フランスの作家メリメの原作を映画化。監督はスペインの巨匠ビセンテ・アランダ。音楽はスペイン映画音楽の重鎮ホセ・ニエトが担当していて、大編成のオーケストラを見事に操っている。場面展開に合わせて、管弦楽が描き出す様々な表情。交響詩のような、味わい深い作品だ。★
ワールドシリーズ制覇!!レッドソックス松坂大輔のメジャー1年目シーズンを、週刊文春の名物連載『大リーグファン養成コラム』の著者が追った!「1億ドルの怪物」は、世界一までの道で、何を見たのか。ボストン在住だからこそ、知り得た、とびきりのエピソード満載。+“同期”岡島秀樹の裏話も。
知識の世界へようこそ!民族、差別、言語、食べ物、ジプシー(ロマ)、モンゴルetc。たたかう言語学者・田中克彦の興味は尽きぬ。
ある日、トミーとアニカのおとなりに、ピッピという九歳の女の子がひっこしてきました。ピッピはとってもものしりで、世界一強い女の子。どろぼうも、おまわりさんも、ピッピにはかないません。ピッピと遊ぶようになってから、トミーたちの毎日は、楽しいことばかり!ところがあるとき、南の島の王さまになったピッピのお父さんが、ピッピをむかえにやってきて…?子どもの本の女王と呼ばれたリンドグレーンの代表作、元気で心やさしいピッピをめぐる三冊の物語を、リンドグレーン自身が一冊にまとめた、「長くつ下のピッピ」の決定版!リンドグレーンが「物語の精神をよく汲みとってくれた」と高く評価していた、ヴァン・ニイマンによるスウェーデン版オリジナルのイラストを、すべてカラーで収録した、豪華な一冊です。
小さな町のふるぼけた家に、奇妙なかっこうの女の子が一人ひっこしてきた。名まえはピッピ。まだ、9歳なのに大金持ちで、おまけに、世界一の力持ち!スウェーデンで生まれた「世界のアイドル」登場。
わたし、長くつ下のピッピ。いたずらが大すきで、おてんばでおまけに、とっても力もち!パパが、あらしにさらわれてひとりで、町にやってきたの。でも、さびしいなんていわない。パパは、きっとかえってくるしわたし、冒険やめられないわ!…この本は、『長くつ下のピッピ』を映画化したケン・アナキン監督が、脚本を、子ども向けの読みやすいストーリー・ブックにしたものです。
この本では、純粋に文法的なことよりはむしろ、意味と表現の問題で日本語を母語とする学習者がうっかり間違えてしまうこと、あまり気づかずにいること、覚えておいた方がいいことなどを取り上げて考えてみることにしました。
あたし、ピッピ。町のはずれの「でんでん荘」にひっこしてきたばかり。にんじん色のおさげと長くつした、肩にのせた、オナガザルのミスター・ニルソンが目じるしです。友だちになれるよ、ね?
むかし、アルゼンチンの川岸で、ダンスパーティーがありました。そのころ、白いあしだったフラミンゴは、すてきな長くつ下をはいて、パーティーへとでかけていきました。ところが、その長くつ下とは…。小学初級〜中級向。
父が果せなかった文学の道を、子・木山捷平もまた、志した。世に容れられぬ苦節の日々、あろうことか、捷平は敗戦直前の満洲へ渡った。一年が百年に値するような辛酸の日々。故郷笠岡へ痩せさらばえて帰り、貧乏・不幸何でもやって来いの覚悟がすわる。そして、暖かな人生声援の文学が始まる。市井人として生涯を貫いた文士・木山捷平晩年の短篇秀作。