技術を使って産みだされ、私たちのもとまで送り届けられてくるのか、いま一度おさらいしてみましょう。太陽電池をはじめとした各種の技術革新で、未来のエネルギーを確保していくことはできるのでしょうか。
現代社会を支える先端科学技術は、思われているほど難しいものでなく、優しいものであり、身の回りの自然の中には至るところにそれに繋がる様々な芽がある。これを考えることがまた楽しいものであり、一寸見方を変えると非常に面白い世界の中にいることが分かることを、身の周りのことを題材として取り上げ、短く、平易に記述している。
本書は、リチウムイオン電池について、基礎から応用までを第一線の研究者らが詳しく解説したものである。
クリーンで無尽蔵、さらに環境にやさしい、太陽エネルギーを使った様々な発電。太陽光発電、太陽熱発電、太陽光による水素製造、そして未来の宇宙太陽発電、人工太陽発電までを紹介。エネルギー活用の基礎を学びつつ、技術への理解も進むようになっています。
磁石で浮かべてつくる完全な球、老化を抑える人工酵素、超高密度記録ハードディスク、光の反射が起こらないモスアイ構造など興味深い21テーマを厳選して紹介。さまざまなアイデアを駆使して分子1個、原子1個を操る材料化学は、我々の未来を大きく変える。分子・原子レベルで設計する先端材料の世界。
家電から食品・医療品まで73の最新技術をわかりやすく解説。
新たなビジネスモデルを創出し、産業を活性化させるためには、エネルギー産業に新規参入者を取り込むことが望ましい。その新規参入者として見込まれる自動車や情報通信、家電、住宅など異業種との連携拡大が、我が国の成長戦略を描く上で極めて重要である。国の政策づくりに深くかかわるエネルギー研究の第一人者が、社会の未来像を示す。