この本は、土と水、大気と太陽の恵みによってはぐくまれた食べられる植物としての野菜をえがき、植物が全生物の命を支える大きな拠点となっている実状を知ってもらうことをねらいとしています。食物としての植物、植物としての食物の特長と多彩さを、オリンピック競技や美のコンテストの場を借りて、四季の変化と年間の旬の野菜のようすとともに、子どもたちの興味の中で展開した絵本です。
新鮮な味や香り、さわやかな色つや、水々しい歯ざわり-くだものをたべる時、いつしか夢やロマンに包まれます。この幸せに満ちたくだものを、絵とお話でお楽しみください。
家庭や子どもの手でできる、楽しいお菓子づくりの数々をやさしく紹介しながら、お菓子には正しい栄養とこまやかな愛情がいることを、美しい写真とメルヘン画で語ります。
食の嗜好を味覚の意味、色彩、香り、性格形成、気候風土、栄養などの点から多角的にとらえ、健康で豊かな食生活のあり方を具体的に紹介する。
子どもは本来、食べること、料理をつくることは大好きです。料理をつくりながら、素材についての知識を深め、その起源を知ったり、調理手法と調理科学の関係がわかったら、きっと目の輝きがちがってくることでしょう。私たちは、人類が何千年もかけて、自然や社会の中で育ててきた食生活の知恵や食文化を、料理づくりを通して子どもたちに獲得させ、また現実にかかえている日本の食糧問題へも目をむけさせたいと考えました。
子どもが大好きなこと-遊ぶこと、食べること、そしてお母さんからお話を聞かせてもらうこと。ところで、民話の中には、食べものがなんと多く登場することでしょう。民話の中に溢れている、食べものへの祈りや愛情には、心からの感動をさそわれます。
一つぶは千つぶになあれ、二つぶは万つぶになあれ…祈りをこめて種をまき、育て、つくりあげた食べもの。先祖から語りつがれてきた民話には、食べものへの愛情が溢れています。日常なにげなく口にする食べもののかずかず-とうふや大根や桃や魚たちが、民話の中では生き生きと話したり、笑ったり。この本には、たのしい食べものの民話がいっぱい入っています。
清涼飲料一缶・スナック菓子一袋を食べると、一日分の砂糖・脂質・塩分のほとんどを摂取してしまいます。またいっしょに食べることは成人病への道を急ぐようなものです。飲みすぎ、食べすぎのしくみと成長期の子どもへの弊害を親子で考える最良の書。
子どもは興味のあるものに出会うと,目を輝かせ,心を躍らせます。そして,そこから知恵が芽ばえてきます。この本はお子さまの好きな食べ物を集めました。一つ一つ指さして名前をたずねたり、「おにぎりはどうれ」などと質問したりして、楽しく遊びながら言葉を伸ばしていきましょう。
食生活を変えることによって“心”を変えることができる。人生を変えることができる。長年“自然食”自然療法を説きつづけ、実践してきた著者の成果を、本書が物語っている。