ポピュラー音楽を理解するための理論を、実用的な視点からまとめた定番の教科書である。読譜、音楽理論の基礎から、コードについての基本的知識、コード・スケールの基本と相互関係、そして一歩進んだ活用方法などを伝授する。
本書はテクノロジーが可能にする「音楽の未来」と、それを受け入れることを拒む音楽業界のギャップを埋める施策を説くものである。著者たちは未来のビジネスモデルとして、音楽を水のように安く、手ごろで、いつでもどこでも享受できるような「水のような音楽」モデルを提示する。レコードやラジオといった過去のパラダイムシフトとの共通点や差異を加え、音楽企業の力によって産業が牛耳られるのではなく、もっと公平にみんながハッピーになれる方法があると説く。また、その結果、音楽産業の規模は今より2倍にも3倍にも拡大し、アーティストもリスナーも創造性が活性化されるのだ。本書はバークレー音楽院の公開講座を通じて開講された講座を本にまとめたものである。引き続きオンラインでのインタラクティブな活動が続けられている。
ショパンが多くの弟子をとり、レッスンには並々ならぬ情熱を傾けていたことは、意外に知られていない。このことに長年にわたって精力的に取り組んできたのがエーゲルディンゲル氏である。収集された数々の資料は、全体的な見通しのもとに詳細に検討され、注釈がほどこされた。それに付録、参考文献、索引などが付されて完成されたものとなっている。今回さらに新たな資料および訂正などがなされ、増補改訂版としての復活である。
ドイツの有名玩具メーカーが制作した、胎教や幼児情操教育に良いとされるモーツァルト曲集。ピアノ協奏曲など、ピアノのための曲をオーケストラとオルゴール・アレンジで収録。お母さんのリラックス・タイムにもぴったりの選曲だ。
テレビ・アニメがまだ“テレビまんが”と呼ばれていた昭和40年代から多くの主題歌、挿入歌を歌ってきた大杉久美子のベスト盤。大杉のまっすぐな歌声、母親が子供に歌って聞かせるような歌声は、時代を超えていまも勇気とやさしさを伝えてくれる。
推進力がみなぎり、鳴らすところはダイナミックに鳴らす思い切りのよさで、ハチャトゥリアンなど凄まじいほどの喧騒具合なのだが、見通しを失わないようなバランスへの配慮も見受けられる。ボレロはスタンド・プレイを排し、ぎりぎりまで抑制を利かせる。
生まれも育ちも異なるメロディ同士を同時進行させる。つまり対位法でありパロディである。それ自体は昔からあるので珍しくないが、メロデイの性格のギャップが大きければ大きいほど笑える。杉ちゃん&鉄平はそこに“閃き”も加え、まさに抱腹絶倒。
動物をテーマに長い間歌い継がれてきた有名な25曲が並んでいる小さい子供向きの童謡ベスト盤。かわいらしい子供の視点にたって選曲されているために耳になじんだ優しい曲が多い。子供と一緒になって聴き、口ずさめば自然と暖かな気分になってくる。⇒親子で楽しめるCD・DVD・ブルーレイはこちらをチェック!