『爆走兄弟レッツ&ゴー』のワールド・グランプリ篇の音楽集。有難いのは、テーマ曲がTVサイズとフル・ヴァージョンが入っている点。フル・ヴァージョンは、星馬兄弟によるヴォーカルというだけにアニメ・ファンにはキャラの楽しみもあるCDといえる。
童謡や子どものためのピアノ曲集、合唱曲などで広く親しまれている湯山昭。作曲生活50周年を記念して、代表作をまとめたアルバムが4枚同時発売。彼の作品世界を一望できるまさに“とっておき”のシリーズだ。
ゴージャスなキャバレー・サウンドに乗せて展開される人生裏街道劇場。歌の主人公は、どこまでも堕ちてゆくダメな男と女ばかり。最近のJ-popは苦手だけど、演歌もチョット……という微妙な立場にいる人こそ聴くべきの、ホロ苦い大人のアルバムだ。
高橋留美子原作で『週刊少年サンデー』連載の人気TVアニメのサントラ。和田 薫によるスコアの中から選りすぐりの楽曲を収録。“るーみっくワールド”の魅力を何倍にも引き立てる楽曲のパワーを感じさせる。
多彩なプログラムである。ヘンデルのアリアからオッフェンバック、フォーレやコルンゴルト、そして山田耕筰など幅広いレパートリーを自在にこなす歌唱である。2003年の5月にカーネギー・ホールで行なわれたリサイタルのライヴ録音。これからが楽しみなソプラノである。
吹奏楽ファンの間で人気の高いベルギー出身の作曲家ヴァンデルロースト。彼の作品を大阪市音楽団が作曲家自身の指揮によりライヴ録音した。まさに“ヴァンデルローストの世界”といえる1枚。
1980年代を舞台に宇宙戦争に巻き込まれた地球の宇宙戦艦“轟天”と、異星人の大魔艦との戦いを描いた特撮SF作品がDVD化。人類の存続をかけて壮絶な宇宙空間での空中戦を繰り広げられる。
オリンピックの射撃選手でもあった刑事・三上英次。正月を過ごすために帰った故郷の北海道で、彼は3人の女性と出会う……。人と人とのめぐり合いを駅に停車する列車に重ね、男女の出会いと別れを描いた感動作。
2004年7月19日に行なわれた3度目の単独ライヴ。アンコールも含めて全22曲を2枚組に完全収録したうえ、ファンによる寄せ書きボードなども映像化。好評だったステージが鮮やかに甦る。
初のライヴ盤は全26曲2枚組の大作で、A(8)は初収録、B(11)(12)は新曲。A(2)を聴きながら自分の“小さな青春”を思い出しているうちに、早川が唄う世界がいつの間にか“現在”の自分にも浸透しつつあることに気づき心地よい茫然自失感に浸る。独りしみじみ聴くことを勧める。
2000年夏に行なわれた、ゆず初のスタジアム・ツアーの模様を収録。エンタテインメント性にあふれる凝った演出は、さながらお祭りのような楽しさ。DVDには特典映像あり。B3ポスター付き。
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作曲家、菊池俊輔が30年にわたって描き続けた『ドラえもん』の音楽世界が、今回初めて2枚のCDにまとめられた。多くの世代に親しまれてきた、耳に馴染んだBGMが次々と流れ出す。⇒親子で楽しめるCD・DVD・ブルーレイはこちらをチェック!
私が小さい頃、毎週楽しみにしていたのが『世界名作劇場』。内容の素晴らしさは言うまでもなく、どの作品も音楽がとても素晴らしかったのを憶えている。本作は、坂田晃一が手掛けた人気アニメのサントラ。主題歌をはじめ多くのBGMも網羅。
79年に『世界名作劇場』で放映された名作アニメ『赤毛のアン』の音楽を網羅した2枚組BOX。大和田りつこ「きこえるかしら」などの歌曲からBGMまで、サントラ未収録曲も含む完全盤だ。
「子どものための…」というシンプルさが、両作曲家の特徴を浮き彫りにしている。演奏の難易度から言うと小さな子どもにも弾けそうな曲はあるが、大人が聴いても十分に面白い曲集だ。演奏のR.グレスコは録音プロデューサーであり作曲家でもある人。