いま最も信頼できる学習音楽事典。世界的なベストセラー『アトラス・ツア・ムジーク』の日本語版。
JAZZとビートの源流にどっぷりと身を浸して考える、“肉体感応型”の音楽紀行。リズムとは何か?ドラムとは何か?なぜ我々はかくも音楽に魅せられるのか?
中国は太古の昔から、歌は地にあまねく満ち、楽音天に響く国であった。多くの民族に育まれ、悠久の時を経た中国音楽の豊かな世界は、文学、演劇とも深くつながり、日本の文化にも流れ込んでいる。本書は、その長大な流れと広がり、そして人びとの音楽にかけた情熱を興味深く紹介し、東アジア文化の一つのユニークな姿を映しだす。
映画「天と地と」の音楽を解き明かすヒントは、小室哲哉のソロ・ツアーのステージにもあった。実は、小室哲哉は、ソロ活動に人る以前から、ひそかに、戦国時代劇の音楽の構想を練っていた。映画「天と地と」の音楽は、こうして生まれた。インスピレーション、内なる衝動、そして創作。TM NETWORK、小室哲哉の作品の内的主題を聞く。セルフ・ライナー・ノーツと作品リスト。
2つの大戦にはさまれた1920年代から30年代、熱帯の楽園を求めて、人々はバリへ向かった。25歳の作曲家コリン・マックフィーも、偶然耳にしたガムランの響き魅せられて、約束された将来を捨てニューヨークからパリへと旅立つ。神々への祈り、夢のような影絵芝居、邪悪な妖術使い…ガムランのエネルギーにみちた島パリに、西洋の音楽家は何を見つけたのか?東洋と西洋のあわいを漂いつづけた旅人マックフィーが鋭い観察力とユーモアあふれる筆致で描く、最後の楽園バリの素顔。
ソルフェージュをピアノ指導に生かす。「リズム感・音感・読譜」を重視し、「耳と頭と手」をつながりをもって発達させていく、新しいピアノ指導の手引き。著者26年にわたる研究の集大成。
夜の女王から、ザラストロの国にとらえられている娘のパミーナ姫を、救い出すようにたのまれたタミーノ王子。魔法の笛をあたえられ、ひょうきんもののパパゲーノをおともに、ザラストロの国に、乗りこんでいく。ところが、あらわれたザラストロは、夜の女王こそ、はらぐろい悪者だという…。おまけに、パミーナ姫を救い出すために、かずかずの試練をあたえた。はたして、タミーノ王子は、ぶじにパミーナ姫を救い出せるかな。
この本は、ジャズの歌曲の詩(あるいは歌詞)の意味を考える、解釈する、という趣旨の本です。
混沌の恍惚、ラテンアメリカへ。ドラムをかついで南米大陸を滑り落ちる。人種も国境も政治も宗教も超え、人の心とセッションする“オイラ”の愉快・痛快丸かじり冒険譚。
兼常清佐は日本のすぐれた音楽美学者である。神秘なこと、不合理なこと、曖昧なことを極度にきらい、常にアイロニカルな調子で日本文化を批判する長短とりどりの文章を発表した。そうした兼常に、長年にわたって敬愛の念を抱く編者が、49篇を精選・編集して一本とした。
アインシュタイン以来、物理学者たちの論争の的になってきた重力理論。「超ひも」など最新の理論をまじえつつ、重力と宇宙の物理学の歴史をたどった、知的興奮を誘う科学読み物。
今日存在する音楽作品は、未来の無限に意味深い音楽的創造行為のための試作なのです。人間が秘儀参入の本質を知ったとき、未来の音楽作品は意味深い刺激を受けることができるのです。