もう排気ガスは出せない。水しか排出しない燃料電池車の開発に、自動車メーカー各社がしのぎを削っている。その中核技術である燃料電池で世界をリードするバラード社の、起業から、ダイムラークライスラー、フォード、ホンダなど巨大企業と対等提携するまでの成功の軌跡を描く。
本書では意識して安全性の問題にはふれずに、日本が原子力発電を推進してきた理由、すなわちエネルギー安全保障、CO2の排出削減、経済的な発電コストの実現という三点が、もはや時代遅れになってしまったことを示し、その後で、新しいエネルギー変換技術である燃料電池と常温核融合、つまり水素エネルギー技術が原子力発電に代わるべく台頭してきていることを紹介する。
AV(オーディオ・ビデオ)からデジタル放送、情報通信機器まで、その機器の基礎となる原理を徹底的に解説した技術入門書。
身近なものから、わたしたちの生活を変えるような画期的なものまで、35の発明や発見をとりあげ、マンガを見ながら楽しく知識が身につくように構成しました。
本書は物理学の分野にある熱力学をやさしく紹介することを意図するものではない。化学への応用を念頭において、それに必要なだけの熱力学を説明した後、これを反応を中心とする化学の問題にいかに結び付けるか、いかに活用するかを、簡潔に解説する。本文中の式の導出に惑わされないため、各章の終わりには“まとめ”を設けて、活用すべき熱力学ないし化学熱力学の式を明示するようにした。例題、章末問題は、単に解くだけではなく、自ら考える場となるよう試みてある。
最先端科学の現場を徹底取材し、軽妙な文章でわかりやすくまとめあげたおとなの理科の本。
電気の最も基本的な知識から最新のテクノロジーまでを縦横無尽に駆けめぐる。
「サンヨー」がどのような歴史を持ち、どのような理念に基づいて経営されているのか。そして、どのような戦略を描いて未来に立ち向かっているのか。本書は、そんな疑問をサンヨーの経営陣や技術者たちへの緊密な取材を通して探ったビジネス・ドキュメントである。
本書は、化学への応用を目的として熱力学を学ぶ人のために書かれたもので、とくに初めて熱力学を学ぶ学生諸君のための入門となるよう心掛けてある。そのために、全体として記述を丁寧にし、かつ式の誘導も親切に記している。
理科が苦手な人にも楽しい科学雑学。子供と一緒に、自然の不思議や身のまわりのナゾ、日ごろの「?」を解き明かしてみませんか。神戸新聞連載の「理科の散歩道」を単行本化。
こどもの頃から知りたかった電気の謎をこの1冊で解きませんか?クラスメートも彼女もびっくり。見開き100のQ&A・オールイラスト付き。
身近な家電製品を上手に使う。電気の基本をわかりやすく解説。
現場の計測は、いかに雑音の影響を抑えるかが中心となります。そのためには、エヌエフが得意としているアナログ信号処理の技術が不可欠です。本書は、40年にわたって培ってきたこのアナログ技術を結集した内容になっております。研究開発や製品作りの現場で、最も重要なのが「ものをいかに測るか」であり、その計測のノウハウを知ることは極めて重要です。本企画では、計測現場で遭遇する種種な問題点を取り上げ、その解決策を具体的に提示しました。
「国内」「アメリカ」「中国」という3つの大きな市場での戦い、そして次世代技術「燃料電池」での戦いを通じ、トヨタとホンダの強さの秘密、自動車産業の現状と未来を探る。
本書は、電池についてなるべくわかりやすく紹介。どんなところで利用されているのか、どんな歴史があるのか、どんなしくみで電気をつくりだしているのか、また安全な使い方やリサイクルについてなどを説明する。
本書では基礎的なことからやや専門的なことまでなるべく平易に解説している。また、国内外の技術開発プロジェクトや政策動向についても詳しく述べている。
3年で4人がノーベル賞を受賞!それは「しぶといモノ作り」パワーの証だった。ノーベル賞科学者を筆頭に62人が語る「しぶとさ」こそ、日本蘇生の強力エネルギー源だ。