本書は著者が実践してみて、子どもたちが「楽しい!」と感じた、授業の実践紹介、いわゆる「ネタ本」である。
本書には、これから音楽指導を始める方のために、授業を変えるための「裏ワザ」がたくさんつまっている。執筆者は、一人を除いて、音楽を専門としていない教員ばかりである。読者と同じ立場で、分かりやすく書いてある。
韓国籍をもち、日本語を母語とする在日韓国人三世である著者は、あらゆる枠からの「越境」をめざして模索・行動するうちに、「記憶の器」としての大衆歌謡の重要さを発見する。海峡の両側で展開した唱歌・演歌の歴史から何を聴きとるのか、現代と格闘する韓国の歌手たちは何を主張するのか。時空を超えて旅するみずみずしい若い魂の記録。
20世紀の芸術が被らざるをえなかった大衆化・商品化・政治化の危機に対して、先鋭なポレミカルな文体で、管理社会における音楽芸術の可能性を追究する現代音楽論の古典的名著。
本書は音楽誌『ムジカノーヴァ』に1994年12月号から2年間にわたって連載した「ピアニストの手の障害とピアノ奏法」を元に、手の障害とピアノ奏法理論とのかかわりを解説したものである。ピアノ演奏に関して必要な医学的知識はできるだけ専門用語を避け平易に解説した。
本書では、せりふのやりとりがわかるように、劇をCDに収めました。
ヴァイオリンとヴァイオリン音楽の知識満載!素朴な疑問、意外な事実、楽しいエピソード、おもしろく、ためになる本。