できたてオムライスにケチャップをかける鮮やかな一瞬、あつあつの鯛焼きの香ばしい香り…ひと口食べた瞬間、心の片隅に眠っていた懐かしい思い出が甦るーだれもが覚えのある体験を、ユーモアに満ちた視点と、心あたたまる絵でお届けする、23品のおいしいエッセイ集。
“将来の消費者”に贈る食育クイズ。食べもののことを楽しく学ぶ。
大自然に育まれた伝統知を描く。シベリアをフィールドとする研究者が見たシベリア先住民の文化とそれをとりまく環境を、食べものという身近な題材を通して紹介する。
発酵食品とは、目に見えない小さな生きもの「微生物」のはたらきによってできる食べもののことです。食べものが発酵すると「長もちする」「栄養価が上がる」「おいしくなる」など、よいことがたくさんあります。この本では、発酵食品のなりたちを、たくさんのイラストと写真でわかりやすくつたえるとともに、家や学校などでも楽しめる発酵食品のつくりかたも紹介しています。
有機農業とは生き方であり哲学である。自然を受容し味方につける。地域の仲間と魅力あるイナカをつくる。やりたいことが分からなかった青年は、いま思う。「現代ほど有機的な暮らしが実現できる時代はない」
子どもが大好きなこと-遊ぶこと、食べること、そしてお母さんからお話を聞かせてもらうこと。ところで、民話の中には、食べものがなんと多く登場することでしょう。民話の中に溢れている、食べものへの祈りや愛情には、心からの感動をさそわれます。
一つぶは千つぶになあれ、二つぶは万つぶになあれ…祈りをこめて種をまき、育て、つくりあげた食べもの。先祖から語りつがれてきた民話には、食べものへの愛情が溢れています。日常なにげなく口にする食べもののかずかず-とうふや大根や桃や魚たちが、民話の中では生き生きと話したり、笑ったり。この本には、たのしい食べものの民話がいっぱい入っています。
本書は漢方の理論に基づいて書かれた食べもの飲みものの大百科といえる本で、健康にすばらしい効き目のある、スープやお粥、いろいろな材料で作る健康茶、薬用酒等があり、どの食べものを使ってどんなときにどう調理したらいいのかを書いたものです。健康食を作るのは、どの材料がどんな効き目をもつのかということが分かれば、あとは工夫次第で、いろいろなものを作れます。そのことを充分認識していただき、あなただけの健康食を作って下さることを希望します。
食べものには明確な一つの道がある。どのような食べものが、どんな道を辿り、どう伝わったのか。コンブの道、黒潮の道、大陸の道など、さまざまな食物伝播のルートを綿密に調査、取材し、日本各地の食文化の伝承に光をあてる。わが国の伝統的な食生活が失われゆく昨今、日本の食文化の見直しを一考させる好著。
人が一緒に食事をとる「共食」は、人々の交流をはかり、家庭や社会のさまざまな文化を生み、育ててきました。食の文明化の激しい流れの中で、心の栄養についてもう一度考えてもらいたいー本書にはそんな願いがこめられています。映画をはじめさまざまな食事場面を素材にした食卓の文化誌でもあります。
本書は、アレルギーのさまざまな症状と、その原因、アレルギーが起こる人体のしくみなどをわかりやすく説明し、治すための方法と予防法を教えてくれる、アレルギーと上手につきあうための本です。
日本の暮らしと文化を愛する多彩な食感覚が32人前。ニッポンの食材・料理にカルチャーショックあり、お国自慢料理あれこれ、食文化比較論と、もりだくさん。