ウィルコムから新発売となった三洋電機製「WX310SA」。愛称は“洋ぽん”。大画面で明るく視野角にも優れたQVGA液晶を搭載し、128Kbpsの高速「4×パケット通信」にも対応。京ぽん2(WX310K)とは違うフルブラウザ「NetFront v3.3」を採用して、Webページを3つ同時に開けるなど独特の機能を満載している。さらに、ウィルコム初のJava機能対応で、ケータイで人気のゲームアプリが遊べる。魅力的な洋ぽんを本書片手に使いこなそう。
フルブラウザを搭載しウィルコム躍進の決め手となったベストセラーモデル「AH-K3001V」。この名機が進化した新機種「WX310K」がついに登場。大画面QVGA液晶やフルブラウザ機能はもちろん、新しくBluetooth & Flashに対応。さらに、ダウンロードすることで拡張するMP3対応のミュージックプレイヤーやMP4プレイヤー機能、130万画素カメラ、通信速度が4倍速くなる「4×パケット通信」対応など、ユーザーの工夫で強化できるポイントが満載だ。
一歩先行く独自技術開発、危機と向き合い意識改革。バブル崩壊後の混迷の中に活力と存在感を示した21社を紹介。
自動車および住宅用PEFCの話題が毎日新聞を賑わしているが、この本はそのキーパーツであるイオン交換膜を中心的に取り上げ、各著者が独自の思想を述べたものである。第1章ではPEFCに関するイントロダクション、第2章ではパーフロロ系を中心としたフッ素化膜、第3章ではトリフロロスチレン系膜、第4章では炭化水素系膜、第5章では使用側から見た膜という観点から、Ballard社とDeNora社のPEFCについての比較が述べられている。
太陽光発電から風力発電、バイオマス、潮汐、水力などの自然エネルギーを使った発電から、燃料電池などの新技術さらにコージェネレーション、マイクログリッド(分散型電源)といったクリーン発電を取り巻くシステムまでいま話題の「クリーン」と言われる発電について基本的なしくみ、環境への影響、コスト、日本・世界での状況、長所・短所などの「基礎知識」をわかりやすく解説。
「世界初」には共通項あり。「理解されないアイデア」「ひとり」、そして「好き」。アシモ、ヘルシオ、H2Aロケット…。開発のプロ達が初めて明かす、苦しくも楽しい人間ドラマ。
ラジオ少年だった著者は、およそ8年前、珍しい1本の真空管にである。ふとしたキッカケで、常識的には真空管5本が必要なスーパーラジオがこの1本だけで出来ないかと思いたち、苦心の末実現する。以後、誰も成功したことのない、より高度な「1球スーパー」への挑戦がはじまった。本書では、驚愕の1球スーパーラジオ完成の過程を写真や配線図入りで紹介していく。完成した一見チープなラジオが、確かな性能を発揮するのが痛快だ。ここで語られる設計思想や製作過程からは、時間にとらわれず考え抜くことの贅沢さ、楽しさが伝わってくる。
電子材料とデバイスを知る。電子機器の多彩な進展に、材料開発が大きく寄与。基礎から応用展開までを重点解説。
本書はナノカーボンの、おもに応用・実用化研究に焦点をしぼったモノグラフである。
人間は自動車を発明して以来、事故をどう減らすかという課題を突きつけられてきた。サイのように巨大で重たいクルマが、個々バラバラに走り回る…これではいくら、自動車道や信号機などを整備しても、渋滞や事故低減には限界がある。いま、ようやくITを利用したテレマティックスにより、クルマ同士をつなぐ巨大ネットワーク社会が誕生しようとしている。進化したカーナビ、ETCに用いられる高速大容量送受信が可能な通信技術、自車の交通情況をセンターに送るプローブカー技術などにより、交通事故死亡者数は半減、渋滞もなくなり、環境への負荷も低減できる。日欧のメーカーに取材し、開発の最前線をレポート。ハード面のみならず、人とモビリティが共生する思想を問う意欲作。