「讃岐うどんが一斉値上げ」と「ガソリンの価格高騰」。無関係に見えるこの2つの現象はリンクしている。そのキーワードは「バイオエタノール」。石油の枯渇、地球温暖化などの環境・エネルギー問題が世界的に不安視されるなかで、その救世主とも見なされているこの「環境にやさしい」燃料。しかし現実には、バイオエタノールを生産し消費することは、「パンを暖炉にくべる行為」に他ならない。このバイオエタノールという怪物の実態を、石油、温暖化、食糧問題、各国の政治的思惑から読み解き、人類がいかにして地球環境との折り合いをつけ、生き残っていくかを考察する。
「グルメ」でも「食通」でもない、「喰いしん坊」の食生活を綴ったエッセイ集。
この絵事典は、食べ物の栄養、消化吸収、どんな食べ方をしたらよいかなどの疑問や、食に関する学習で興味・関心が深まり、もっともっと知りたいと思ったとき、すぐ役立つように、具体的な絵にしてわかりやすくするなどの工夫をしています。
『まんじゅうこわい』『ちりとてちん』など、食べ物が出てくる古典落語が6本。ちびまる子ちゃんが大かつやくのショートストーリーと4コマ小ばなしも大爆笑。
炭水化物も、油も、肉もOK。美しく健やかな“無添加ボディ”を手に入れる、新生活提案。
産地とれたて情報いっぱい。季節を味わうための食べ物ウンチク集。
本書は世界の自然療法という、世界中から集めた自然が秘めている健康のパワーをまとめたものです。原著をベースに、大自然の恵みを受けた薬用植物や食べ物を生命と健康を育む人間の原点としてとらえたものです。食べ物を「薬」として食べ、健康なからだをつくり、病気を予防し、健康を回復するための参考資料であり、実用的なアドバイスがぎっしりとつまっています。
なぜ日本人はトコトン飲むのか。野菜をぐんぐん大きくする不思議な物質。魚を食べるとアタマがよくなる。etc.…生物学、栄養学、民族学などの最先端の研究をもとに、食べものにまつわる不思議を軽妙なタッチで描く、50のショート・ストーリー。
何万年もの間、いつ来るかも知れぬ飢饉の恐怖に脅えながら生きてきた人類は、今あり余る食糧を手にいれて、自滅の道を歩みはじめたかに見える。心臓病、糖尿病、ボケ、肥満、ガンetc。食べた物がすべて血となり肉となったのは昔のこと。「豊かな」食生活は、人間を健康にも病気にもする両刃の剣なのだ。「病気で長生き」でなく「健康で長生き」を実現するための現代食養生25章。
思いきって多方面に視点を向け、それぞれの専門家の意見や資料を基にまとめられた内容は、個別には不充分なところもありますが、従来の本とは異なる問題提起をするものになっています。一見環境ホルモンとは縁のないような話も登場しますが、根っこではつながっています。母乳の汚染問題について不安を持つお母さんたちは多いと思われます。本書に書かれていることを実行してもすべての不安が消えるわけではありませんが、汚染物質が体内にとり込まれるのを減らし、汚染物質に負けないしっかりとした体を作るうえで参考になります。同時に、本書が今の生活を根本から見直して、有害物質を出さない生活のあり方を考える一助となります。
人は、なぜ病気になるのか、いつ病気になりやすいのか、その答えが「0学占術」にある。今こそ健康と幸福への道を明らかにする。