本書は、これまで取り上げられなかった内容も含めて、4つの主題を取り上げ、24時間胃内pHモニタリングにおける測定法上の統一基準、測定値の評価法、パラメーターの選定などによる標準検査法の新たな展開、その完成について解説を加えたものである。
防食技術はあらゆる産業に関係する共通の基礎的工学技術として重要な位置を占める。とくに化学、食品などの装置産業においては、生産の拡大と操業の安定化に、また設備の寿命延長とその予測に多大な貢献を果たしてきた。さらに、アジア地域を中心に多くの国々が新たな高度成長期へ突入し、地球規模での資源・環境問題への的確な対処が急がれているこの時期、防食技術の果たす役割とその重要性はますます高まっている。本書は、基礎的腐食科学に根ざした真に役立つ防食技術を実現するために、実務を通して経験し体得した実践的防食技術をとりまとめ、業務手順に即して整理し、解説している。
本書は、腎臓病の各疾患別に病態、臨床症状・所見と経過、出現する栄養障害、栄養指導、食事基準と代表的な献立例を述べて、患者指導に当たってそれぞれ直ちに役立つような実践的な内容の手引き書である。
本書は高齢者看護に不慣れな看護師、あるいはこれから高齢者看護に従事しようとする看護師を対象として、東京都老人医療センターで日常行われている高齢者看護の実際を経験豊かな看護師により、わかりやすく解説してもらったものです。高齢者看護の数々のエッセンスが盛り込まれており、高齢者看護を志す人々にとって、必ずお役に立つものです。
プロバイオティクス(保健効果)による特定保健用食品や薬品、バイオプリザベーション(食品保蔵)、生分解性プラスチックなど、伝統的な食品技術を基盤として多方面に発展しつつある乳酸発酵の研究開発最新事情を紹介。
これが世界の理想的な狭小住宅だ。今ある空間を最大限に生かすテクニック。小さなキッチン、小さなベッドルーム…間仕切り、色彩・素材・照明の実例集。
食べることは、そもそも身体を道具・手段として使う重要な身体技法の一つであって、社会化されるある特定の型・習慣がハビトゥスとして身体に埋めこまれる「トポス」となると同時に、そうした身体経験を通して自己が成型されるテクノロジー(技法)の一つとしても機能する。本書は、食べられるもの(=食物)以上に、食べる者の身体性、食べる・食べない・食べられないという身体経験、食べ物と食べる者との関係、すなわち、「食べること」にまつわる諸々の「技法」(メチエ)に注目する新たな食文化論の試みである。
『小児糖尿病ー治療と生活』の改訂版。新しいインスリン製剤の利用や、自己血糖測定器の改良を踏まえて、基本的なことを押さえ、器具の改良によりやさしくなった注射手技に関する点を簡略化。新しいインスリン製剤に関しては、ポイントのみを整理して記載している。
寄生するハチは本当に略奪者なのか?博物学の不朽の名著完訳版。