本書は、内容の水準を中学校と高等学校に置きました。基礎的事項を理解する実験以外に、生徒たちの発展的学習に適応できる内容の実験も含めてあります。また、どの実験も容易に行えるように、わかりやすく記述・解説してあります。これらの実験を縦横に使用していただきたいと希望します。本書の実験は、多少の工夫を加えれば大学の基礎教育の教材としても適し、また一部をやさしくすれば小学校でも活用できるものです。
10年後、私たちはどんなクルマに乗っているのでしょう。胸をはってクルマに乗るために、いま知っておきたいこと。
富士通「フルカラーPDP」、カシオ「デジカメ」、日産「フェアレディZ」、キリン「氷結」…。組織にも不運にも、そして自分にも負けることなく夢を追い続けた「技術屋」たちの不屈の物語。
本書では、短・中期的から中・長期的な時間軸の中で、新しい電力供給システムのキーコンポーネントとなるべき技術課題を取り上げ、その現状と課題、展望を記述した。
明日の「科学技術」を担う“原石”たちからの熱きメッセージ。
本書はナノカーボンの応用・実用化研究およびその企業戦略に焦点をしぼったモノグラフである。各章の執筆者は、ナノカーボン研究の各分野の第一線で活躍している、現在考えられる最高の執筆者である。また、フラーレンとカーボンナノチューブに関する基礎的な章を設けたが、ナノカーボン分野の研究の基礎事項を平易に解説している。
通勤電車から見えた住宅開発による環境の変化に心を痛めたことをきっかけに、エコロジーを考えるようになった著者。ゴミの分別、リサイクルから、ソーラーシステムの設置、なんと風力発電装置まで設置。著者が描く究極の「エコハウス」までエコロジカルな話題満載。
本書は、2002年5月よりQDT誌に連載された「オーバーデンチャーを再考する」に加筆・修正し、まとめたものである。
本書は、クルマに関心のある人たちに、最新のパワーユニットと、それが将来的にどのようになろうとしているのかについて、できるだけわかりやすく解説したものである。
本書では、これからの21世紀の脱工業化社会で民生用のエネルギー消費の比率が増大するなかで、日本の都市の基幹的エネルギーシステムとして、欧米の寒冷地型のコージェネレーションシステムより、高効率化された集中発電・広域電力供給方式とヒートポンプシステムの組合せ方式のほうが、はるかに省エネルギー的で、かつ省資源的であり、同時に分散型の自然エネルギー利用の風力発電、光発電などとの整合性もあって、22世紀の本格的な自然エネルギー・再生エネルギー時代に移行するためにもより優れた方式であるという著者の認識をもとにまとめられている。また、本書は日本の高すぎるエネルギー料金、歪んだ料金体系が、合理的なエネルギーシステムの選択を阻害しているだけでなく、国民のエネルギー問題への関心をむしろ阻喪させてしまっているとの懸念から、あえて専門外の問題をも取り扱っている。
本書は、平成14年度の1年間に発行した「理科教育ニュース」「ためしてみよう」「指導者用解説紙面」を縮刷し、活用版として一冊にまとめたものである。