英語のフレーズが生まれ、定着する過程を徹底究明!現代英語に観察される定型表現(phraseological units)に焦点を当て、コーパスのデータをもとに、形態論、意味論、音響音声学の3つの側面からアプローチを行なう。ある語と語の組み合わせが定型表現になるための形成方法、形成タイプ、過程、条件、ストレスパタンルールを提示し、定型表現研究に体系的枠組みを与えることを目指す。
これまで積極的な交流が行われてこなかった生成文法、認知言語学、日本語学それぞれの分野から選りすぐりの論考を集め、これからの言語研究のための統合の可能性を示唆する論文集。「日英対照」「文法と語彙」を共通のキーワードにして、各分野を代表する研究者たちが腕をふるった全30章。各寄稿者が自らの立場に拘泥することなく、他分野の論考に対しても建設的なコメントを寄せ合っている点も本書の大きな特色である。
まずはこの本から始めよう!すぐに使えるハングル!図解解説と読み書きの繰り返し練習で、ハングルを5日でマスター。
北京官話の新資料。19世紀末、1人の日本人外交官の手による全378章からなる北京官話テキスト。今、私たちは、北京官話の資料として『語言自迩集』に匹敵する極めて質の高い資料を手にしたことになる。
日本語と朝鮮語は、語順のみならず名詞、動詞、形容詞、擬態語、格言など多くの点で似ていれば、おもしろい相違もあります。ことばと歴史の旅へと誘う森アッパ(森父さん/頭が痛い)の日本語・朝鮮語比較論。
鳥飼玖美子氏ら英語教育の専門家から中学・高校の英語教員まで、多彩な18名による論集。言語社会学、記号論、音声学、児童文学、コミュニケーション論など、英語教育にかかわる広範な隣接科学の視点を導入。小学校英語の教科化にあわせ、教育実践に適用できる専門的知見を分かりやすく提示する。
本書の目的は、様々な英語表現を観察しながら、ネイティブスピーカーの発想を知り、英語に関する理解を深め、英語の運用能力を養う手がかりを提供することにあります。例えば、ある一つの状況を描写するのに複数の表現方法が可能な場合があります。ネイティブスピーカーはその中からどの表現をどういう理由で選び出すのでしょうか。類似表現の微妙な意味やニュアンスの違い、一つの文が複数の解釈を許すあいまい文、そしてよく知られている単語の見逃されやすい意味を確認していきます。
学校で習ってきた文法をはなれて、より豊かでこまやかな英語のニュアンスを味わいたい。微妙な意味の違いに気づき、的確に使い分けられるようになりたい。そんなあなたのための、英語感覚をみがく入門講座。
ゲルマン語の歴史から欧州文化史の壮大なドラマを読み解く。
受験英語をパスするには、文法・英作・読解の勉強を人並みにやることは、大前提ですが、そのあとは、やっぱり単語です。しかし、受験日までの残り少ない時間で、すべての英単語を覚えてしまうことなどできるわけがありません。そこで誕生したのが、入試楽勝の英単語をもっとも能率的に、かつ効率的に身につけることができる本書です。
イエズス会宣教師ロドリゲスは1577年に来日、卓抜な日本語力により通訳として活躍し、秀吉や家康の知遇も受けた。その彼が日本語を学ぶヨーロッパ人初心者のために著した本書は、ロ語の文法を中心に、発音、敬語、文体、さらに日本人の命名法、各種の位階名などを解説し、日本語上達法にまで説き及ぶ。本邦初訳。
留学の体験や豊富な翻訳経験から学んだドイツ語にまつわる興味深い話題の数々を満載した気軽な読み物。言語文化の相違や日本人がややもすると陥りやすいカタカナ表記の誤り等を鋭く指摘した辛口の評論。ドイツに関心のある全分野の読者に必読の好適書。法学者のドイツ語随想。
文法問題に完全対応、予想問題付。
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