資源問題・環境問題がかつてないほど切実に論議されている現在、クルマは生き延びるためにどのように変わっていくのか?低燃費・低公害エンジン車、電気自動車、ハイブリッドカーから次世代燃料電池電気自動車まで、『エコカー』の現在の技術を豊富な図版でわかりやすく解説。
電池や電解は、“電気化学反応”という電極と反応物質との間の電子の移動が中心的な役割を演じる一連の反応である。電子の移動に伴って結合の切断や生成が引き続く場合が多い。電子の移動の一方の相手が“電極”という固体であるので、その反応は溶液中で進む一般の化学反応と少し異なる。本書では、固液界面で進行する電気化学反応の特徴、その反応が進行する場、反応の速度などの基礎を十分に理解する。さらに、その理解に基づいて、電気化学反応を用いる電池や燃料電池、電解合成、光電気化学、表面改質の原理、特徴を理解する。本書は、高等専門学校高学年から大学学部学生を対象に、電気化学の分野をわかりやすく解説した教科書。
この本は大学初年度向けの基礎化学の教科書である。内容は原子の電子配置、化学結合、化学平衡、電気化学、反応速度、熱力学など、いわゆる物理化学の内容が中心である。ライフサイエンスとタイトルにつけているが、生命科学を直接扱っているのではなく、まず化学の基本を述べ、それが生命科学とどのうようにつながっているかがわかるように、コラムや欄外に生命科学と関連した内容を加えた本である。
燃料電池とは、水素と酸素を結合させて発電する装置。電気自動車用として開発が加速し、家庭用のコージェネレーション機として爆発的普及が予想される。排ガスは水だけ、水素を作り出す資源は天然ガスであり、採掘可能な埋蔵量は500年以上、メタンハイドレートも含めれば、千年以上も供給可能。必要なときに必要なだけ発電し、余った電力は水素として貯蔵する。節電効果も高く、しかもエネルギー効率は理論上100%に近い。燃料電池の開発の現場から、「エネルギーの民主化」に向けて、大きく胎動する世界の最前線をレポートする。
わたしとみんなと地球のために家庭、学校、職場でできる3つのR、リデュース=減らす、リユース=再使用、リサイクル=再生利用。できることから少しずつでもはじめましょう。さあ、3R大作戦の開始です。
もう排気ガスは出せない。水しか排出しない燃料電池車の開発に、自動車メーカー各社がしのぎを削っている。その中核技術である燃料電池で世界をリードするバラード社の、起業から、ダイムラークライスラー、フォード、ホンダなど巨大企業と対等提携するまでの成功の軌跡を描く。
新世紀のエネルギーとして期待される燃料電池革命は成功するのか。世界の産業界の胎動と国家戦略から、新たなエネルギー論を展開する。
全国で躍進する「ふるさとベンチャー」ハイテクから農産品加工まで47社の社長が語る「わが社の戦略」。
わが国における資源・エネルギーの安定的な確保およびその有効利用の実現、未来社会において資源・エネルギーの確保が困難になっても人間活動及び生産活動を維持するためには、どの様な物質循環プロセスを創生すべきかについて検討しておく必要がある。この様な問題意識に基づいて、本書では産業界におけるゼロエミッション化の現状をまとめた。
本書は、表面技術に携わる人、関心を持つ人のために、電極現象を横断的に解説した電気化学のテキストである。
薄膜太陽電池に関して基礎からシステム応用まで幅広く紹介した教科書。特に太陽電池の動作理論を各所に盛り込むと共に、膜形成の基礎過程を基礎からひも解いている。おもにアモルファスシリコン、多結晶シリコン薄膜、Cu(InGa)Se2、CdTeなどの開発が進んでいる薄膜太陽電池を紹介する。
本書では意識して安全性の問題にはふれずに、日本が原子力発電を推進してきた理由、すなわちエネルギー安全保障、CO2の排出削減、経済的な発電コストの実現という三点が、もはや時代遅れになってしまったことを示し、その後で、新しいエネルギー変換技術である燃料電池と常温核融合、つまり水素エネルギー技術が原子力発電に代わるべく台頭してきていることを紹介する。
AV(オーディオ・ビデオ)からデジタル放送、情報通信機器まで、その機器の基礎となる原理を徹底的に解説した技術入門書。
ユニット&パイロット図艦を100%にするための確かな情報を完全掲載。易・普・難の3ルートを難易度別に完全解析。全ユニットの性能を120%引きだすワンポイントアドバイス&MAX改造データ。改造貧乏から脱出?!資金を限界まで稼ぐテクニック&データを公開。難ルートが要求する高度な戦術を徹底研究。連続援護攻撃で敵殲滅をねらえ。