本書は、学生時代に物理や化学の苦手だった人が、電気の初歩的なルールを理解しやすいように、イラストをふんだんに取り入れ、歴史を築いた偉人たちのエピソードにも触れながら、やさしく解説しました。「電気と磁気の正体は?」「電池は電気の発生装置」「電波の謎に迫る」「電気に関する基礎知識」など、電気の発見からしくみまで、わかりやすく図解。
本書は,大学学部の電気系および化学系学科の学生諸君の教科書および参考書用として執筆したものである。
本書では、多く彩用されているスルファミン酸浴と、ニッケル合金電鋳について多くのページを割いた。実際的な作業法や、製法についてなるべく詳細に記述するように心掛けた。
化学は歴史だ、とはじめに変なことをいいます。でも本当のことなのです。断っておきますが「化学の歴史」ではないのです。「化学は歴史」なのです。教科書にはたった一行の法則も、その裏には長い苦闘と葛藤の歴史があり、それを知って思わずそうかとうなることも少なくありません。実際授業をしていて、そういう場面にぶつかり生徒の顔が輝くことがあります。それは教えているものにとって何ともうれしい瞬間です。学ぶとは人間として生きることの意味を悟ることでもあります。
急迫、開発競争! シリコンより6倍の超高速演算可能に? (秒進分歩の半導体最前線;超微細加工とガリウムひ素が注目されるわけ;ガリウムひ素太陽電池;欠陥のない結晶を求めて;光コンピュータへの道;次世代素子への試練;米国防総省が注目したガリウムひ素)など。
すでに世界的水準として定評のある日本の科学技術。そして、それを支える第一線の科学者たちの努力-。全国各地の研究者たちによるハイテクの現状を紹介して話題のテレビ番組を、読みやすい科学入門書にまとめたテクノエイジシリーズ第3弾・広島編PART 2!
21世紀は近い。平和と幸福の新世紀-その実現を目指してたゆまぬ努力を続ける科学者たち。いまや世界に誇る日本の先端技術を、その研究現場から紹介する話題のテレビ番組を、リーダブルな科学入門書に編集し直した好評のテクノエイジシリーズ第11弾・愛媛編!
ビデオやオーディオなど、私たちに身近なこのごろのエレクトロニクス商品は、実は現在もっとも進んだ技術を全部そのなかに取り込んでいる。新しい技術というのは、結晶のなかの電子のふるまいや、光の基本的な性質などを巧妙に駆使する。だから、物理学の段階から、正確に理解していなければ進歩させることができない。この本には、CCD、半導体レーザなど、そういう基礎研究と技術開発がドラマティックにからみあって展開する実例が描かれる。ソニーの研究活動の一端をありのままに見せる本である。