本書は編者の一部が南雲堂から出しているEconomics in the News,2vols.のアップデート版であり、その特徴を引き継いでいる。すなわち、経済時事英語に重点を置き、その上で継続的に報道されるであろうトピックスを厳選しているということだ。記事の後に編者の分かりうる範囲で簡潔な解説を加えた。
本書は、水素エネルギー利用技術を中心に最新の情報を取り入れた。今世紀の水素エネルギー社会実現に向けて注目されている水素貯蔵技術、燃料電池、燃料電池自動車、水素供給ステーション、ニッケルー水素化物電池、電気自動車、ハイブリッド車など技術開発の現状と展望について解説した。
実は電気自動車の歴史は、ガソリンよりも古かった。
本書は、科学と非科学の間を埋めるようなテーマを扱う。たとえば「人間の遺伝子構造から予測される火星人の性格分析」や、「10%還元ポイントカード制度を数学的に分析し隠された収益性を明らかにする」など。しかし、いわゆる似非科学の本ではない。「非科学的」な香りがしながらも根底には「科学」があるという発想がテーマなのだ。「科学に似て非なるもの」ではなく、「非科学に似た科学」=「似/非科学」。それは「魅惑」という言葉がぴったりあてはまる、しかしちゃんとした科学なのだ。
科学的知見により、人口問題から環境ホルモンまであらゆる地球環境問題を網羅。環境税、CO2排出権取引等、経済的分析も加わり、さらに充実した一冊に。
「グリーンケミストリーー持続的社会のための化学」「グリーンバイオテクノロジーー持続的社会のための生物工学」に続く“無機プロセスと材料”に焦点をおいた第3弾。材料創成のソフトパス、エネルギー分野のグリーン化と材料、プロセス・製品のグリーン化とリサイクルの3部から構成。幅広く最新の話題を紹介。
本書では、一次電池の他、とくにリチウムイオン電池中心に展開される二次電池、さらにはリチウムポリマー電池など新しいタイプの二次電池の市場動向、及びメーカー戦略、そして、それぞれを構成する材料の市場動向が調査・解説されている。
本書では、新しい世紀を迎え、今後この電池がどのような方向に進むのかについて最新の情報を提供することを目的として、それぞれの分野の第一線の先生方に執筆して頂いた。特に、既存の技術にこだわらずどのような夢がリチウム二次電池のそれぞれの材料・部材において考えられるのか、あるいはどのような新規技術が将来開発されないといけないのかについて、各専門分野における先端研究を基礎にした、今後の技術的展望を執筆して頂いている。
SANYOの業績が注目されている。ネット・デジタル関連の機器や部品が着実に収益をあげていること、「リアルIT株」としてアナリスト筋から高く評価されたことに加えて、洗剤のいらない(「ゼロコース」のある)洗濯機のヒット、中国最大の家電メーカー、ハイアールとの包括提携など、続々と大仕事を成功させた井植敏会長の「馬上行動」(スピード)経営と、究極の権限委譲をしたカンパニー制で社員の競争力を高めた組織革命の戦略56。
本書は、地球環境に優しい21世紀型発電システムとして最も期待されている燃料電池について、各燃料電池のシステム技術とその問題点を説き解くものである。
今後の豊かな生活を脅かす諸問題について、本書は、先入観にとらわれずに、客観的に、正確に、できるだけ広く、歴史の流れの中で、実例を多く採り入れて解説し、今後の環境に優しい自動車(Environment-Friendly Vehicle,EFV)のあり方について、読者の方々が考えるための素材を提供することに努めた。
本書は、化学への応用を目的として熱力学を学ぶ人のために書かれたもので、とくに初めて熱力学を学ぶ学生諸君のための入門となるよう心掛けてある。そのために、全体として記述を丁寧にし、かつ式の誘導も親切に記している。
本書は、無機化合物の製造を取り扱う無機工業化学に関し、大学の専門科目以上を学ぶ者の教科書、参考書として執筆されたものである。
太陽電池の原理、構造、材料、製造プロセスから太陽光発電システムのライフサイクル評価までを詳説。