本書は太陽電池ならびに太陽光発電システムをめぐる世界の最新技術を解説したものである。ここ10年の急速な技術の進歩によって、この分野もしだいに細分化されてきている。この観点から、各章ならびに各節の執筆者として、現在わが国でのトップエキスパートを選び、先端技術の現状を紹介した。その内容は、21世紀に大きく成長しようとする新産業をめざした業界のトップマネージャー、太陽電池セルの製造からシステム開発に至る各分野の現場技術者、研究開発分野の科学技術者、大学研究者および大学院生などに焦点を絞って執筆されたものである。
簡単でインパクトのあるおもしろい実験を紹介。楽しい実験を通して、地球規模の環境問題が身近になる。
初版を刊行して以来、多くの読者に支持され、版を重ねることができたが、早くも10年を経過した。もとより、本書のような内容は、十数年の間に変化するものではないが、その間に寄せられた質問なども勘案して、この際に、内容を全面的に見直し、新訂版とすることとした。改訂にあたっては、最初に0章として、物理化学量の単位に関する事項を解説した。また、例題や問題についても検討し、若干の新問題を追加した。
この本は、小学校での「理科」の授業に役立つことを念頭において作りました。今までに実施した実験の中から特に教育効果の大きいものを精選して、「不思議の世界」・「光と色」・「身近なものづくり」の3編に整理し、14の実験項目として一冊にまとめました。
全ページカラー化の最新版。オープンカーを特集。
パスカル、ニュートン…偉大な科学者たちの歴史とナノテクノロジーなどの最新技術をわかりやすく解説した文科系学生に最適のテキスト!科学を応用し産業に結びつける方策が技術である。技術には人間の幸福を約束する“光”の部分と環境破壊などの“影”の部分が存在する。その“影”の部分はもうこれ以上無視することはできない。明るい人類の未来を次世代の人々に伝えるために…。
本書の目的は、アンケート調査、現地インタビュー調査を通じて、日本企業の新しい中国事業戦略展開の中での在中日系企業における経営改革の現状を分析し、中国事業成功の鍵となる正しい経営現地化政策を提言することである。中国の工業発展は、北京市を中心とする環渤海地域、上海市を中心とする長江デルタ地域を中心とする珠江デルタ地域の3地域に展開するが、本書の研究対象は、消費市場として最も発展している上海市とその周辺地域に事業展開する日系企業に的を絞った。
最高の燃費効率とパワー!地球温暖化の防止に貢献し、バイオマス、燃料電池時代にもマッチングするディーゼルの真の姿を、科学的根拠に基づいて明らかにする。
われわれ人類の生存には、電気エネルギーが必須である。このためには、時間をかけてでも持続可能な発電方式に変更しなければならない。このような背景から火力発電、水力発電あるいは原子力発電だけではなく、現在開発中のものをできるだけ多く取り入れて教科書を作成した。しかし、開発途上のものを説明するためには、そこに至る様々な予備知識や技術を解説する必要が出てきた。そして本来意図した原理原則だけを教える基本的な教科書では足りなくなった。こうして本書は、“地球温暖化の終焉へ向けて”と副題を付し、最新の発電方式をできるだけ多く取り入れた。そして、従来の発電方式はできるだけ原理原則を、また新発電方式にはそれに加え、開発の経緯もわかりやすく書いた。
携帯用の電化製品だけでなく、自転車や歯ブラシなどの日用品にまで、電化の波はおしよせている。こうしたなか、使い捨てにしない、環境に配慮した携帯電源が強く求められている。本書では、さまざまな種類の電池について、発明や改良の経緯を交えて説明しました。種類ごとの材料の違いや特徴も解説。さらに、製品が待たれている燃料電池やキャパシターなどについても解説。話題のオキシライド乾電池にも触れている。電池の過去と未来が、この一冊でわかる。
急速な勢いで進むグローバリゼーションの進展と情報技術の発達に伴い、日本企業の経営者は新たな戦略を模索している。本書は、経済発展の著しい東アジアにおける日本企業の経営活動に注目し、現地日系企業の経営者及び日本の関係機関のトップに対するインタビュー・サーベイを中心にその実態を把握し、今後のあるべき姿を論及した労作である。