サティ、ドビュッシー、ラヴェルからメシアン、ブーレーズまでの、フランス近代音楽・現代音楽のすべてを網羅した楽しくも不思議な入門書。
天才モーツァルトとデンマークの外交官ニッセンとの二度の結婚生活を経験したコンスタンツェ。未発見の資料を加味しその人間像を鮮やかに描き出し、従来の通念に実質的な修正を迫る。謎の多いニッセンの生涯にも光を当てた画期的著作のデンマーク語からの完訳。
「最新名曲解説全集」を作曲家別に増補再編。詳細な解説と豊富な譜例で大作曲家の名曲を的確に理解できる座右のシリーズ。神と世俗の対話から生まれた荘厳な交響曲と敬虔な宗教音楽。
満洲の大地に帝政ロシアが築いた植民都市・ハルビン。日本のオーケストラ史は、この地の音楽家の力を借りて幕を開けた。そして「満洲国」の時代、オーケストラは文化国家建設の象徴となり、パトロン・甘粕正彦と関東軍の庇護の下、李香蘭、山田耕筰、朝比奈隆、巌本真理などによって彩られていくー。近代日本音楽史の「空白」を一気に埋める、渾身のドキュメント。
クラシック名曲を語ってやまぬ著者の初エッセイ集。これはとっておきの、いわば告白的〔名曲アルバム〕である。
本書では、人間そして音楽家としてのいつわりのない姿のバッハの一生を、エピソードや作品とともにモザイク模様に描いた軽いタッチのバッハ入門書。
失意と挫折、体の不調、首のまわらぬ借金、無頼の友人、湯治の妻の浮気、陰謀、ヨーゼフ2世の死、ダ・ポンテの追放、八方ふさがりの中に彼岸の音楽が鳴り始める。「音楽の友」に3年連載されたモーツァルト晩年のクロノロジー。
英語を好きになるキッカケ、ほら、こんなにいっぱい。英語にまつわるエピソードから英語に強くなるコツまで、PSY・Sのチャカが体験をもとに楽しく教えてくれます。4コママンガで覚える実践英会話やイラスト図鑑、名曲のフレーズ、Q&A、英語にまつわるエッセイなど内容もぎっしり。