動物や植物にくらべると、生物進化の、未知の分野が多く残されている「きのこ学」。その第一人者が、日本人にもっとも親しまれてきたマツタケについて、人びとのくらしとのかかわりから、生物界の大切な一員としての役割まで縦横に書きおろした。いきいきと暮らしているマツタケの世界へ読者を誘いこむ「マツタケ教典」である。
鳴るは鍋か、風の音か。きぬぎぬの朝はやはり湯豆腐がふさわしい。また例えば、むかし花柳界では接吻をオサシミと呼んだがその謂れとは、等々。究極の愉悦とは、官能と精神がぴったりと結びついていなければならぬ、という。日々の食を材に、さりげないウンチクをかたむける芳醇端麗の語り。この作家ならではの美味探究の一冊。
栄養成分を知り、上手に食べれば医者いらず。野菜・果物・穀物の成分とおいしい食べ方。
日本の暮らしと文化を愛する多彩な食感覚が32人前。ニッポンの食材・料理にカルチャーショックあり、お国自慢料理あれこれ、食文化比較論と、もりだくさん。
5年後儲けるには、今、動くしかない!他人が「何」に金を使うかを見れば、時代の流れが読めてくる。
本書の内容は、なるべく多くの食品にわたりかつ包装の歴史・包装形態・包装材料・包装の機能が分かりやすく理解できるように心がけた。包装の体系ではなく、肩の凝らない読み物風に仕上げ、食品の製造、包装に携わった初心者の方や、消費者の方にも食品包装にたいする新しい発見と知識、また親しみをもってもらえるように心がけた。
名物に旨いものあり東海道。庶民の旅の楽しみはおいしいものを食べること。さて、何がいちばん旨かったか?それを追究、追体験することで、日本の旅の文化史・精神史が浮かび上がってくる。
文系のオトナの大疑問。ネコは木に登れるのに、なぜ犬は登れない?気温の30°は暑いのに、35°のお風呂がぬるいのはなぜ?誰も教えてくれなかったのに目からウロコ。
水も肥料もいらない!安全で栄養価の高い野菜や果物を育てる-有機農法を超える永田式スパルタ農法のすべて。
おいしいカレーがたべたーい!カレーマンは、きょうもどこかでだれかのために、おいしいカレーをつくっていますよ。
だいこうぶつのひみつを知ろう!!ブライアン・モーセズが、食べ物の歴史と作り方をご紹介し、マイク・ゴードンのゆかいなさし絵が、工場の製造法だけでなく、おうちでの作り方も教えてくれます。
ウズベキスタンの“スタン”って何?バンジージャンプの“バンジー”とは?家のほこりはどこから現れる?鳥が無重力状態で飛んだとしたら?-人に聞くのは恥ずかしい、でも気になって仕方がない。そんな疑問の解決は、どうぞ雑学新聞にお任せください!読者から次々と寄せられる難問奇問に、新聞記者が徹底取材でビシッと回答。アッと驚く意外な知識がてんこ盛り。
奇想の画家、伊藤若冲の絵に描かれた奇妙な果物の正体は?南蛮渡来の菓子で今も残っているものは?平安貴族の大宴会に供された意外な食物とは何か?幾多の史料から、今も変わらない日本人の「食」へのこだわりを丹念に拾い上げ、愛情を込めて語り尽くす。食文化史に精通した若者が案内する、さまざまな発見に満ちた「食の日本史」。
好き・きらい、うまい・まずいものをはじめ、豆腐やじゃがいもといった具体的な食材やお酒など、愛すべきこだわりを披露。さらには愛猫の食べものの話も。詩人にして思想家・吉本隆明による「食べもの」の辛口批評集。
白雪姫は何歳?シーボルトはオランダ人?ドイツ人?ドイツ語はこんなに身近な言語だった!ラジオ「ドイツ語講座」の講師が書き下ろした、これからドイツ語を学びたい人に贈る、最適のサブテキスト。