アンパンマンたちの声や音でおしょくじがたのしくなる!
・食事から摂取したエネルギーのうち消費されなかった余剰分は、本来、中性脂肪として皮下や腹部の脂肪組織に蓄積される。しかし近年、心臓周囲や血管周囲、肝臓、筋肉などにも脂肪が蓄積することがわかってきた。
・脂肪貯蔵臓器ではないこれらの臓器・組織に蓄積した脂肪は異所性脂肪とよばれる。異所性脂肪は動脈硬化や心不全、心房細動など、心血管疾患の発症や重症化、治療反応性と関連することから注目されている。
・本特集では、異所性脂肪と心血管疾患の関連を、第一線で研究している研究者に解説いただく。異所性脂肪が心血管疾患に与える影響の理解に役立ち、新たな心血管疾患の治療方法の開発に結びつくことを期待する。
■異所性脂肪と心血管病
・はじめに
・血管周囲脂肪組織による血管リモデリングへの影響ーー冠動脈バイパス術における血管周囲脂肪組織の性質
〔key word〕血管周囲脂肪組織(PVAT)、動脈硬化、冠動脈バイパス術(CABG)、大伏在静脈グラフト、No-touch法
・心臓周囲脂肪と冠微小循環
〔key word〕心臓周囲脂肪、冠微小循環、画像診断
・循環器疾患の治療標的としての心臓周囲脂肪
〔key word〕心不全、冠動脈疾患、薬物治療
・心外膜脂肪組織と不整脈
〔key word〕心房細動、心房線維化、心外膜脂肪組織
・非アルコール性脂肪性肝疾患と心血管疾患
〔key word〕脂肪肝、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)、心血管イベント、メタボリック症候群
・筋肉内脂肪と心不全
〔key word〕心不全、筋肉内脂肪、臓器連関
・腎周囲脂肪の臨床的意義ーーメタボリックシンドロームや慢性腎臓病との関連性
〔key word〕腎周囲脂肪、メタボリックシンドローム、肥満関連腎症(ORG)、2型糖尿病
●TOPICS 癌・腫瘍学
・悪性神経膠腫に対する免疫チェックポイント阻害療法
●TOPICS 病理学
・WHO脳腫瘍分類 第5版の概要
●連載 医療システムの質・効率・公正ーー医療経済学の新たな展開(13)
・ナッジのその先へーー金銭的報酬との組み合わせ、モバイルヘルス、習慣形成
〔key word〕行動経済学、ナッジ、行動変容、身体的活動、健康
●連載 遺伝カウンセリングーーその価値と今後(3)
・ゲノム情報の特性を考慮した遺伝カウンセリング
〔key word〕ゲノミクス、次世代シークエンス、あいまい性、多様性、臨床的有用性
●FORUM 世界の食生活(3)
・ブランド化した真っ赤なキムチ
●FORUM 数理で理解する発がん(4)
・条件付確率とベイズの定理
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
CKD(慢性腎臓病)に対する食事療法の実践力と指導力が身につく一冊!
●最新食事療法についての素朴な疑問に簡潔に答え、それを裏づけるエビデンスを示した好評シリーズ!
●CKD患者への食事指導場面を想定し、食事療法に関する疑問についてQ&A形式で簡潔に紹介。
●臨床の場で求められる食事療法の知識・技能について、エビデンスをもとに詳しく解説する実践書。
●CKDの栄養管理・指導の実践に必携の一冊!!
【目次】
栄養状態の評価
指導体制・指導方法
栄養素の指導
嗜好への対応
薬物療法と食事
診断・検査・薬・手術・他臓器への影響・がんとの関連・食事・仕事・学校・子どものケア・妊娠・出産…病気のこと、きちんと知ればもっと自由になれる。おさえておきたい情報が満載。
生活習慣と体の変化が一目でわかる!簡単記入だから続けやすい!「手書き」は脳の活性化に効果的!最新の健康知識も満載!認知症予防!生活の見直しに!
帝国陸軍の将兵は何を飲食していたのか!?はじめて明かされる兵食の実態!未発表&貴重フォト200枚、詳細データで解明する異色のレポート。
ガン予防の最前線。ガン発生のメカニズム、深い呼吸と睡眠が「ミトコンドリア」を正常化させる、卵を一日二個は食べたほうが良い、肉や魚介類はベストな“ガン予防食”、ガン細胞は糖質が大好物、入浴前後の「体重変化」に注意!「体臭がキツくなった」は“ガン発生警報”!?有効な「ぶらぶら歩き」と「スクワット」、「三大療法」ではガンは治らない理由…etc.効果絶大!「食事」と「生活」の小さな心がけ。
「肉や卵もダメ」では長続きしない!“おいしく油・脂を減らすコツ”が満載。くり返しつくりたいレシピ94と裏ワザ40を完全紹介!
健康食品やあらゆる健康法が花盛りだ。だが、薬でさえ寿命への効果が証明されたものは稀だ。寿命を左右する本当の要因は何か。それを解明するには数十年もの研究が必要なわけだが、米国で行われた八十年に及ぶ研究結果が近年明らかとなった。生活習慣を含め、あらゆる要因が調べられた結果、もっとも関係していたのは、若い頃の健康でも食べ物でも運動でもなかった。重要なのは性格であり、生き方であり、愛する人との絆だった。長生きする性格、生き方とはどんなものか。早死にのリスクを減らし、幸福な人生を送るには?驚きの真実と珠玉の知恵に満ちた一冊。
ロングセラーとなった『すべての疲労は脳が原因』では、疲労のメカニズムを最新の研究成果をもとに解説し、私たちがよく言う「疲労」とは、体ではなく「脳が疲れている」状態であることを示した。第二弾となる本書では、「食事」「睡眠」「環境」において、疲労を予防する、また解消するために、私たちが今すぐに実践できる方法を具体的に紹介する。
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