ホルンのアンサンブルにオルガンも加わって荘厳な雰囲気を作り出す。ベルリン・フィルでトップを吹くバボラークをはじめ、名手たちの美しい音色が教会の空間に響いていく。その空気感のすばらしさ。ぜひSA-CDのマルチch再生でその醍醐味を満喫してほしい。
ジャンルを越えて活動していた沢井忠夫を中心とした邦楽奏者たちと、日本ジャズ界の名プレイヤーたちによる異色のバッハ名曲集。どんな楽器やアレンジをも呑み込んでしまうバッハの懐深さと、録音時から約40年を経た今日でも面白く聴ける着想の妙に感嘆することしきり。
集中してくれない倦怠期の生徒。ならば一工夫、レッスンに集中させてやろうじゃないか。小道具はモール、ビデオ、ドラム、おもちゃ、紙芝居など。演出はCM制作、アクションピアノ、バンド練習、クイズ、カードゲーム、音の絵本etc.!?“わはは”の異名をもつ著者の、小学生から大人まで生徒をヤル気にさせる必殺技大公開。
「コードネームって何?」という入門者やアドリブ志願者へ向けてポピュラー音楽の基本を解き明かす。解説(レッスン)と実践(トレーニング)を繰り返しながら理解を深め、ツボを押さえたトレーニングを積むことがアドリブへの近道。
ホームページ作成ソフトウェア、ホームページ・ビルダーの操作方法を基本から応用までスリーステップ方式で徹底的に解説する、初心者/中級者向けの書籍。実際のサンプルデータをもとにして、作成する過程を順に説明。豊富な索引や見出しを使えば、機能別に習得していくことも、後から機能で探すこともできる。
吹奏楽ブームを背景にヒットした『吹奏楽ベスト100』に続く第2弾。サザンやユーミンほかニュー・ミュージック系のポップス編、前回収録しなかったオリジナル作品編、クラシックの編曲ものという3部構成となっている。
「ペール・ギュント」は名指揮者として名高い父親のネーメによる盤もあるが、本作は国内初登場となる息子のパーヴォによる演奏。父親に劣らない、緻密で豊かな表情に彩られた名演を聴かせている。
バッハを中心としてコレッリからブラームスまでの器楽様式を対象とした自由対位法を、実作品からの抜粋を多く含む譜例335例を挙げ、明快に記述。旋律、和声はもちろん、リズムの問題にも多くの紙面を割いていることが特色。
大阪ゆかりの民俗音楽を巧みに取り入れ、独特の世界観を創出した大栗裕の吹奏楽作品集。彼の出世作といえる「大阪俗謡による幻想曲」をはじめ、吹奏楽の重要曲を収めている。一新した解説もよい。
映画やドラマ、アニメにバラエティなど、魅力的なコンテンツが多々存在するDVD。光ディスクという記録媒体の性質上、汚れや傷などでデータが読み込めなくなる可能性が非常に高い。本書では“いざという時のために”DVDをコピー、すなわち複製・バックアップする方法を事細かに解説する。すべて付録CD-ROMに収録された各ソフトウエアで行なうことが可能。
100年以上前に製作されたアンティーク・オルゴールが奏でる楽曲を収めた4枚組アルバム。映画音楽やクラシック、J-POPなどを、神山純一のアレンジによる優雅な音色で堪能できる。