人類が追い求めた「客観性」と「正確さ」の歴史。万国共通の完全な言語である「7つの単位」、そして極めて高い精度の「測定」がなければ、現代社会も科学も技術も、決して存在できなかった。長さ、メートル。時間、秒。重さ、キログラム。温度、ケルビン。電流、アンペア。物質量、モル。明るさ、カンデラ。すべての文明は、「モノサシ」から始まった。物理学の世界的権威が語る人類6000年の挑戦と科学者の叡智。
●特集1
はじまりの交響曲ーー「第1番」の魅力
●特集2
レコ芸で出会ったこの一枚
●今月のアーティスト
イーヴォ・ポゴレリチ(ピアノ)
トン・コープマン(オルガン、チェンバロ、指揮)
●注目連載
舩木篤也「コントラプンクテ」
●連載
青春18ディスク「大萩康司」
レコード誕生物語「ストコフスキー指揮ロンドン響/リムスキー=コルサコフ:交響組曲《シェエラザード》」
Viewpoints「ブラビンズ指揮/ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第7番《南極交響曲》&第9番」
※記事や付録のタイトル、内容は変わることがあります。ご了承ください。
●特集1
150年の輝き! 『ハノン』の魅力に迫る
●特集2
音楽大学から発信! 次世代を育むピアノ教育
今年は、おなじみ『ハノン・ピアノ教則本』が出版されて150周年。第1特集ではその輝きに迫ります。『ハノン』に精通したピアニストにご登場いただき、散りばめられたテクニックを徹底解剖する対談や効果的な活用法を一挙公開。さらには『ハノン』愛好家が繰り広げるおもしろ座談会も!
第2特集では、社会の変化が目まぐるしい今、ピアノ教育に求められる新しいアプローチのヒントを音楽大学の取り組みから紹介します。21世紀生まれを中心とする今の学生たちが新時代に対応する技術や表現力、生きる力をいかに育んでいるか、音楽大学の先生方と学生たちのお話から探ります。
●今月の課題曲
ブルクミュラー『18の練習曲』より《羊飼いの家路》
※記事や付録のタイトル、内容は変わることがあります。ご了承ください。
【商品構成】雑誌【仕様】A4変型判縦/116頁【分類】雑誌|ピアノ【楽器】ピアノ【編成】ピアノ・ソロ【難易度】初級/初中級/中級/中上級/上級【商品説明】最新ヒットからスタンダードまで“弾きたかったあの曲”がきっと見つかるピアノマガジン。7月号の特集は「創刊27周年 あの頃の音楽と共に振り返る 1996年はこんな年だった!」「心躍る! 伝統の響き 音楽で巡る日本の夏祭り」。インタビューはござさん、ヒビキpianoさん、アルベルト・ピッツォさん、エマニュエル・イワノフさん、コンサートレポートはまらしぃさん、黒木雪音さんをお届けいたします。【特集1】は「創刊27周年 あの頃の音楽と共に振り返る 1996年はこんな年だった!」。7月は月刊ピアノのお誕生月。月刊ピアノが生まれた1996年と今、音楽は、世の中は、当時流行したことは、どう変わったでしょうか?知っている人は懐かしい、知らない人も面白い。そんなトピックを集めてみました。【特集2】は「心躍る! 伝統の響き 音楽で巡る日本の夏祭り」。この夏、全国でたくさんの祭りが開催されます。伝統の楽器を使った音楽や独特の文化を聴いたり、見たりすることができる魅力いっぱいの、まさに日本の夏の風物詩とも言える夏祭りをいくつかご紹介いたします。 【ピアニスト・インタビュー】は構想から完成まで約2年半、『ござ式 ピアノ演奏裏ワザの極意 〜今日から使える弾き映えテクニック〜』をリリースしたござさん、2023年6月にニューアルバム『Close』をリリースし、7月からはアルバムを引っ提げてロングツアーを開催するヒビキpianoさん、ナポリ奏法を受け継ぐピアニスト、アルベルト・ピッツォさん、圧巻のテクニックと深く美しい音色で聴衆を魅了するエマニュエル・イワノフさん。【コンサートレポート】まらしぃさんの3年ぶりの全国ツアー追加公演を含め全13公演のうち、5月16日東京公演のレポート、黒木雪音さんの『アルテリッカしんゆり2023』の「東京交響楽団〜爽やかグリーンコンサート〜」のレポートをご紹介いたします。【My Favorite Partner】の第16回は塩谷哲さん。 【Catch Up!!】はレッスンでも使えるドリル「新感覚のブルクミュラードリル」、昨夏から展開されている「旅するLovePiano」。2023年4月〜5月に星野リゾートリゾナーレ八ヶ岳で、“春と花”をテーマに開催された、オープニングセレモニーの模様をご紹介いたします。 楽譜は、TVアニメ『【推しの子】』オープニング主題歌「アイドル」(YOASOBI)、TBS系金曜ドラマ『ペンディングトレインー8時23分、明日 君と』主題歌「TATTOO」(Official髭男dism)、フジテレビ系月9ドラマ『風間公親ー教場0-』主題歌「心得」(Uru)、「Beautiful Flower」(King & Prince)、「絆ノ奇跡」、TBS系テレビ『筑紫哲也のNEWS23』テーマ曲「Put your hands up」(坂本龍一)、第97回全国高校サッカー選手権大会 応援歌「僕のこと」(Mrs. GREEN APPLE)、「かもめの水兵さん」、スタジオジブリ映画『天空の城ラピュタ』より「君をのせて」、TBS系ドラマ『キッズウォー3』主題歌「secret base〜君がくれたもの〜」(ZONE)、「ソナチネ Op.100」(カプースチン)、春畑さんの連載<セロリの電Pパーク!>は「夏祭り」(JITTERIN' JINN)、事務員Gさんの連載アレンジは「少年時代」(井上陽水)、ずっしーさんのアレンジによる「学園天国」(フィンガー5)、ござさんの連載は「メリーさんの羊(近代バレエ音楽風)」。今月も最新ヒットから人気の定番曲まで、魅力満載の楽曲を初級・中級・上級の幅広いアレンジでお届けします! 【収載曲】[1] アイドル / YOASOBI TVアニメ『【推しの子】』オープニング主題歌 編成: ピアノ・ソロ 難易度: 中級[2] TATTOO / Official髭男dism TBS系金曜ドラマ『ペンディングトレインー8時23分、明日 君と』主題歌 編成: ピアノ・ソロ 難易度: 中級[3] 心得(フルサイズ) / Uru フジテレビ系月9ドラマ『風間公親ー教場0-』主題歌 編成: ピアノ・ソロ 難易度: 中級[4] Beautiful Flower(ト長調ver.) / King & Prince 編成: ピアノ・ソロ 難易度: 中級[5] 絆ノ奇跡 編成: ピアノ・ソロ 難易度: 中級[6] 少年時代 / 井上 陽水 編成: ピアノ・ソロ 難易度: 中級[7] Put your hands up / 坂本 龍一 TBS系テレビ『筑紫哲也のNEWS23』テーマ曲 編成: ピアノ・ソロ 難易度: 中級[8] 僕のこと / Mrs. GREEN APPLE 第97回全国高校サッカー選手権大会 応援歌 編成: ピアノ・ソロ 難易度: 中級[9] 学園天国 / フィンガー5 編成: ピアノ・ソロ 難易度: 中上級[10] かもめの水兵さん(ジャズ・アレンジ) 編成: ピアノ・ソロ 難易度: 中級[11] 君をのせて スタジオジブリ映画『天空の城ラピュタ』より 編成: ピアノ・ソロ 難易度: 初級[12] secret base〜君がくれたもの〜 / ZONE TBS系ドラマ『キッズウォー3』主題歌 編成: ピアノ・ソロ 難易度: 中上級[13] ソナチネ Op.100(フルサイズ) / カプースチン 編成: ピアノ・ソロ 難易度: 上級[14] メリーさんの羊(近代バレエ音楽風) 編成: ピアノ・ソロ 難易度: 初中級[15] 夏祭り(電P ver.) / JITTERIN' JINN 編成: ピアノ・ソロ 難易度: 初中級
参考動画
世界が注目するピアニスト、藤田真央
「情熱大陸」が密着取材した2022年ルツェルン音楽祭デビュー・ライヴが待望のリリース!
今、飛ぶ鳥を落とす勢いのピアニスト藤田真央。2022年ルツェルン音楽祭でのデビュー公演が遂に映像化。藤田真央にとって大きな飛躍を遂げた2022年のハイライトでもあったルツェルン音楽祭、そのデビュー公演とあってクラシック・ファンの注目を大いに集めていただけに見逃せないリリースとなります。さらに、現代の楽壇を代表する巨匠リッカルド・シャイーと、世界の名だたる名手達が集うヴィルトゥオーゾ・オーケストラ、ルツェルン祝祭管弦楽団との共演とあってファン垂涎のコンサート映像です。
藤田真央とリッカルド・シャイーは2022年3月に初共演、その後すぐにシャイーのオファーにより2022年8月ルツェルン音楽祭でのコンサートが実現。ルツェルン音楽祭は、1938年トスカニーニ指揮で始まり、2003年にクラウディオ・アバドがルツェルン祝祭管弦楽団を創設するなど、ヨーロッパ屈指の伝統と格式を誇る音楽祭。藤田真央は当時23歳の若きピアニストとして巨匠指揮者シャイーから大抜擢され、見事な演奏で聴衆を魅了、音楽祭の輝かしい歴史に新たな1ページを刻み込みました。
演目は、2023年に生誕150年を迎えた作曲家ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。映画やドラマなどで多く使われており、クラシック音楽ファンだけではなく広く知られる名曲。ラフマニノフは、4つのピアノ協奏曲を作曲しましたが、この第2番は最も人気が高く演奏機会も多い作品です。重厚な第1楽章、甘く切ない美しい旋律が印象的な第2楽章、圧巻の盛り上がりをみせる第3楽章と聴きどころが満載。オーケストラの豊かな抒情性と重厚な響き、そして何と言っても藤田真央の自在な表現力そして煌めく音色は、ルツェルンの聴衆から熱狂的に受け入れられました。
後半は同じくラフマニノフの交響曲第2番。濃厚な響きに甘美で切ないメロディーに彩られたラフマニノフらしい楽曲で、特に第3楽章のアダージョの旋律は白眉。シャイーは、最高レベルのテクニックをもつルツェルン祝祭管から余すところなく豊かな表現力を引き出し見事にまとめあげています。(輸入元情報)
【収録情報】
1. ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18
2. ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調 Op.27
3. J.S.バッハ/ラフマニノフ編:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調 BWV.1006より『ガヴォット』(アンコール)
藤田真央(ピアノ:1,3)
ルツェルン祝祭管弦楽団(1,2)
リッカルド・シャイー(指揮:1,2)
収録時期:2022年8月13日(ルツェルン音楽祭)
収録場所:ルツェルン・カルチャー・コングレスセンター、コンサート・ホール(ライヴ)
映像監督:ウテ・フォイデル
プロデューサー:ポール・スマチュニュイ
収録時間:111分03秒
画面:カラー、16:9
音声:PCMステレオ、DTS 5.1
NTSC
Region All
レーベル : Accentus Music
色彩 : カラー
画面サイズ : ワイドスクリーン
信号方式 : NTSC
リージョンコード : ALL
組み枚数 : 1
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参考動画
世界が注目するピアニスト、藤田真央
「情熱大陸」が密着取材した2022年ルツェルン音楽祭デビュー・ライヴが待望のリリース!
今、飛ぶ鳥を落とす勢いのピアニスト藤田真央。2022年ルツェルン音楽祭でのデビュー公演が遂に映像化。藤田真央にとって大きな飛躍を遂げた2022年のハイライトでもあったルツェルン音楽祭、そのデビュー公演とあってクラシック・ファンの注目を大いに集めていただけに見逃せないリリースとなります。さらに、現代の楽壇を代表する巨匠リッカルド・シャイーと、世界の名だたる名手達が集うヴィルトゥオーゾ・オーケストラ、ルツェルン祝祭管弦楽団との共演とあってファン垂涎のコンサート映像です。
藤田真央とリッカルド・シャイーは2022年3月に初共演、その後すぐにシャイーのオファーにより2022年8月ルツェルン音楽祭でのコンサートが実現。ルツェルン音楽祭は、1938年トスカニーニ指揮で始まり、2003年にクラウディオ・アバドがルツェルン祝祭管弦楽団を創設するなど、ヨーロッパ屈指の伝統と格式を誇る音楽祭。藤田真央は当時23歳の若きピアニストとして巨匠指揮者シャイーから大抜擢され、見事な演奏で聴衆を魅了、音楽祭の輝かしい歴史に新たな1ページを刻み込みました。
演目は、2023年に生誕150年を迎えた作曲家ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。映画やドラマなどで多く使われており、クラシック音楽ファンだけではなく広く知られる名曲。ラフマニノフは、4つのピアノ協奏曲を作曲しましたが、この第2番は最も人気が高く演奏機会も多い作品です。重厚な第1楽章、甘く切ない美しい旋律が印象的な第2楽章、圧巻の盛り上がりをみせる第3楽章と聴きどころが満載。オーケストラの豊かな抒情性と重厚な響き、そして何と言っても藤田真央の自在な表現力そして煌めく音色は、ルツェルンの聴衆から熱狂的に受け入れられました。
後半は同じくラフマニノフの交響曲第2番。濃厚な響きに甘美で切ないメロディーに彩られたラフマニノフらしい楽曲で、特に第3楽章のアダージョの旋律は白眉。シャイーは、最高レベルのテクニックをもつルツェルン祝祭管から余すところなく豊かな表現力を引き出し見事にまとめあげています。(輸入元情報)
【収録情報】
1. ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18
2. ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調 Op.27
3. J.S.バッハ/ラフマニノフ編:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調 BWV.1006より『ガヴォット』(アンコール)
藤田真央(ピアノ:1,3)
ルツェルン祝祭管弦楽団(1,2)
リッカルド・シャイー(指揮:1,2)
収録時期:2022年8月13日(ルツェルン音楽祭)
収録場所:ルツェルン・カルチャー・コングレスセンター、コンサート・ホール(ライヴ)
映像監督:ウテ・フォイデル
プロデューサー:ポール・スマチュニュイ
収録時間:111分03秒
画面:カラー、16:9、Full HD
音声:PCMステレオ、DTS-HD MA 5.1
BD25
Region All
ブルーレイディスク対応機器で再生できます。
レーベル : Accentus Music
色彩 : カラー
画面サイズ : ワイドスクリーン
リージョンコード : ALL
組み枚数 : 1
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人気講師のノウハウを書籍化!歌唱、演奏、ダンスー「リズム感がない」人へ贈るとっておきレッスン。手軽にできるワークで身体の感覚を高め、様々なリズムに乗れるようにナビゲート。
●特集
あなたの人生を変えるかもしれない
個性派オーディオショップ
日本3大電気街を巡るヴィンテージの旅
ヴィンテージの秘境
各地の老舗オーディオショップで掘り出し物を探す
全国企業博物館巡り
メーカー・オフィシャル中古を限定入手
ミュンヘン・ハイエンドに見る今後のオーディオ
●Stereo試聴室 話題の新製品を聴く
(石田善之/生形三郎/須藤一郎/角田郁雄/福田雅光/藤岡 誠/山之内 正:遠藤正奥[解説])
注目製品ファイル アコースティックソリッドのプレーヤー登場か?
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木村拓哉がAERA表紙と蜷川実花との同学年対談に登場 二人が「トップランナーでいられる理由」をたっぷり語る
時代を読む「北朝鮮ミサイル連発の背景」/向井康二連載は特別編「Photo Boy誌上写真展」
6月19日発売のAERA6月26日増大号の表紙には木村拓哉さんが登場します。AERA創刊35周年記念の一環として、本誌表紙フォトグラファーの蜷川実花と「同学年対談」が実現。仕事や人生についてじっくり語り合う対談は、名言続出です。1テーマを掘り下げる「時代を読む」では、ミサイル発射が続く北朝鮮でいま何が起きているのか、狙いは何なのかを探りました。続発する地震についての記事もあります。震度5弱以上が5月だけで6回も起きました。これは何を意味するのか、「次」はどこか、詳報します。連載4年目に突入した「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」は、向井さんが日ごろから撮り続けている作品を掲載する特別編「誌上写真展」をお届けします。BTSのSUGAさんが、横浜で行ったソロライブのレポートも収録。会場の熱気をそのまま収めた誌面は保存版です。大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、元格闘家の魔裟斗さんをゲストに迎えた最終回。ほかにも読み応えある記事が詰まった一冊です。
●表紙&巻頭対談:木村拓哉さん
表紙に登場する木村拓哉さんと本誌表紙フォトグラファーの蜷川実花さんは、共に50歳。それぞれの分野でトップランナーとして走り続けています。そんな二人が仕事と人生についてたっぷり語り合いました。木村さんはこれまでを振り返り「“できない感覚”が自分を突き動かしてきた」と話します。そして仕事については、仕事と捉えるよりも「自分と対峙してくれる人たちとのセッションを楽しむ」という思いで続けてきたと言います。これを受けて蜷川さんも「自分で自分をなぞりたくない」という信念が、常に挑戦を続ける原動力になってきたと語ります。次世代へのメッセージも込めた対談は、AERAでしか読めない内容です。そしてその二人が「対峙」した表紙とグラビア撮影。木村さんの強いまなざしに吸い込まれるような写真の数々です。二人の対談も含む巻頭特集は「生み出す原動力」をテーマに、新たな価値を生むビジネスにつての記事もあります。
●時代を読む「北朝鮮ミサイル連発の背景」
1テーマを深掘りする「時代を読む」は、今回、ミサイル発射を繰り返す北朝鮮の狙いと現状について。軍事偵察衛星を搭載したミサイル発射を続ける北朝鮮ですが、その衛星が撮影する写真の解像度は、米国のそれと比べると相当劣っているとみられます。それでも発射を続けるのは、北朝鮮が直面する国内事情も関係しているようです。経済が低迷し、餓死者も出ている状況で、「国防5カ年計画」に失敗できないという切羽詰まった情勢についても詳報しています。金正恩総書記の健康不安なども相まって、複雑な事情が絡み合う北朝鮮情勢を総合的に考えるための記事です。
●震度5弱以上が5月に6回 「次」は?
大きな揺れの地震が次々と起きていることに不安を感じている人も多いでしょう。日本では、震度5弱以上が5月だけで6回ありました。東日本大震災や熊本地震などで本震や余震が集中した時期を除けば、ここ20年の記録にはなかったそうです。阪神・淡路大震災の前年には兵庫県で群発地震が起きていたといこともあり、地震が続くことはさらなる大きな地震の予兆かとの不安もあります。一方で、大地震の前には地震が減る場合もあることが知られており、この状況をどう捉えればいいのか、専門家の見方を詳報しました。地震列島に住む私たちが、どう備えておくべきかも考えます。
●向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン【特別編】誌上写真展
Snow Manの向井康二さんが、Photo Boy として第一線の写真家から撮影や写真の神髄を教わる大好評連載「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」が、連載スタートから4年目に突入。今回は特別編として、さらなる進化を遂げつづける向井さんの作品が織りなす世界を、第2回「Photo Boy誌上写真展」としてお届けします。扉は「こんなにカッコつけて撮ったのは初めて」という艶っぽさ満点のセルフポートレート。身近な人々や、日常のなかでふと目を止めた光景、そして、最近「撮るの好きやから」と明かしてくれたものーー写真家の桑島智輝さんが「向井さんが何を見ているかがわかる」「人間性を感じます」とコメントを寄せる貴重な17点は、もちろん本誌独占です。
併せて、Snow Man初のドームツアーから、東京公演のレポートも写真30点超で掲載。ほかでは見られない、向井さん写真コーナー付きでお届けします。
●BTS SUGAソロライブレポート
BTSのメンバー、SUGAさんが横浜で行ったソロライブの様子を完全レポート。日本でのライブはBTSのファンミーティング以来4年ぶりとあって、会場はこの日を待ちわびたARMYでぎっしりと埋まりました。音楽に対する畏敬の念も詰まったライブの様子や、SUGAさんの言葉を詳報します。会場で見られなかったというファンの方たちにも、その熱気を存分にお伝えします。また、日本では初となるソロでのラジオパーソナリティーを務めた様子も取材しました。
●松下洸平 じゅうにんといろ
松下洸平さんの“憧れの人”である魔裟斗さんをゲストに迎えた対談の最終回。松下さんが「今後、何か挑戦したいことはありますか」と質問することから始まる対談は、結婚や家族の話題にも及びます。先輩として魔裟斗さんから結婚についてアドバイスされると、「その時は相談させてください(笑)」と、松下さん。初対面から始まった対談は、すっかり打ち解けた様子がうかがえます。最後に、松下さんが魔裟斗さんをイメージした「色」は何か、誌面でお確かめください。
ほかにも、
・【独自】「年金繰り下げ」で不平等 妻が先に死んでも「年金が増えた」
・戦場ジャーナリスト 伝えたいのは不条理な世界
・ミャンマー民主派 自由を奪われ、生活は困窮
・強度近視で失明のリスク
・オールジェンダートイレ 誰も犠牲にしない
・サッカー日本代表 W杯後に見えた課題と進化
・多和田葉子 「はじめて」詰まった『白鶴亮翅』の世界
・【トップの源流】DeNA・南場智子会長
・棋承転結 渡部愛・女流三段
・武田砂鉄 今週のわだかまり
・大宮エリーの東大ふたり同窓会 ゲスト・高田万由子
・ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
・現代の肖像 幾田桃子 デザイナー・社会活動家
などの記事を掲載しています。
チェコ放送の「プラハの春音楽祭」ライヴ・シリーズ第4弾
貴重音源続々、バルビローリ、マッケラス、ジュリーニ、ハイティンク!
チェコ放送の自主レーベル「ラジオサーヴィス」のシリーズ『プラハの春音楽祭ゴールド・エディション』の第4弾は、バルビローリ、マッケラス、ジュリーニ、ハイティンクらの貴重な演奏が収録されています。
1960年、ジョン・バルビローリ[1899-1970]とチェコ・フィルによるマーラー交響曲第1番『巨人』。バルビローリは1958年から2度目の同音楽祭登場。6月24日に行われたコンサートはテレビで生放送され、そのカリスマ性に多くの聴衆は惹きこまれました。バルビローリのチェコでの評価は、1962年録音のフランクの交響曲(SUPRAPHON)でいっきに高まりましたが、この音楽祭での演奏はその録音に先駆けた形となります。ここには収録されていませんが、同日に自作の『エリザベス朝組曲』、そしてドゥシェク(ドゥシーク)の『2台のピアノと管弦楽のための協奏曲』を演奏しています。バルビローリは当時すでに世界的名声を得ており、イギリスのマンチェスターに本拠を置くハレ管弦楽団の常任指揮者に就任(1943〜1970)、その他にもベルリン・フィル、ウィーン・フィルといった主要オーケストラを指揮し数多くの録音を残しています。またこのプラハの春音楽祭での反響や前述のフランクの録音への評価もあり、「SUPRAPHON」でのレコーディングの話もあったようですが(マーラーの交響曲など)、バルビローリの死去によりその計画の実現は不可能となってしまいました。
20世紀の弦楽アンサンブル作品の金字塔のひとつ、ブリテン[1913-1976]の『フランク・ブリッジの主題による変奏曲』。ブリテンの出世作ともなった本作は、師ブリッジの『弦楽四重奏のための3つの牧歌』(1906)からの旋律を用いた鮮やかな変奏曲。プラハでは、この1966年の音楽祭での演奏が初演だったといいます。
演奏はイギリス室内管弦楽団。ジェフリー・テイトが1985年に初代首席に就任するまで長く常任指揮者を置いていませんでしたが、レイモンド・レッパードやコリン・デイヴィス、ダニエル・バレンボイムら著名な客演指揮者と共演して高い評価を獲得。最初のパトロンにはブリテンも名を連ねており、ゆかりが深く、現在は新国王チャールズ3世がパトロンを務めています。イギリス室内管は、1966年に2つの演奏会を行いました。ひとつは当時芸術監督の任にあったバレンボイムとの演奏会、もうひとつがここに収録されている客演指揮者のチャールズ・マッケラス[1925-2010]です。マッケラスは、この音楽祭以降ヤナーチェクをはじめ、チェコ音楽の紹介に終生尽力し、チェコ・フィルの常任客演指揮者として数多くの録音を残しています。
カルロ・マリア・ジュリーニ[1914-2005]のプラハでの人気は高く、1977年には音楽祭の閉幕コンサートを任されベートーヴェンの「第9」をチェコ・フィルと演奏するなど定期的に訪れていました。ここに収録されているドヴォルザークの交響曲第7番は2度演奏しており、ひとつは1968年にニュー・フィルハーモニア管と、そしてもうひとつがこの1975年のウィーン交響楽団との演奏です。この第7番はロンドン・フィルハーモニック協会から依頼を受け作曲。同時期に敬愛するブラームスの交響曲第3番の初演に立ち会ったことも影響し、これまでの民族色豊かな作風から脱却した内容。とはいえチェコの民謡や独特なリズムを模した第3楽章など民族的なカラーも盛り込まれており、ジュリーニは得意とするブラームス的な部分と、民族色濃厚な部分を共に音楽的に導き完璧な演奏を聴かせています。
そして最後は音楽祭2度目の登場となったベルナルド・ハイティンク[1929-2021]指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団によるR.シュトラウス『ツァラトゥストラはかく語りき』。同コンビでは「PHILIPS」レーベルから1973年録音の同曲がリリースされ名盤の誉高いもの。また当時のプラハ放送の録音技師の高い技術により、ハイティンク&コンセルトヘボウ管の至芸を存分に堪能することができます。(輸入元情報)
【収録情報】
Disc1(78:43)
● マーラー:交響曲第1番ニ長調『巨人』
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
サー・ジョン・バルビローリ(指揮)
録音時期:1960年5月24日
録音場所:プラハ、スメタナ・ホール
録音方式:モノラル(ライヴ)
● ブリテン:フランク・ブリッジの主題による変奏曲 Op.10
イギリス室内管弦楽団
サー・チャールズ・マッケラス(指揮)
録音時期:1966年5月16日
録音場所:プラハ、ドヴォルザ
Powered by HMV
●特集
どうする校内合唱コンクールの選曲
●特別記事
第90回NHK全国学校音楽コンクール 高等学校の部課題曲 演奏へのアドバイス
●別冊付録(楽譜資料)
クラス合唱曲
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●総力特集
家族みんなでCLASSIC!
1全国夏秋の音楽祭ガイド2023
2クラシック体験案内〜この夏、もっと手軽に、もっと身近に
●カラー
Interview〜沖澤のどか 他
Report〜ザルツブルク精霊降誕祭
連載〜山田和樹「指揮者のココロ得」
清水和音「和音の本音」
音楽家の本棚
他
●連載
オペラ MenuとRecipe
歌好きのためのピアノ手帖
他
●別冊付録
コンサート・ガイド&チケット・インフォメーション
※記事や付録のタイトル、内容は変わることがあります。ご了承ください。
●特集
さぁ! 今年こそ音楽会!〜選曲と編曲のコツ〜
●別冊付録(楽譜資料)
合唱曲
みんなでマホマホマホ〜ン!〜オンガクとナカヨクなるまほうのコトバ〜
ピアノが苦手でもオシャレに弾ける! 高倉先生のなんちゃって伴奏法
※記事や付録のタイトル、内容は変わることがあります。ご了承ください。
私は愛の炎を感じる〜14世紀イタリアの騎士道音楽と宮廷音楽
イタリアの中世音楽団体「イ・トロバドレス」のおそらくデビューCD、14世紀イタリアの音楽。イ・トロバドレスは2017年結成の新しい団体で、アッシジを拠点に活動しています。中世音楽の復興はオランダやフランスで盛んですが、イタリア人たちかつ若者が中心ということで、感性が瑞々しく思われます。(輸入元情報)
【収録情報】
● 作者不詳:美しい城から
● ステファーニ:私は早朝の祈祷を聞いた
● 作者不詳:鳥たちが歌う時
● ランディーニ:ほらここにも春が
● 作者不詳:淡水で魚を釣って
● 作者不詳:海岸で
● 作者不詳:私は洗濯できない
● バルトリーノ・ダ・パドヴァ:緑の森の方へ
● 作者不詳:白い服で
● ロレンツォ・ダ・フィレンツェ:私は愛の炎を感じる
● ランディーニ:金色の編み髪
● 作者不詳:あまりにも誠実な
● 作者不詳:美しいグラナタ
● 作者不詳:愛の神が私をフランチェスカに歌わせる
● 作者不詳:サルタレッロ4
● ランディーニ:美しいアンジェリカ
● エジディウス・デ・フランチャ:たくさんの報いを
● ゲラルデッロ・ダ・フィレンツェ:私を愛する人を私は愛する
ほか全21曲
イ・トロバドレス
ニコラ・ディ・フィリッポ(歌)
ニコラス・イレス(歌)
ルイージ・ヴェストゥート(歌、中世リュート、ゴシック・ハープ)
マティルデ・ベッケリーニ(ヴィエラ、リベカ)
ロクサーナ・エレナ・ブルノーリ(サルテリオ、打楽器)
アジア・マルトッチャ(リコーダー、中世フルート)
リッカルド・ベルナルディーニ(リコーダー、チェンナメッラ)
ルカ・オッターヴィ(リコーダー、チェンナメッラ、ピヴァ)
ジョルダーノ・ファリーナ(リュート、歌)
サブリナ・アルンニ(歌)
イェンニエ・サバティ(歌)
録音:2011年
Disc1
1 : Dal bel chastel
2 : Quando i oselli canta
3 : Pescando in aqua dolce
4 : Su la rivera, dove 'l sol agiaca
5 : Non posso far buchato che non piova
6 : Avendo me Falcon
7 : En biancha vesta
8 : Per tropo fede se perigola
9 : Lamemnto di Tristano e la Rotta
10 : Bella Granata
11 : Amo mi fa cantar a la Francescha
12 : Saltarello IV
13 : L' senti matutino
14 : Echo la Primavera
15 : La bioda trecca
16 : Algelica bilta venut' e in terra
17 : Per un verde boschetto
18 : De poni amor a me, Madonna in fe
19 : L' vo bene a chi vol bene a me
20 : Sento d'amor la fiamma
21 : Mille mercede amore (ballata)
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