本書は、熱力学とはどのような学問か、またどのように役立つのかを具体的に、やさしく明快に解説し、「わかる熱力学」を実現したこれまでにない斬新なテキストである。特徴としては、広い範囲から精選した最新の実例を豊富に盛り込み、熱力学の抽象概念に鮮明なイメージを与えていること、Q&Aで読者のつまずきやすい疑問を先取りし、その場でひとつひとつ解決していくことにより、全体の見とおしをクリアにし、理解不十分のまま先へ進むことのないように努めていること、化学系、機械系など、細分化された分野の熱力学の有機的な融合を図っているので、ひとつの熱力学から出発して様々な他の分野へと視野を拡大し、応用することができること、などが挙げられる。
大学低学年生向けに書かれた物理化学の教科書
いま脚光を浴びている電池の開発現場からのホットな話題をお届けします。パソコン、携帯電話などで需要が急伸しているリチウムイオン二次電池と、将来性の高い電気自動車用電池を取り上げて、アクティブに迫ります。
生活費にマルマル差がつく、やりくり家計簿の秘密。電話、電気、水道代からレジャー、運賃、家のリフォーム代まで。
太陽電池、免疫反応からDVD、プルトニウムまで、科学の最先端を図解入りでやさしく解説。基本的な「しくみ」は意外と簡単ですから、あなたもきっと大丈夫。
本書は、太陽光発電懇話会において普及提言ワーキンググループを中心に編集委員会を設置し、現場で役立つハンドブックを目指して取りまとめたものである。
本書は主に大学理工系の1、2年生を対象とした一般教育用のテキストである。物理化学の重要事項である熱力学と反応速度論を中心に、化学平衡、電解質溶液と電池、さらには統計熱力学などについて、その基本的な考え方を親しみやすい文調でわかりやすく解説する。各章ごとに例題を多数設け、これを解くことによりその章の基本事項を確実に理解できるようにしている。半期の授業時間内に十分に修了できるよう必須事項をコンパクトにまとめてあることから、大学のカリキュラム改革により増加した、セメスター制の授業のテキストとして最適なものである。
本書は、特定の分野に偏ることなく、電気エネルギーを中心として、その周辺の広い分野を横断的に網羅している。ただし、電気エネルギー工学を学ぶにあたって必要な基本的事項および最新の技術をわかりやすく記述している。
本書は大学初年級における化学概論(物理化学の初歩を主とする)の教科書ないし参考書として著述された。題材を精選し、簡潔平易に記述するように努めた。各章の終りに演習問題を配置し、巻末にその解をやや詳しく記して自習の便をはかった。
世界を旅した女優が綴るテレビの内側、普段着の暮らし…やさしい眼差しで見つめる出会いと好奇心の日々。書き下ろしエッセイ集。
その電器屋さんの広告は、スーパーのチラシのうらにあった。そこに、「先着20名、アルカリ電池むりょう進呈」の文字を見つけたとき、ぼくは思わずとびあがったネ。だけど…。そこでもらったちっぽけな電池を、ぼくのとっておきのミニ四駆にいれたときから、おかしなことがはじまったんだ。第13回福島正実記念SF童話賞大賞作品。小学校低・中学年向。