この本は、人間と動物の骨格のしくみをまったく新しい目でとらえたものです。こうして人間の骨格の実物写真を見ると、私たちの体がどのように動くかが手に取るようにわかります。鳥、爬虫類、両生類、魚、昆虫、哺乳動物などの骨格のさまざまな違いもはっきりわかります。
食べものには明確な一つの道がある。どのような食べものが、どんな道を辿り、どう伝わったのか。コンブの道、黒潮の道、大陸の道など、さまざまな食物伝播のルートを綿密に調査、取材し、日本各地の食文化の伝承に光をあてる。わが国の伝統的な食生活が失われゆく昨今、日本の食文化の見直しを一考させる好著。
俳壇随一のグルメが芭蕉から現代に至る俳句の中から、食べものを主題にした名句・秀句を選び出して鑑賞し、また自らも生きのよい句を詠んだりする。日本の微妙な季節の味を大いに楽しむ、軽妙・洒脱なエッセイ12か月。
鳴るは鍋か、風の音か。きぬぎぬの朝はやはり湯豆腐がふさわしい。また例えば、むかし花柳界では接吻をオサシミと呼んだがその謂れとは、等々。究極の愉悦とは、官能と精神がぴったりと結びついていなければならぬ、という。日々の食を材に、さりげないウンチクをかたむける芳醇端麗の語り。この作家ならではの美味探究の一冊。
栄養成分を知り、上手に食べれば医者いらず。野菜・果物・穀物の成分とおいしい食べ方。
子どもの知能を高め情操を育てる絵本。
何気なく食べていたものが、こんな不思議な力を持っているなんて。金銭運のよくなるチョコレート、愛が生まれるバニラアイス、あなたを守るガーリックパン、ちょっぴり霊感の生まれるもやし…etc。ある方法に従って食べることで、あらゆる食べ物から、生命力を高め、運命を好転させる不思議な力を引き出せるのです。
草もち。梅干し。水ようかん。味噌。佃煮。ソーセージ。食いしん坊はよっといで。食卓を豊かにする手づくりのすすめ。イラスト満載。
日本人の多彩な〈食〉に欠かせないのが季節感と禁忌。忘れられがちな正しい食べ方を、伝統の知恵と最新の情報で明かす実用事典。よい材料の見分け方、正しい旬、素材を生かした調理法、栄養の考え方、保存法などを書き下ろす。あらゆる食材を選択し、味わい分けながら調理法を工夫してきた日本人の歴史に学ぶ〈食〉を楽しむための一冊。
コマーシャルで“酵素”と聞くたびに、“酵素って何だろう”と思われる人も少なくないと思います。本書は、お酒や洗剤を例に、日常の暮らしと“酵素”とのかかわりを通して、そのような疑問にわかりやすく答えています。また、自然科学に慣れ親しんでいる方々にも、バイオテクノロジーのスターとして活躍する“酵素”の別の一面を興味深く紹介しています。
ずっと信じて疑いもしなかった、もっともらしい世の常識・通説の誤りを、こっぱみじんに打ち砕く博学本。読むは一時の楽しみ、読まぬは一生の損。
こどもたちが大好きなメニューを集めた絵本です。「なにが食べたい」「なにが入っているのかな」など、親子で楽しく語らいながら、料理の名前や材料の興味をもてる構成です。各ページの周囲のイラストは、材料の認識に役立つよう、そのページの料理によく使われるものには、色をつけました。また、巻末では、こどもでも理解しやすい栄養の話を取り上げています。